投稿日11/12 00:37
「切り替え」
nico
仕事に行く道の最中、横で車が何台も通り過ぎていく
そのうちに学生の修学旅行か遠足か、送迎バスが何台も連なって走っていった
信号かで歩いてる私の横にゆるやかに走るバス
中にはまだ学生は乗っていない
これから迎えに行くのか、もう送った後なのだろうか
ふと目に入ってきたのは運転席の隣(通路の階段)に座っているガイドさん
そのガイドさんは首をうなだれて寝ているようだった
学生を前に笑顔でお相手している姿とは一変、制服をきたただの仕事に疲れた人になっていたんだ
そんなガイドさんのおかしな光景をみた私はなんだか面白いな、と思ってしまった
仕事の時の顔と、そうでない時の顔が人は持っているんだもんな、と再確認した瞬間でもあった
いや、人はもっと顔を持っているだろう
友達としての顔、親としての顔、上司としての顔、ガイドとしての顔、一人でいるときの顔
その時々に合わせて人は切り替えをしているはず
そう、私だって
あのガイドさんの仕事の顔しか見ないであろうあのバスに乗る学生達はガイドさんの違う顔がどんなものか、なんて考えもしないだろうな
私もあの寝姿しか見ていないけれど、あの瞬間ガイドさんの人間味を感じて面白かった
にこ
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