投稿日11/10 00:34
「個人の常識」
nico
私は朝、ご飯の前に歯を磨く
口の中が気持ち悪いままご飯を食べたくないからだ
家族も皆そうで(家族がそうだから私もそうすることになったのかもしれないが)、これはみんなそうなのかとずっと思っていた
いや、疑問に思ったことはなかった
それが恋人ができ、泊まった朝に私が歯を磨いていたら恋人がなんで歯を磨いているの?と問いかけてきたのだ
私はなんで磨かないの?といった心境だ
みんながそうしていると疑わなかった私にしてみたら歯を磨かない恋人が不思議
恋人からみたら私は朝ご飯の前に歯を磨いている私が不思議
恋人はご飯のあとに磨く人だったからだ
このとき初めてこれはみんな共通の常識ではないのだと知った
友達と朝歯はいつ磨く、なんて話題出たことがなかったから私の中で歯を磨くのはご飯の前が普通だと思いこんでいたんだ
私はちょっと世界が広がったような気がした
私だけの常識が実は違ったんだ
他にもこれに通ずる例がある
自身の声だ
声は自分が聞いている声と他人が聞いている声と微妙な差があるのはきっと皆知っているとおもう
録音か録画した自分の音声をきいて私の声ってこんな声じゃない!なんて少なからず思った人はいるはずだ
私もその口だった
姉に確かめて、あなたのいつもの声じゃない、と言われたときはショックだった
私の中での私の一部をぶち破られたような気分だった
私だけが自分の声を知らなかったのだから
これを考えていると、もしかしたら私の目に映っている世界は他人とは違うかもしれないと考えてしまう
例えば私は実は色弱で、でも他人のみる景色と私のみる景色を見比べることはできないから私が見ている世界も皆が見ている世界とが違うなんて夢にも思わないだろうから
自分という人間を理解するには、その常識から飛び出さなくてはいけないのかもしれない
将来、科学の発達でその常識が浮き彫りになるかもしれない
レコードができて自分の声を聞けるようになったように
にこ
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