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女海賊の逃避行

[1]無題 12/29 09:22 iPhone
お相手様のみ
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[53]ニコル 01/13 20:10 iPhone
一週間経ったのであげておきます
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[52]ニコル 01/7 22:29 iPhone
あぁ、作ってくれたんだね…悪いな
(朝食が出来ていると言われてテーブルを見ては相手が作ってくれたと分かり、食器を洗う相手の背中を見てはそう言いながら体を起こして椅子に座り、相手が作った朝食を食べ始めて)


(歳とってなければなってしまうものですねー

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[51]春妃 01/7 22:18 iPod

ロビン「よく眠っていたわね。朝食はそこにできてるわ。
    ……?」

妙な起き上がり方をしたニコルに首をかしげつつ、まな板や包丁の片付けをし始めるロビン。
ニコルが起きる前に自分で貼り替えたのか包帯は新しくなっており、傷が浅かったのか、癒えるのが早いことが見てとれる。


(ありがとうございます(*´ω`*)
 ……男性のあれって、寝起きだと自然に起ってるものなのですか?
 聞いたことはあるけれど、いまいちぴんとこなくて。)
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[50]ニコル 01/7 10:04 iPhone
んん……?
あぁ…おはよう
(耳元にかかる甘くくすぐったいような吐息、そして頬に触れる相手の手で目を覚ませば寝ぼけ眼で相手の顔を見て挨拶をし、同時に朝の生理現象である硬くなってしまったものをばれないようにと多少変な体勢になって体を起こし)


(大丈夫ですよ
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[49]春妃 01/7 02:18 iPod


ロビン「……さん。紳士さん、起きて。朝よ」

朝食を作り終えたあと、なかなか起きないニコルのそばにかがみこみ、驚かさないように気をつけながら優しく囁くロビン。
甘い吐息がふわりとニコルの耳をくすぐる。

ロビン「……紳士さん」

なかなか起きないニコルの頬を、そっとしなやかな掌が触れる。


(ごめんなさい!
 タブレット故障により返信が遅くなりました……お断りを入れないままお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
 まだ継続可能でしょうか……?)


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[48]ニコル 01/6 18:26 iPhone
上げときます
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[47]ニコル 12/31 23:49 iPhone
(基本朝には弱いのか朝日が窓から中に差し込んでもなかなか起きることはなく眠ったままで)
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[46]ロビン 12/31 23:44 iPod
ロビン「…………」

ニコルの吐息に振り返り、表情のない目でじっと見つめるロビン。

ロビン(……彼は、私が……『悪魔の子』がここにいると知っている)
ロビン(……殺るべき……だろうか)

ロビン「………」
ロビン「……ふふっ、馬鹿なことを」

目を閉じ、再び体を休める。
ニコルの寝息を聞きながら。
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[45]ニコル 12/31 23:33 iPhone
ん…
(相手が悪夢にうなされ目を覚まし、仲間の事を考えているとは知らず穏やかな寝顔で時折寝返りをうったりしており)
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[44]ロビン 12/31 23:27 iPod
ロビン「ん……」

悪夢にややうなされてふと目覚めた深夜。
静かに身を起こしてみれば、床ではニコルが毛布にくるまって眠っている。

ロビン「…………」

ロビン(……申し訳ない、とは思うけれど……怪我が治るまでは、借りる他ないものね)
ロビン(…………)
ロビン(……まさか、同じベッドで眠るわけにもいかないし)

自分に掛けていた2枚のうち1枚の布団をそっとニコルにかけ、自分の命を救ってくれた青年の横顔をしばらく見つめてから、ふと窓の外の星空を見る。

ロビン(…………)
ロビン(……私は、一味に……もう一度会えるのかしら)
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[43]ニコル 12/31 23:20 iPhone
(見知らぬ男と同じ屋根の下で穏やかに眠る相手の寝顔を見てはそっと頭を撫でてみて。今までどれほどの男を誑かして来たのか計り知れな程の魅惑の身体に思わず手を出したくなるのを我慢して自分は床に毛布を引いて眠り)
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[42]ロビン 12/31 23:16 iPod
ロビン「……?」

可笑しそうに微笑むロビン。
ともにテーブルにつき、ゆっくりと食事を始める。

ロビン(……不思議ね)
ロビン(……半年前までは仲間と共にいた。3ヶ月前はまた孤独に陥っていた。数日前は死にかけていた……なのに、今は)
ロビン(……ほとんど素性を知らない男の人と、ふたりで食事を囲んでいる)


──夜。
ニコルに借りたベッドで、穏やかな寝息を立てるロビン。
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[41]ニコル 12/31 23:10 iPhone
な、何でもない…さぁ、早く食べよう
(色々と無自覚な相手を襲いたくもなるが我慢し、笑って誤魔化しでは椅子に腰掛けて)
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[40]ロビン 12/31 23:00 iPod
ロビン「……さあ、できたわ」

空腹感を強める美味しそうな匂いを漂わせながらテーブルに並べられたのは、ほどよく煮込まれた熱々のシチューであった。

ロビン「……どうしたの?」

我ながら素材の味をよく引き出せたなと思いつつ皿を並べていたところで、ふとニコルの視線に気づいたロビンは怪訝そうに首をかしげる。
が、その仕草すら、ほっそりとした首や華奢な鎖骨を余計に艶やかに見せてしまっていることに本人は気づかない。

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[39]ニコル 12/31 22:53 iPhone
(テキパキと調理を進める相手の後ろ姿を見ては相変わらず良い体だなと色目で相手を見てしまっており)


(そうですね
多少飛ばしても良いでしょ
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[38]ロビン 12/31 22:41 iPod
ロビン「あまり多くはないけれど……、全部鮮度が高いわ。きちんと行き届いているのね」

髪を結い上げ、借りたエプロンを羽織ると器用に料理を始めるロビン。
船では時折自分で作ることもあったが、食材はあちらの方が限られていたので、いとも容易く数品の食事を調理していく。


(デレるまで時間がかかっちゃいそうですね。少しずつ時間飛ばしますか?)
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[37]ニコル 12/31 22:34 iPhone
あぁ、じゃあお願いするよ
(相手が夕飯を作ると申し出てくれれば折角なのでお願いする事にして。食材は一人暮らしなため余り多くはなく)
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[36]ロビン 12/31 22:30 iPod
ロビン「……そう。優しいのね」

ふわり、と微笑むその顔には、どこか不思議な魅力が香る。

ロビン「あら、もうすぐ日暮れね……私、何日眠っていたのかしら」
ロビン「良ければ、夕食は私が作るわ。まだ外を出歩けるほどの状態じゃないけれど、家の中のことくらいできるもの」

ニコルの横を通りすぎ、「開けていい?」と尋ねてから、食品棚の中身を確かめ、何が作れるかしら、などと真剣に考え始める。
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[35]ニコル 12/31 22:20 iPhone
いつまでも居れば良いよ
その日が来るまでね
(両手を自由にさせるのは少々不安があったが、能力は封じているので大丈夫だろうと思い。手斧を道具箱に仕舞えば相手の質問にそんな風に答えれば腹が減ったなと付け足し)
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[34]ロビン 12/31 22:07 iPod
ロビン「……ええ」

解錠を頑なに拒んでいたのでまさかこんなにすぐ聞き入れてもらえるとも思わず、ニコルをまじまじと見つめるロビン。
依然能力は使えないものの、数日ぶりに両手が自由になった喜びは確かにあった。
だがそれよりも、ニコルの妙な素直さにどこか引っ掛かるものがある。

ロビン(……いえ……気のせいね)

ロビン「ありがとう」

ふう、とほっとしたように吐息をはきながら、久々に黒髪を掻き上げ、白いうなじがあらわになる。

ロビン「……ねえ、紳士さん、聞いていい?」
ロビン「私は怪我をしていて、すぐに旅に戻ることはできないけれど……いつかは、ちゃんとここを出るわ。だけど……いつまで、ここにいていいかしら」
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