エターナルゾーン個人日記板


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[1] クラスの見方
By 哲学
ファイター>>2
メイジ>>3
クレリック>>4
スカウト>>5
ガーディアン>>6
ウォーリア>>7
ソーサラー>>8
ウォーロック>>9
ビショップ>>10
テンプラー>>11
ローグ>>12
レンジャー>>13
[返信] [編集]2010 06-24 15:18 [CA001]

[25] By 名無し
おもしろいのにね。雑談ばかりに目が向かうわ
[返信] [編集]2010 09-20 12:51 [W52SH]

[24] By 哲学
〈エピソード2〉
「魔道」
○関連スキル
├リザレクト
├トランス
├ファイア
└クラスト

最初>>21
前へ>>23

「奥さんは庭へ埋葬したよ。明日あらためて葬儀をしよう。」

玄関のドアを開けたアランは帽子と外套外しながら、庭の花が好きだっただろうと付け加えた。
外はもう薄暗い。

クリストフは返事をするでもなく、うなだれながらテーブルの上に視点を漂わせている。出されたスープにも手をつけていないようである。

角を挟むようにして座るガブリエルはテーブルの下で足をパタつかせ、おしいそうにパンを頬張っている。時折クリストフの様子を伺うように目線を送っていたが、幼い子供には目の前のご馳走の方が大事だったようだ。



やがてアランとシスもテーブルに着くと祈りの言葉を唱え、食事をはじめた。

食器の鳴る音だけが静かに響く食卓で、沈黙を破ったのはガブリエル。

「おじさんたべないの?
おいしいのにさめちゃうよ?」

その言葉にクリストフはようやく顔をあげ、ガブリエルに視線を落とすと口元に小さな笑みを浮かべた。

ところどころ抜けた歯を見せて小さな天使が笑顔を見せているのだ。

続き>>25
[返信] [編集]2010 06-26 11:15 [CA001]

[23] By 哲学
〈エピソード2〉
「魔道」
○関連スキル
├リザレクト
├トランス
├ファイア
└クラスト

最初>>21
前へ>>22

「アラン。あんた神官なんだろう。
マリアを…
マリアを助けてくれ!頼む!」

奥さんは、もう…

顔中から液体を流し、しわの入った顔をさらにしわくちゃにするクリストフを見ると、どうしてもアランにはそのひとことが言えなかった。

アランは妻に目配せしながら「シス、頼む。」と呟くと、ゆっくりクリストフの手をほどいた。
すがるようにアランにしがみついていたクリストフは、へなへなと腰を落としてしまった。

「ここで何があったのか、聞かせてくれないか。」

アランは片膝を落として問いかけるが、しゃくりをあげるクリストフには答えることができなかった。

そのうちに、根気強く返事を待っていたアランと泣き続けるクリストフのもとへシスが歩いてきた。
シスはアランと目をあわせると、言葉なく伏せ目で2、3度首を横に振る。

そのやりとりを見たクリストフはさらに大きな声で泣き崩れ、ついに話ができる状態ではなくなった。

8月8日、太陽は高く昇っている

続き>>24
[返信] [編集]2010 06-26 09:28 [CA001]

[22] By 哲学
〈エピソード2〉
「魔道」
○関連スキル
├リザレクト
├トランス
├ファイア
└クラスト

最初>>21

「マリア!マリアーーーっ!」

村の入口から悲鳴にも似た叫び声が響いた。

「ガブリエル!いい子だから家へ戻っていなさい!」
娘にそう告げると村に駐在する神官夫婦は、途中だった買い物を中断して入口方面へ走り出した。

神官夫婦が到着したときにはもう人だかりができており「スマン、通してくれ。」と声をかけながら人だかりを分け入らなければならなかった。
その中心にあったのは、地面に横たわった女と膝をついて泣きじゃくる男。

「クリストフ!どうした!何があった!」

夫婦の男はそう言ったが、横たわった女の様子が普通ではないことはすぐに分かった。
目を見開いたままピクリともせず、胸の辺りが大きく陥没している。

クリストフは夫婦の男を振り返ると、ローブの胸元を握り締めながら懇願した。

続き>>23
[返信] [編集]2010 06-25 08:40 [CA001]

[21] By 哲学
〈エピソード2〉
「魔道」

○関連スキル
├リザレクト
├トランス
├ファイア
└クラスト

「人はなんと脆いものか。」

闇夜にあって明かりを灯すでなく、窓に面して置かれた机の上に肘をつき、両手で顔を覆いながらすすり泣く男がいた。

どうやらそこは書斎らしく、壁という壁に天井まで伸びる本棚が並び立ち、物理学、医学、地質学、心理学、オカルト、さらには見たこともない言語で書かれたものなどの書物がびっしりと詰まっている。
男が座る机の上にもまたいくつも書物が重なっていた。

「神とはなんと無情なものか。」

重なった書物で出来上がった山々のちょうど真ん中、男の正面の位置に置かれた写真立ての中では、長い髪を結った初老の女性が高い背もたれの椅子に座って、穏やかに微笑んでいた。

「私は…





なんと無力なのかっ…」

そう言うと男は探るような手つきで写真立てをとり、胸に抱くようにして床に崩れ落ちた。


8月8日、家々窓からは灯りが消え始めている。

続き>>22
[返信] [編集]2010 06-25 07:32 [CA001]

[20] By 哲学
〈エピソード1〉
「協力」
○関連スキル
├挑発
├ショックストライク
└ヒール

最初>>14
前へ>>19

「あ…あんたらコイツを倒したのかい!」

依頼主の要求であるドレイクの鱗をギルド長に差し出したブリーデン、フォード、アルマの3人は、驚いたギルド長に輪をかけて驚いていた。
さらにはギルドを訪れていた冒険者達も、ギルド長の大声で何事かとざわついていた。

ギルド長の興奮は治まり切らない様子で、鼻息を荒くしながらまくしたてる。
「なあー、あんたらウチに専属登録する気はないか?
あんたらがいてくれると俺も鼻が高いんだけどなあー
そう!今回の報酬は5倍にしてやるよ!
なあに心配すんな、依頼主にはもっとふっかけてやるからよ。
なあ〜頼むよ〜ウチに登録してくんないかねえ〜。」


もはや報酬5倍以降の言葉は3人の耳には届いていない。
喜びと、驚きと、状況が飲み込めないハテナの入り混じった3人は、なんともだらしない表情で顔を見合わせた。



カウンターの上には黒褐色の鱗が鈍い光を発している。




>>1
[返信] [編集]2010 06-24 20:33 [CA001]

[19] By 哲学
〈エピソード1〉
「協力」
○関連スキル
├挑発
├ショックストライク
└ヒール

最初>>14
前へ>>18

「あのナイフな…」

家路を辿る最中、フォードは唐突に切り出した。

「ちょっとしたモンだったんだぜ。」

やや間をあけて

「俺の斧もだ。」

「わりに合わねえよな。」

「ああ。合わんな。」

「あの…。お役に立てなかった私の分はお二人で分けてください。」

アルマがうつむき加減で口を挟んだ。

そいつは名案だとフォードがからかうと、アルマが睨みつける。
するとフォードは肩をすくめながら両手を広げ「おーこわ。」と言いながら4、5歩先を歩き出した。

「私、あの人好きじゃないです。」

はっは、と軽く笑いながらブリーデンが続けた。

「俺もだ。だが不思議と一緒にいて悪い気はしない。」

口笛を吹きながら先を歩く軽い雰囲気の男に視線を送りながら、苦笑いを浮かべてアルマは言う。

「そうかも知れませんね。」

続き>>20
[返信] [編集]2010 06-24 20:03 [CA001]

[18] By 哲学
〈エピソード1〉
「協力」
○関連スキル
├挑発
├ショックストライク
└ヒール

最初>>14
前へ>>17

「けっ。ガラでもないことしたぜ。」

仰向けに倒れたフォードは視線だけをブリーデンに向けて言った。

「何も言ってないぞ」

フォードを見るブリーデンの目は以前とは違うものになっていた。

「笑わせんな。顔に書いてんだよ。」

フォードは顔を背けたが、今度は真っ赤になった耳が見えている。

「体中痛くて立てねえ。あの姉ちゃん何やってんだ?」

倒れたフォードの隣に腰をおろしながらブリーデンは返した

「腰が抜けて立てないそうだ。しばらくそうしてろよ。」

「ちっ。情けねえ。連れてくるんじゃなかったぜ。」

しばしの沈黙。
吹き抜ける風。
草鳴り。
打って変わった静寂。


やがて近づいてくる喧騒。
そして



神聖魔法。

続き>>19
[返信] [編集]2010 06-24 19:39 [CA001]

[17] By 哲学
〈エピソード1〉
「協力」
○関連スキル
├挑発
├ショックストライク
└ヒール

最初>>14
前へ>>16

「いかん!」
珍しくブリーデンとフォードの息が合う。2人はほぼ同時に行動を開始していた。

尻尾の先、腰を蹴りドレイクの背に乗ったフォードは、脊椎のあたりを狙い全体重をかけてナイフを叩きつけた。
ドレイクは叫び声をあげながら身をよじってフォードを振り落としたが、その後一瞬動きが止まった。

ブリーデンは大きな声をあげながら地面を打ち鳴らし、ドレイクの眼前に飛び出して行く。
我に帰ったドレイクと再び目が合う。

ブリーデンの視界、ドレイクの後方に黒い影が走った直後、ついにドレイクが膝を折って倒れ込んだ。
フォードだ!
右手に握られたのは、ブリーデンが投げたはずの斧。
倒れながらもドレイクは尻尾を振り、フォードを弾き飛ばす。


近づいた。
地面に突っ伏したことで、文字通り手の届く位置に来た。
鱗に覆われていない場所。
それはまさに急所。

ここが勝負の際。
はやる心を落ち着けながらブリーデンは弓を引くように剣を構えた。

狙うは目!

続き>>18
[返信] [編集]2010 06-24 18:48 [CA001]

[16] By 哲学
〈エピソード1〉
「協力」
○関連スキル
├挑発
├ショックストライク
└ヒール

最初>>14
前へ>>15

「火を吹くなんて聞いてないぞ!」

草原に怒号が響いた。

「うるせえっ。俺だって聞いてねえよ!」

ドレイクが繰り出す爪の一撃をかわしながらフォードが切り返す。

ブリーデンが身に付けた甲冑は所々に焦げ跡がつき、幾筋かの煙があがっている。盾は角の部分がひしゃげ、斧の刃や柄は既に傷だらけだ。
ドレイクの鱗は非常に堅く、一撃を加えるたびに刃こぼれを起こす。

この斧はもう限界か

そう判断したブリーデンはボロボロの斧をドレイクに投げつけて予備の長剣を抜いた。

フォードはというと、振り回される尻尾をかいくぐり、ドレイクの右足…踵のあたりを斬りつけてはまた距離を取るということを繰り返している。
彼の自慢のナイフも既にボロボロだが、その甲斐あってかドレイクは執拗に斬りつけられた右足を引きずる動作を始めていた。

もう何度目だろうか。
治癒の光が体を包んだとき、ブリーデンはドレイクと目が合っていないことに気がついた。
視線の先は…



そう、アルマ。

続き>>17
[返信] [編集]2010 06-24 18:14 [CA001]


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