[1]くのいち!
ガ_ラ_シ_ャ(戦_国_無_双)
2019/10/18/(金)12:17

くーのーいーちー!
くーのー!

……ふう、これだけ叫べばわらわの声も届くであろうか。わらわの無二のダチ――くのいちに。
おお、そうじゃ!捜し人をする際はカギとやらを置くよう、孫に言われておったのう。よし、カギを散撒いておくとしよう!

一、出会いは登録茶。
一、くのいちとガ_ラ_シ_ャ。
一、幸_村とくのいち。
一、三_成とギ_ン_千_代。
一、ゆーとなー。

気儘に顔を合わせては存分に話し込み、付かず離れずの関係が何時しか途切れ、早幾年。
その間、そちを忘れた事など無かったぞ。…いや、そちの存在が当たり前過ぎる余り、姿を見なくなってから長い時が過ぎていた事に気付かなかった、と云う方が正しいのであろうな。
今も未だ、そちと笑い合ったのがつい先日のような心地がしておる。
…なればこそ、そちが見当たらぬ喪失感を受け止めきれぬ儘でいる。

くのいち、健勝にしておるか?タダナラヌ仲の者とはどうなったのじゃ?それから、それから――…はあ、聞きたい事が有り過ぎるのじゃ。困ったのう。
若し、若しも。わらわの声が聞こえたなら、…そして、そちが再びわらわと他愛無い話をしたいと思ってくれたのなら、どうか会いに来て欲しい。

巡り会う事が叶わずとも、今そちが幸福であるように。只々、そう祈っておるぞ。

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