03/05 22:37
「205 苔むしる照英」
なずな
朝の独特の疲れ、眠気の狭間でぼんやりと電車に乗っていました。
身動きのとれない車内で出来ることもなく、観光地の吊り広告に目を巡らせていると、目の前でニカッと笑うのが照英さんだと気づき。
何年か前にご結婚されてお子さんも居たはず、そっか、アウトドアの広告にぴったりのパパさんタレントでもあるのかー、と思いながら台詞を読んだらちいさく吹いた。
「苔むしるロックガーデン」
御岳登山鉄道 電車内広告
見てみてね
体力派タレント照英が苔をむしっているよ
あ!けっして、照英さんが悪いうんぬん、っていうつもりはない。
チェックが足りねえんだよ、みたいな喧嘩をふっかけるつもりもないです。
苔が生い茂ることが、もはや非日常なんだーということ。
そして、照英さんのキャラクターと絶妙にマッチしてしまった動作「むしる」。
こう、抑えきれないものが。
まあでも、日本は苔を愛でる文化だって知らない人には、字面であやまった知識が伝わる危険があるよね。
「苔むしる」を額面通りに受けとると、京都の某寺のお庭を盛大に破壊するのかもしれず、
かつて、わたしはこの言葉を合唱曲「親知らず子知らず」(山本 和夫作詞・岩河 三郎作曲)の歌詞できちんと覚えたと思う。
いや、意味はもっとずっと小さい頃から知っていたけど、
苔むすって言葉の持つ奥深さはストーリーがあるからこそ沁みた。
なにもかも見てきた存在っていう敬いの気持ちが入っている言葉だと学びました。
ひとは死んじゃうけど、ものは残る。
2016 なずな
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