05/23 21:30

「201 見本市」
なずな

電車でおじさんに故意に肘鉄くらいました。

「自分から割り込んできたスペースが思いのほか狭くて、自分のリュックが私のバッグにぶつかったことへの怒り」のようです。

…はい?

意味がわかりません。



満員電車に乗っていると嫌いなひとが増えます。
こうはなりたくない、という見本だらけです。

それをどうにか静めながらおうちに帰ってきて、お風呂はいってご飯食べたら、もう私つかいものにならなくなってしまいます。

今日の展示会(於:満員の車内)の記憶で頭がいっぱいいっぱい。
でも忘れたらいつかあんなおじさんおばさんに成り下がりそうだから、覚えておきたい。
忘れちゃいけない。


違和感を放棄したときにひとは歳をとるのです。
かといって、いちいち食って掛かるのも大人げない。かっこわるい。

見つめる瞳は清らかに、
けれど唇は堅く閉ざして、
静かに自分の中に積み上げる。


中身の詰まったおとなになります、よ。


2015
なずな


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