[1]──裕、
椎名美月(創作)
2018/11/12/(月)04:40
もう数年前、良く夜中頃付き合ってくれてた裕。…呼び名しか出さない、あたしの名前で気付くのなんて裕しか居ないから。
確か我儘聞いてくれるって言ってたけど、留学するからって逢わなくなった…筈。
断片的にだけど、今も覚えてる。一緒に寝た事も雨に濡れながら走って部室でキスした事も。──どうしてあたしは未だに覚えてるんだろうね。
もう此処でふらふらする事すら無くなって、でも、 あの日以来久し振りに何となく来てみたら、…馬鹿みたいに裕に逢いたくなったの。
逢える可能性すらゼロに近しいのは分かってる。けど、もしも見付けたら──声だけでもいい、聞かせて。裕。
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