08/16 01:05

「214 地に足を」
なずな

こじんまりとした街に暮らしはじめてから、しばらく経った。

顔見知りのお店もぽつぽつ出来た。お店の人とはお互い名前を知らないけど、よく買うものは分かっている。
ちゃんと同じ地面を歩いている。
これがほっとする。

ずーーっとすべての買い物を知られるのは、むず痒く、居たたまれない。

でも、毎回知らない人として扱われるのは、不便だし、時間ももったいない。

我ながら難しいバランスを求めている。のは自覚あり。
それでも、今はほぼ理想どおりだから、選んできた道が合っていたと思っている。

地に足のついた暮らし方が心地好い。


2019



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