エターナルゾーン個人日記板


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[2.返信]

[71] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーー



レイン
「ん..」
(朝..そっか

昨日戻ってきて..そのまま寝たんだっけ)



レイン
「というか...」



サン
「グースピ..カウグースピコイ..フシュッ」



レイン
「サーンっ!!」バッ!



サン
「何奴!?」


レイン
「なにその喋り方!?なんで僕のベッドにいるの!てか、よだれ!!」



サン
「オイラのベッドを用意しないレインが悪いッスー!よだれがついて当然ッスーウ!」



グルンガ
「お前ら朝からうるさいぞ..」



ーーーーーーーーーーーーー

















リッカ...

















助けてくれ..リッカ..



















リッカ!!!!!




リッカ
「..っ!!」ガバッ



ルーデル
「スー..スー..」



リッカ
(また..この夢

...ミゲル..)



ルーデル
「う、んっ..メーデル..?」



リッカ
「?」



ルーデル
「ダメじゃない..こんな危ないところにきちゃ..」



リッカ
「..メーデル?」



ルーデル
「んー..?








はわぁっ!?

ご、ごめんリッカちゃん..今の忘れて..私ったら」



リッカ
「別に..」
(へ、変な子..)



ルーデル
「ねえリッカちゃん」



リッカ
「なに」



ルーデル
「今日..エレナさんが戻るんだよね」



リッカ
「そうなるわね」



ルーデル
「わ、わたし

て、てがふるえてきちゃって..

嬉しい..」



リッカ
(ルーデルにとっては、大切な人なのね)
「そう..よかったじゃない」



ルーデル
「うんっ!!」



ーーーーーーーーーーーーー



バロンズ
「マエストロ

そんなに弟が心配か?」



マエストロ
「いえ..わたくしめはバロンズ様にお仕えする者

私情は挟みますまい」



バロンズ
「そうか..」



マエストロ
「...まったくピエトロめ...わしの責任になるのじゃぞ..少しは立場というものを..だいたいあやつは昔から..ボソボソ」



バロンズ
「ん?何か言ったか?」



マエストロ
「ん゛ん゛..こほん

いいえ、何も」



ーーーーーーーーーーーーー



エリオ
「なんて大きな足跡だ..本当にぼっちゃんは..」



ツキ
「つべこべ言ってる暇はないわ」



エリオ
「あぁ..」
(ぼっちゃん..どうしてこんなことを..)



ツキ
「!!

何かくる!」



エリオ
「人か!?」



ツキ
「いいえ、これは..」



エリオ
「モンスター..か」



ツキ
「この数はなに..?」



エリオ
「やるしかないようだな」



ツキ
「え〜!この数をやるのお?


せっかくセットしたのに髪乱れちゃうじゃない」



エリオ
「ついでにその刀、研ぐってのはどうだ?」



ツキ
「あっ、それいいかも」



ドレイク
「キシャーーッ!!」




ザンッ!!!




ツキ
「ちゃんと肉食ってる?

柔らかすぎね」



ドレイク
「!?」ブシャッ!!



エリオ
「少し早いが朝飯を作るとしよう」



タウルス
「ギ..!!」



ーーーーーーーーーーーーー



エリオ
「しかし妙だな..」



ツキ
「あ〜んむっ!

〜〜!

おいひ〜い////」



エリオ
「このあたりではタウルスが目撃されたことはない

別の場所からやってくるにしては不自然すぎる..どう思う?」



ツキ
「たまんないわねー!

こんなの食べたらお肌プリプリになっちゃうじゃない!」ガツガツ



エリオ
(こいつそのうち太りそうだな..)



ツキ
「ふんっ!」ドガッ!!



エリオ
「うおっ!?

な、なんで..」ヒリヒリ



ツキ
「女の勘よ、カ・ン


まあでもそうね..特にタウルスは縄張り意識が強いから、土地を離れることなんてまずありえないわ..どうするの?」



エリオ
「どうしたものか..」



ツキ
「エリオ

私はいつだってあなたの判断を信じてきた

思うようにすればいいのよ」



エリオ
「ツキ..

正直、主が心配だ

村のみんなも

報告もしないとな

..戻るぞ」



ツキ
「待って!」



エリオ
「なっ!?」



ツキ
「このお肉片してからよ」モグモグ



エリオ
「あ、そう...」
(こいつ..どんだけ食うんだ..流石は大飯食らいのツキ)



ーーーーーーーーーーーーー
[返信] [編集]2019 06-18 00:31 [Android]

[70] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーーー



バロンズ
「君達には迷惑をかけたな

すまなかった」



レイン
「僕たちはただ..」



ミナ
「私からもお礼を言わせて

エレナが無事でいられたのは..アナタたちのおかげよ」



ルーデル
「ミナさん」



ミナ
「でも..どうしてエレナが子供の姿に?」



バロンズ
「ルナクサ草の効果だ

私の家は古くから続く商売屋でな

これはそのうちの一つ、商品なのだ」



リッカ
「随分物騒な物作ってるのね」



レイン
「リッカ!」



バロンズ
「物の見え方というものは

人によってこうも違うものか」



リッカ
「..どういう意味よ」



バロンズ
「ルナクサ草は毒草だ

本来、人に使う物ではない

すりつぶした粉をかけることで、物体を小さくすることができるのだ

そうすることでこれまでにも未踏地域の探査や医療、様々な分野で貢献してきた」



ルーデル
「そ、そんなに便利な物なんですね」



バロンズ
「うむ

例えばこの切り離された格子にふりかけるとだな..」パッ



...............



レイン
「...何も起きないね」



バロンズ
「まあ待ちなさい

そろそろだ」



ググググ



レイン
「おおっ!」



リッカ
「て、手のひらほどの大きさに..!?

あ、ありえないわ..」



バロンズ
「それがありえるのだ

どれ、小さくなったそれを持ち上げてみなさい」



レイン
「へっ?なんで?」



バロンズ
「さあ早く」



レイン
「なんだかよく分かんないけど

こんなの簡単...」グッ



レイン
「.........」



ルーデル
「?」



レイン
「んん゛〜っ..!!」



リッカ
「あんた..何やってるの?」



バロンズ
「ほっほ!」



レイン
「ち、ちがうよこれ..!ゼェ

すごく重いんだ..!!ハァ」



バロンズ
「その通りだ

様々な分野で活躍することができたカギはそこにある

物体を小さくはさせるが..その質量は一切変わらない

なんとも不思議だとは思わんかね」



リッカ
「..なるほど

さっき話していた理由がよくわかったわ」



レイン
「げーっ!!それってすごいこと..なの?」



リッカ
「バカ」



ミナ
「で、ですがエレナは..

確実に子供の頃の重さです

どうして..」



バロンズ
「私とてこれを人間に使ったことなどない

故に人間に対する効能、副作用は把握しておらんのだ

..バカ息子は違ったようだが」



ナギサ
「それで

いつ元に戻るのよ?」



レイン
「....子供?」



ナギサ
「..は?」ピキッ



レイン
「へっ?」



ナギサ
「だぁれが子供ですって!?

このガキぃ!!」ドスッ!!



レイン
「ぶふぉっ!!」



ナギサ
「私はれっきとした大人よ!

もう16なんだから」



レイン
「げほっ..僕らとあまり変わらないならこどもじゃん..」ボソッ



ナギサ
「おらおらおらおらおらぁ!!」



レイン
「ギャー!!!」



バロンズ
「こ、これお前たち..」



リッカ
「放っときなさい

それで、いつ戻るの?」



バロンズ
「さっきも言ったが私にも分からんのだ

ただ..本来この草の効果は3日ほどで消える

恐らくは人間も例外ではなかろう」



ミナ
「それじゃあエレナは明日にも..!」



バロンズ
「確証はないがじき戻るであろう」



ルーデル
「よ、よかった..!」



ーーーーーーーーーーーーー



サン
「ハァー、オイラたちは留守番..悲しい人生ッスね..」ガクン



グルンガ
「留守はお前だけでいいな

俺は少しでる」



サン
「ゲゲェーッ!

ひどい..ゴブリンをいじめるとろくな死に方しないッス」



グルンガ
「..そうだろうな」



サン
「?」



ーーーーーーーーーーーーー
[返信] [編集]2019 06-17 22:56 [Android]

[69] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーーーー



マーサ
「マーサル!」キッ



マーサル
「か、母ちゃん!ごめっ..!」



マーサ
「...ありがとう」スッ



マーサル
「え...」



マーサ
「あんたは充分やったよ

自分を犠牲にしてまで、本当によく戦った」



マーサル
「母ちゃん..!違うんだ、俺は..!」



ジービィ
「おかえり!」



シービィ
「おかえりなさい」



マーサル
「シービィ、ジービィ..」



マーサ
「マーサル、無理しなくてもいいのさ

辛いことも悲しいこともあっただろう

..全部、吐き出しちゃいな」



マーサル
「〜〜!!」



ーーーーーーーーーーーーーー



マーサ
「そうかい...もうエマラは..」



ジービィ
「そんな...」



シービィ
「....」



マーサル
「俺はたった一人の姉を守れなかった

そして姉の恋人までも..

全部、俺の責任だ」



マーサ
「エマラは..

安らかに逝けたのかい?」



マーサル
「..ディーティーに抱かれて、逝った」



マーサ
「それは嬉しかっただろうね..

明日にでも、せめてお墓をたててあげよう

シービィ、それにジービィも

少しマーサルと二人にしてくれるかい?」



ジービィ
「はーい!」



シービィ
「うん」



ーーーーーーーーーーーーーー



マーサル
「どうしたんだよ、急に」



マーサ
「まあなに..ちょっと話をね」



マーサル
「?」



マーサ
「あんたがエマラを助けるために動いてたのは分かったよ

私は今情報屋をしてる」



マーサル
「情報屋?」



マーサ
「私もわたしなりにエマラを助けようと動いていたのさ

情報屋をしてればあんたのことも分かると思ってね」



マーサル
「俺も少しは有名になったんだぜ?」



マーサ
「そう、そこさ」



マーサル
「?」



マーサ
「私は色々な人から情報を集めた

もちろんその中にはスナンタウンに強くコネを持っている人もいたさ

でもね

あんたとエマラに関する情報は、一つとして得られなかった

あんたが有名になっていたことも私は知らなかった」



マーサル
「!」



マーサ
「なにか引っかかるねえ..」



マーサル
「まさか..情報操作か?」



マーサ
「恐らくはね」



マーサル
「そんなことできるやつ......」



マーサル
「...居るな」



マーサ
「誰がそんなことを?」



マーサル
「いや..それは」



マーサ
「マーサル、話しておくれ

私はもう守られるだけの存在じゃないんだよ。あんたと同じ気持ちさ」



マーサル
「親父さ」



マーサ
「!」



マーサル
「情報操作を行うにはおそらく多額の資金と人脈、一定の地位がいるだろ?それに個人同士ときた。

あいつならやれる。」



マーサ
「で、でも

それだけであの人を疑っちゃ..」



マーサル
「あいつは俺の親父で

母さんの夫だ

...疑う必要なんてない。確実だ」



マーサ
「あんた..まだあの人のこと」



マーサル
「そろそろ寝る

おやすみ」



マーサ
「....」



ーーーーーーーーーーーーーーー



マーサル
(部屋も..綺麗になってる

ずっと掃除もしてくれてたんだな)



マーサル
「ふう...」ドサッ
(俺は一体いままでなにをしていたんだ

やるべきこともできずにノコノコと帰ってきた

..最低だな)



ーーーーーーーーーーーーー
[返信] [編集]2019 04-04 01:01 [Android]

[68] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーーーー



マーサル
(覚悟を決めろマーサル

家に帰るだけだ、そうだ


..いくぞ!)



コンコン



マーサ
「はぁ〜い、こんな夜に一体誰かねえ」



ガチャ



マーサル
「お..おっす」



マーサ
「..........」



バタン!



マーサル
「(°д°)...」



ガチャ



マーサ
「..入りな」



マーサル
「...おう」



バタン!



マーサ
「座りな」



マーサル
「....うん」



マーサ
「今まで....」スッ



マーサル
「うわっ!?」



マーサ
「なにしてたんだい!!このドラ息子!!」ペンペン!



マーサル
「わっ!?や、やめろって母ちゃん!悪かったって!!」



マーサ
「このっ!このっ!!」ベシベシ!



マーサル
「ギャーーー!!ケツはやめろって!!」



ジービィ
「お母さん!なに!?」バタバタ



マーサ
「ごのっ..!!

連絡もよこさないで..!!」



ジービィ
「キャアアア!ちょっとなに!?////」



シービィ
「....」



マーサル
「ほんと悪かったって!

ちょ..恥ずかしいからやめてくれよ!」



マーサ
「あたしがどれだけ心配したと..!!」



マーサル
「母ちゃん..」



ジービィ
「あー!さっきの不審者!」



マーサル
「誰が不審者だっ!」



シービィ
「....」



マーサ
「うっうっ...シービィ、ジービィ

あんたたちのお兄ちゃんだよ」



ジービィ
「えっ...!」



シービィ
「うん」



ジービィ
「し、シービィ

あんた気づいてたの..?」



シービィ
「ん」コクリ



ーーーーーーーーーーーーーー



マーサル
「やっぱりそうか

お前たちがシービィ、ジービィ

俺の..妹」



マーサ
「マーサル、お腹空いてるだろ?

なにか作ったげるよ」



マーサル
「ああ」



ジービィ
「うわああああん!おにい”ち”ゃ〜ん!」ガバッ!



シービィ
「...///」ピト



マーサル
「おっきくなったなぁ、二人とも

俺のこと、覚えてるか?」



ジービィ
「ぐすっ

覚えてるよ!うっすらと..だけど」



シービィ
「ん」コクリ



ジービィ
「お兄ちゃん、足ケガしてる..大丈夫なの?」



マーサル
「なに、たいしたことねえよ

心配してくれてありがとな」



ジービィ
「ううん..///」



マーサ
「ジービィ!そこのお皿5枚並べちゃって!」



ジービィ
「はぁーい!」



マーサル
「久しぶりの母ちゃんのメシだ!」



ジービィ
「あれ?お母さん一つお皿多いよ?」



マーサ
「なに言ってんだい、エマラの分さね」



シービィ
「...」



マーサル
「...!」



マーサ
「マーサル、エマラはどこだい?

あの子とは話したいことがたっくさんあるんだよ。」



マーサル
「母ちゃん...」



ジービィ
「お姉ちゃんもいるの!?

ねー、どこどこ!?」



マーサル
「ジービィ..」



マーサル
「姉ちゃんは.....

もう、居ない」



ーーーーーーーーーーーーーー
[返信] [編集]2019 04-03 06:02 [Android]

[67] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーーーー



ツキ
「もうっ早く!もたもたしない!」



エリオ
「ツキ!なにがあった!?」



ツキ
「見れば分かるわよ!」



エリオ
(まさか..)



キィーー...



ツキ
「ナギサ」



ナギサ
「もう〜!

2人ともおっそい!」



エリオ
「予想は的中していたようだな」



ナギサ
「この牢には私の魔法が仕込まれてる

..こんな風に、めちゃくちゃに壊れる事なんて絶対ないわ」



バロンズ
「バカ息子めが..禁忌に染まりおったな」



ツキ
「エリオ

これって..」



エリオ
「これは..銅貨?

やはりキースはゴーラと接触していたようだな」



バロンズ
「ツキ、ナギサ

情報は吐かせたのか?」



ツキ
「いいえ..あまりにも話さなかったので、明日自白剤の使用を..と」



ナギサ
「あいつくちかったくてさー..」



エリオ
「....」



バロンズ
「とにかく

この事が町の皆に知れれば混乱を招きかねん

エリオ、ツキ

すぐに追え」



エリオ
「はっ!」



ツキ
「ま、そうなるわよねえ」



ナギサ
「えっ!私は!?」



バロンズ
「おぬしは護衛だ」



ナギサ
「えぇ〜..」



バロンズ
「ほっほ

嫌われたもんじゃ」



エリオ
「心配するな、ナギサ

それに主を守ることはこのラプトの地を守ることにも繋がる

立派な役目だよ」



ナギサ
「まあ..エリオが言うなら..」



バロンズ
「朗報を待っておるぞ」



ーーーーーーーーーーーーーー



マーサル
「うーーーーん..」



トコトコ



マーサル
(入るべきか...いやいや

どう考えても今更すぎるだろ

連絡もしてなかったし)



トコトコ



マーサル
「ブツブツ...」



「ねぇ」



マーサル
「ブツブツ...」



「...?」



マーサル
「ん..?」



「ちょっと!人の家の前で何してるのよ!プン!」ドンッ!



マーサル
「うわっ!」



「...」ペコ



マーサル
「あ、わ、わりい」



バタン!



マーサル
「へ?人ン家..??」ハッ



マーサル
(おいまさか..今の..!?)



ーーーーーーーーーーーーーー



レイン
「あれー?サン

どこ行ってたのさ」



サン
「いンや〜空気が美味かったッスね〜//////」



レイン
「わ!さけくさ!」



サン
「やだッスよレイン〜お酒なんて飲んでないれふふおえええ」



レイン
(め、めんどくさい..!)



ーーーーーーーーーーーーーー
[返信] [編集]2019 04-03 06:00 [Android]

[66] By TUINDAYO
キャラ紹介

ツキ
[画像](JPG)
[返信] [編集]2019 04-03 05:59 [Android]

[65] By TUINDAYO
キャラ紹介

ナギサ
[画像](JPG)
[返信] [編集]2019 04-03 05:58 [Android]

[64] By TUINDAYO
キャラ紹介

エリオット(エリオ)
[画像](JPG)
[返信] [編集]2019 04-03 05:52 [Android]

[63] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーーーー



ルーデル
「エレナさん..無事に戻れると良いのですが」



リッカ
「いい加減うるさいのよね

今後のことを考えるとさっさと戻ってほしいわ」



ルーデル
「あ、あのー..リッカさん」



リッカ
「?なによ」



ルーデル
「気になってはいたのですが..そ、その

何か目的があるんですよね..?

そのために私達に協力を..」



リッカ
「当然よ

テキパキ働いてもらうつもりだから、ヨロシク」



ルーデル
「は、はぁ..ぁの..」
(サンちゃんの王冠..直すのが先だよね
そのつもりできたんだし..)



リッカ
「なによ、なんか文句でもあるの?」



ルーデル
「はわっ

な、ないです」



リッカ
「ん、よろしい」



ーーーーーーーーーーーーーー



レイン
「はー..すっきりした

あれ、居ないのサン?

何か言いたげだったんだけどなぁー」



コンコン



レイン
「はぁーい」



ガチャ



「失礼するよ」



レイン
「わっっ誰!?」



エリオ
「君とは初めまして、だったかな

私はエリオットというものだ

以後よろしく頼むよ」



レイン
「えっと..レインです

エリオットさん」
(この人..村長さんといっしょにいた)



エリオ
「エリオで構わないよ、レインくん

いきなりの訪問ですまない」



レイン
「どうしたんですか?」



エリオ
「うちの者が迷惑をかけたこと、申し訳ないと思っている

すまなかった」



レイン
「うちの者って..?」



エリオ
「キース様のことだよ

君達が止めてくれたと聞いている

感謝する」



レイン
「..はい」
(僕はあの時何も..)



エリオ
「主は何か礼をしたいと言っている

どうだい、困っていることなどなんでもいいそうだ」



レイン
「えー..うーん」
(特に今欲しい物もないし..あ、エレナが欲し..いやいやいやいや)



エリオ
「じっくり考えるといい

大抵のことは叶うはずだ」



レイン
「ウーーーン、今回は別になにも...「わーーー!!待ってス待ってス!!」



ガチャ!!



サン
「プラチナ鉱石おくれーー!!!」



エリオ
「おっと、君は確か」



レイン
(なんて地獄耳..)



エリオ
「ふむ、プラチナ鉱石か..

確かに貴重な物だが、主ならば用意できるだろう

私から掛け合ってみよう」



サン
「いいぃ〜やったぁ〜!」ピョーンピョーン



レイン
「よ、よかったね!サン!」ニコッ



サン
「レ〜イ〜ン〜

わすれてたっスねェ..?」



レイン
「ギクッ

いや、そ、そんなことないよ?」



サン
「父さんにチクるッス..」



レイン
「わっー!それだけは!

ごめん!わすれてたっ!」



サン
「フフフ..オイラは優しいから許してあげるッス

と・く・べ・つ・に」



レイン
「ははーっ!汗」



エリオ
「ふふ」



レイン
「えっ?」



エリオ
「ゴブリンと人間..ここまで仲が良いのを見るのは二度目だな」



サン
「オイラ以外にも..!?」



エリオ
「ああ、あれはたしか..」



トントン



エリオ
「!ツキか..」ガラガラ



ツキ
「エリオ、今すぐ戻るわよ」



レイン&サン
「うわーーーーーーーーーー!!!!!」



ツキ
「っ..いったいなに?」



レイン
「こ、ここここここ三階」だきっ



サン
「ひィーー!!」だきっ



エリオ
「あー..おいツキ、だからいつも扉からこいと..」



ツキ
「四の五の言ってる場合じゃないわ!とにかく来ーい!」グググ



エリオ
「うわ!ツキ!引っ張るな!危ないだろ!」



ツキ
「問答無用!」グググ



エリオ
「あ、じゃ、じゃあ二人とも!しっかり伝えとくから..!」



バッ!



レイン
「な、なんだったんだろう」



サン
「ゴーストに取り付かれたに違いないッス..!」










グルンガ
「今のはなんだ..?宿からか

飛んでいたような..気のせいか」



ーーーーーーーーーーーーーー
[画像](JPG)
[返信] [編集]2019 02-24 03:04 [Android]

[62] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーーーー



「さあ皆の衆、後のことは我々に任せるといい」



「で、ですが村長..」



「なあに、厳しく躾るつもりだ

おぬしらは安心しておれ」



「は、はい」



グルンガ
「ふんっ

ひとまずは解決と言ったところか」



ルーデル
「そ、そうですね...あ」



サン
「ギャーッ!!やめて許して離してッスー!!」



「魔物だっ!どこから入った!?」

「やっちまえ!」



サン
「ヒーーー!!」



リッカ
「ちょっとあんたた..」



キア
「お父さんやめて!」



「キア!あぶねえから下がってろ!」



キア
「ちがう!ちがうの!

この子、私達を助けてくれたの

私達が無事なのはこの子のおかげなの」



「なに!?そ、そうなのか..?」



サン
「だぁーからさっきから言ってるッス!!」プンプン



「すまなかった..娘を助けてくれてありがとう」



サン
「フフフ..オイラにかかればちょちょいのちょーいッス!」



キア
「ありがとね」チュッ



サン
「あ、あひゃぃ〜///」



リッカ
「完全に調子に乗ってるわね」



グルンガ
「くだらん」



ーーーーーー宿屋ーーーーーーー



レイン
「はぁーっ〜..疲れたぁ〜」



サン
「ホヨ?そういえばエレナはどこッスか?」



レイン
「村長さんの家に泊まるらしいよ

ミナさんも話があるみたいだしさ」



サン
「ホェー..大変なんスねぇ

と、ところであのー..レイン、そ、そのー..」



レイン
「?」



サン
「オイラの..」



レイン
「あーっ!」



サン
「そうそう!それッス!」



レイン
「便所いかなきゃ!うー漏れる漏れる!」バッ



サン
「ー3ー.....


ぷんっ!もういいッス!」ガチャ



サン
「んっ、あれは..」



ーーーーーーーーーーーーーー



サン
「こんなとこでどうしたッスか?」



グルンガ
「なんだ、ゴブリンか...」



サン
「う、うぃ..」
(なんだかグルンガは苦手ッス..)



グルンガ
「別に何もない

風に当たっていただけだ」



サン
「アハハハーそ、そっスカー」アセアセ



グルンガ
「...お前は」



サン
「え?」










マーサル
「悪いな、邪魔しちまったか?」



サン
「あーッ!レインのお兄さんッス!」ビシィィッ!



マーサル
「はは、ちがうちがう」



グルンガ
「お前には帰る場所があると聞いた

なぜ帰らない?」



マーサル
「いやなに..ホラ、夜風にな

それに

いつも夜になると思い出す」



サン
「お姉さんのことスか?」



マーサル
「ああ、そうだ

俺は後悔しているのかもしれないな」



グルンガ
「・・・・」



マーサル
「見たところお前らはレインの仲間なんだろ?

一人は使い魔..もう一人、いや一匹はゴブリンときた」



グルンガ
「ふん、別に仲間ではない」
(こいつ..俺の正体を)



マーサル
「まあなに言うわけでもないんだが..」



サン
「?」



マーサル
「お前らは人間じゃねえ

それに魔物でもない

魔物ってのは人に害をもたらすやつらだ」



グルンガ
「何が言いたい」



マーサル
「..これからも人間と仲良くしてやってくれ

そんだけだ、じゃあな」



グルンガ
「ふん..言うだけ言って消えやがった」



サン
「ほんとッスねぇー

当たり前のことッス!」



グルンガ
「一緒にするな」



ーーーーーーーーーーーーーー
[画像](JPG)
[返信] [編集]2019 02-24 02:18 [Android]


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