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[105]By [ネタバレ屋]


前半

カラーは空中ブランコの一味

Bブロックのバトルロイヤルスタート
汚いと罵る観客だが、卑怯だがダガマのやり方は反則ではない
エリザベーロ2世は生まれながらの破壊兵器!彼の放つキング・パンチは要塞に風穴を開けるほど強い
マジで風穴、建物ひとつ分ぐらいの穴が開いてる
まともに当てれば四皇すら打ち沈めると言われている
だが一時間の集中とウォーミングアップを必要とする、一戦につき一発しか使えない伝家の宝刀
そしてそのパンチを打つ準備はすでに整っている、いつでも撃てる
タイミングを見計らうダガマ・・・

ドレスローザの軍隊長である貴様が他国の軍師に手を貸していいのかとレパントに問うベラミー
金が敵の世の中においてでかい夢より足元の金を拾うと答えるレパント
ベラミーさん「ハハッ 耳が痛ェ」
レパントの攻撃をベラミー避けると雑魚三人に当たり、雑魚達は場外に放り出される
場外の水の中にはリトル闘魚がうろついていて地獄
レパントにスプリング死拳(デスノック)で反撃するベラミー ゴムゴムのピストルみたいな技

アブドーラは雄たけびで敵の注意をひきつけ、ジェットが背中から切りつけるというせこい戦法
卑怯といわれてんーいい響きだにーひっひっひと答える二人w

魚人の分際でなに人間の大会に出てんだとハックを笑うデブの大男
ハックさん「己の言葉を持たぬ人形よ・・・せめて拳で語り合おう」
デブの棍棒を避けもせず頭で受け止め、四千枚瓦正拳で沈めるハック
我が友ジンベエが我らの希望であるように 拳を交わす友好の道もある筈!!私は闘い続ける!

ひさしぶりにTボーンさんのような漢を見た
後半

ブルーギリーはどうみてもブルースリー師匠w
足長族の格闘家で、足をムチのように使い次々に敵を倒す 使う拳法はジャオクンドー
足がいっぱい生えてるように見えてキモイです・・・

その頃、誰も名前を聞いたことの無い男が次々に敵を倒している・・・
長年剣闘士やってる人も知らない、謎の新人リッキーは「元」剣闘士
剣闘士らしく剣と盾で闘うことなく、剣一本でまるでワノ国の侍のように闘う

観客席でそのドクロマントの剣闘士を語るおもちゃと老人
老人はわしは昔見た気がするんだ・・・あんな闘い方をする・・・名前をなんと言ったかな・・・

バルトさんはリングの端っこで寝そべってヘハハと笑いながら傍観  なーんにもしてない

キャベンによると人を食った行動ばかり取るから人食いバルトロメオと呼ばれる 生意気な後輩の一人
最悪の世代の手配書をまとめた本をぺらぺらとめくる
ルフィはもういいんじゃねえか?許してやればと言うが いや殺すよとキャベン
これだけの賞品のある大会だから一人ぐらい来ると読んでいた
バージェスのように変装することもできる、いるとすれば勝ち残るのを待つか・・・
と言うキャベンに冷や汗かきまくりのルフィw

ドン・チンジャオが二人の下に現れる
ドン 「ひややーところでガープさんは元気かな・・・?麦わらのルフィくん」
じっちゃんと知り合いなのかと返すルフィに驚くキャベン
しまったという顔のルフィだが時すでに遅しw

過去にガープに殺されかけたチンジャオは、孫子の代まで憎むと決めていたそう

その台詞で終わり
04-24 01:12pc
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[107]By [マース]


これ確定バレですね
04-24 03:27Android(SC-06D)
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[108]By [匿名[ウソバレ?]]


ワンピース 709話 激戦Bブロック

バルトロメオが立ちションをしながら

バルト「ヘ〜ッハハ!!腕がいかれちまったなぁ〜!?魚野郎〜!!!」

どよめく観客達
観客「なんなんだ!?一体何が起こったんだ!?!?」

方膝をついて腕をおさえているハックに、バルトが近づいていき、やくざキック?でハックの顔を蹴りあげる

そして、腰の短刀?を抜き
バルト「泳げちゃ〜、意味ねェよな〜!!」

ハックの両足の指のヒレを短刀?で切る
ハック「グァ〜〜ッッ!!!!」

バルトがハックを場外へ蹴り落とす

闘魚の群れにやられ白目になるハック

ベラミー「ハッハッ!!やるじゃねェか!!」

リッキー「・・・・・」

両手をかかげながらバルトロメオが、エリザベロー達に近づいて行く

バルト「ヘァ〜ッハハハ!!」
「飽きてきたし!!そろそろ終わりにするかァ〜??」

エリザベロー達から見て、バルトロメオやブルーギリー・リッキー・ベラミーが、一定の直線上に並ぶ

ダガマ「今だ!!!」
エリザベロー2世が大きく振りかぶり殴りかかる
エリザベロー「キングパ〜〜ンチ!!!」

観客の中にいた宣教師ガンビア
「バカな奴らめ!!船長はハシャハシャの実を食べた反射人間!!!」
「受けた攻撃は、威力も全てそのまま相手に反射する!!」

エリザベローもダガマもみんな吹き飛び、観客席まで穴があいている

バルト「ヘヒャ〜ッハハハ!!!!クソ共が・・・」
「!!!!!」

バルトロメオの腕を背後から覇気?で一刀両断にするリッキー


場面変わってルフィ

キャベン「待て!!待てと言っているんだ!!」
ルフィ「だからおれはルーシーだって言ってんだろ!!」

逃げ続けるルフィに、
キャベン「それなら仕方ない!!」
「赤い鳥(レッドバード)!!!」
キャベンが後ろからルフィに突進しつつ横から剣を切りつける

ガキィン

レベッカがキャベンの剣を剣で受け止める


場面変わってメイナード
電電虫で
メイナード「大至急・・・応援を送ってくれ・・・」
「大変な奴が・・・来ている・・・」
「カイドウの百獣部隊特攻隊長・・・」
「牙寅のダイゴ!!」
05-12 21:56Android(SH-06D)
[編集] [返信]
[110]By [たまに投稿]


710 THEY LIVE
扉絵 他人のババアは俺のババア、婆を担いで脱出

バルトロメオが勝利したBブロック、負傷者がタンカーで運ばれて医務室に。その中にベラミーの姿が。ルフィが傍らに寄って声をかける。
ベラミー「麦わら・・・」ベラミーには空島の記憶が走馬灯のように蘇る。
以下、コマ割で回想。
1.空魚の群れにやられる仲間たち
2.満身創痍で独りスカイピアの浜辺に辿り着くベラミー
3.シャンディアの戦士とスカイピアの住民に助けられ治療を受ける
4.ただ泣くベラミー 回想終了
ついにCグループ開戦、ルーシー(ルフィ)も出場。チンジャオの爺さんが早くもルーシー狙うが、息子たちは作戦が違うと言い争う。
サイはサイサイの実、ブーはブタブタの実で獣人化になる。
ブー「俺たちの作戦に私情は禁物。てっとり速く奪うもの奪っちまおうぜ」

コロシアム近くのアジト
片足兵隊に連れられてアジトに来たフランキー。そこで妙なサングラスを作る仲間のオモチャたち。
フランキーがそのサングラスをかけると周りの景色が変わる。オモチャに見えた兵隊が人間に。華やかな街が廃れたボロ家に。
ドレスローザには人の五感を狂わせる能力者が10年前からいる。ちょうどドフラミンゴが先代の王から王座交代した時から。
それ以前の記憶を人は失い、歯向かう者は記憶を抜かれたり、オモチャにされる。
片足兵隊率いる反乱軍は海楼石でサングラスを作り、反乱の時をうかがっていた。
スマイル工場はサングラスをかけないと場所が分からないらしい。
で、おわり。

05-21 18:35pc
[編集] [返信]
[111]By [ネタバレ屋]


暇つぶしに不確定でもどうぞー

扉絵は「カリブーの新世界でケヒヒヒ vol.28」
カリブーのいる家の周囲を取り囲む海軍。 拡声器で投稿を呼びかけている兵士の横には海軍中将の姿が…(正体は不明)


ブーイングのなか、さっさと立ち去るバルトロメオ。 観客席から空き缶やゴミが次々に投げられてくるが、バリバリの実の能力で跳ね返すバルトロメオwwそして次の試合の準備のため、係員が負傷者を運びに次々にスタジアムにやってくる。

「戦士が一人しかいないぞ!!」「ホントに全員吹き飛ばされたっていうのかよ…!!」

さきほどのキングパンチのせいで、エリザベローとバルトロメオ以外の全ての兵士たちが場外へと投げ出されていた。 あまりの状況に驚きを隠せない係員たち。

「早く引き揚げろ〜!」「闘魚に気をつけるんだ!!」ザバアァン!!「うわああああぁ!!!!」「だから言ったろ!! 闘魚に気をつけろって!」「どうすりゃいいんだよ…!」

人数が多すぎるのと、闘魚が邪魔でなかなか救助が進まない。 さらにはキングパンチでボロボロになってしまったリングの修復のため、運営は試合の一時休止を宣言する。

会場アナウンス:え〜みなさま…!お楽しみのところ恐縮ですが…見ての通り、さきほどの試合の修復が済んでおらず、次のCブロックの試合を開始できる目処が立っておりません…!!

「えーなんだよ!!」「おいおいやめてくれよ…!!」

会場アナウンス:「つきましては、Cブロックの試合は一時延期とさせて頂きます!!」「なお、再開の目処が立ち次第、すぐにご連絡致します!!!」「繰り返します……」ガヤガヤ…

「なんだよおあずけかー…」「それにしてもさっきのパンチ凄かったな!! さすが噂通りだったぜ!!」「お前隠れて見てなかったじゃねえか!!」「バカ野郎! ちゃんと見てたに決まってるだろ!!」

「Cブロックは誰が出るんだっけ??」「ええと…あっ、チンジャオが出るぞ!!」「チンジャオって…本物か?! あの伝説のチンジャオが来てるのか?!」「さあな!! だが楽しみだ!!」

「バージェスにバルトロメオ…Cブロックにはチンジャオで、それからキャベンディッシュ!!!」「まるで戦争だぞこりゃ!!!」

Cブロックの試合延期を告げられたものの、未だ興奮冷めやらぬ観客たち。口々に、戦士たちの談義に花を咲かせている。

ルフィ 「延期か 困ったな…」「よし! メシでも食おう!!」ふらっと歩き出すルフィ。

場面変わり、フランキーとおもちゃの兵士。スタジアムの隅で話し込んでいる。

おもちゃ「ドレスローザはドフラミンゴの国よ…」「文字通り、国自体がドフラミンゴのものなの」「彼は王であり、法であり、神なの…この国ではね」「それもこれも”工場”があるからよ…あのせいで…」

フランキ「その“工場”ってのはなんだ?」話を遮るフランキー。

おもちゃ「“スマイル”の製造工場よ、聞いたことはある?」

フランキ「スマイル…? いや知らねえ」

おもちゃ「人口的に創られた“悪魔の実”…それがスマイル」「ドフラミンゴのビジネスの根幹をなすものよ…」

フランキ「悪魔の実を創るか…そりゃすげえな!!」

おもちゃ「すごくなんかないですよ!!」「どれだけの人々が犠牲になってることか…!!」おもちゃなのに涙を流し始める。

フランキ「悪かった!! 確かにそうだな…!!」「それよりお前はどういう体をしてんだよ!! なんでおもちゃのくせに涙が出てんだ?!」

おもちゃ「私ももともとは人間なんですよ…私だけじゃない、この国の妖精もおもちゃも…」「みんな実験台となってしまったのです…」悔しそうに顔を歪ませるおもちゃ。

フランキ「そりゃ…どういうことだ??」「何の実験だよ??」

おもちゃ「ドフラミンゴの実験よ…スマイルは氷山の1角…」

辺りを見渡すフランキー。そこら中におもちゃの体を持つ生き物が歩いている。

フランキ「じゃあこいつらもみんな実験台だってのか?”」「ハイパー悪りいやつじゃねえか!! なんでぶっ飛ばさねえんだ!」「立ち向かえよ! たくさんいるんだろおめえら!!」

おもちゃ「無理ですよ!! 四皇に海軍、それに政府にも…」「ドフラミンゴのビジネスにどれだけ多くの人が関わっているか…」「だからこそ王様みたいに振る舞えるのよ」「彼を捕らえることができる者なんてこの国にはいない…」

フランキ「…だから工場を壊して台無しにしてやろうってことか!」

おもちゃ「そう…でもこの国では各家庭から一人ずつ工場に働きに出ないといけない決まりがあるの」「秘密を漏らしたり、よその国に逃げれば家族が殺される」

フランキ「国民全体が人質ってことか…胸糞わりいやり方だな」

おもちゃ「だからこそ慎重にやらなければいけないのです…」「クーデターがばれたら親兄弟まで皆殺しにされるのよ」

露骨に怒りの表情を浮かべているフランキー。

フランキ「…なるほどな、だいたいの感じは分かったぜ」「それで工場ってのはどっちだ??」

おもちゃ「本当にいくんですか…?! 捕まったら死刑ですよ!!」

フランキ「ここでリタイアするなんて粋じゃねえことができるか!!」「その“人口悪魔の実”の技術ってのも興味があるしな」

場面変わり、サンジとヴァイオレットの会話。 街中を歩いている。

サンジ(こうして二人で歩いていると…まるでデートみたいだな…!!)にやつきが止まらないサンジ。 そんな彼とは対照的に、ヴァイオレットは深刻そうな顔をしている。

サンジ 「ヴァイオレットちゃん…どうしたんだい?!」

ヴァイオ「サンジさん…やっぱりやめましょう!」「貴方を巻き込むわけには…危険すぎるわ!」

サンジ 「美しい貴方のためなら悪魔だって倒してみせますよ!!」へらへらしているサンジ。

ヴァイオ「でも…もし貴方が死んでしまったら…あたしどうすればいいか…」「もう一人になるのはイヤ…!!」

そういってサンジに抱きつくヴァイオレット。鼻血まみれで答えるサンジ。

サンジ 「もちろん僕がお守りします…どこまでも…」幸せに気を失いそうになるサンジ。

ヴァイオ「ありがとう…心強いわ…!!」

サンジ 「それでどこに向かえば…?」

ヴァイオ「工場よ…!!」

場面かわり、目隠しをされて連行されている錦えもん。

錦えもん(何たる不覚…どうにかせねば…!!)焦る錦えもんの耳に、チンピラたちの声が聞こえてくる。

「このまま工場に向かっていいのか?」「そうだろう、とりあえず“あのお方“が戻るまでは地下の牢にでも入れておけばいい」

錦えもん(工場…工場とは??)


さらに場面変わり、王宮の一室。大きなモニターでスタジアムの試合を観戦していたドフラミンゴ。

実況アナウンス:一時試合は休止と致します!!

そこでおもむろに立ち上がるドフラ。

謎の男 「お出かけで?」

ドフラ 「試合も中断したところだしな…それに今日は客がいるんだ」

謎の男 「待ち人ですか?」

にやっとした笑みで答えるドフラミンゴ。

ドフラ 「今日はお前の能力が要る…時間はとれるか?」

謎の男 「もちろん行きますとも…どちらに向かえば?」

ドフラ 「工場だ……!!」


遂に大物が動き始める…!!!
"開始"
06-04 17:27pc
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[112]By [ネタバレ屋]


バレ

バルトロメオ ブーイングの中、指を突き立て闘技場を後にする。

ベラミー、ブルー・ギリー等、タンカで運ばれる。

ルフィ「強い奴がすげーいるな!!」

バージェス 「おもしれー能力持ってんな。船長に伝えておくか」

バルトロメオが途中でキャンベンとすれ違う。
キャンベン「想像以上の強さだが、お前も憎き後輩ルーキーの一人」「ルフィと一緒にこの大会で消さしてもらう」 ドン!!

バルトロメオ「ル、ルフィだと!!!」
控え室に戻りながら「・・・・奴が出場しているなら好都合」ニヤリ

フランキーとオモチャが喋ってる。
「ドフラミンゴはドレスローザの真の王じゃない」「この大会でその全てが分かるよ」

フランキー「詳しく教えろ!!」
控え室内

ドン・チンジャオの興奮が収まっていない。「ルフィよ。ぶっ潰す」
ブーに抑えられながらも壁を頭突きで特大のヒビをいかす。
サイ「ドン、そろそろCブロックが始まるぜ」

ブーに抑えられながら三人で闘技場に向かう。

ファンク兄弟 小「お前らもどっかの差金だな」「目的はなんでぃ」

ブー「ファンク兄弟!かつて億超海賊狩りに奮起した殺し屋」

ファンク兄弟 大「目的はどうでもいい」「出場者の皆殺しがボスの依頼だ」
チンジャオが頭突きした壁に一撃を入れバラバラにする。

実況「闘技場の一部はなくなりましたがCブロックを開催します」

出場者の入場!!!

ルフィ「おお、行かなきゃ」

ぞくぞく出てくる雑魚?に混じってルフィ入場。

実況 「ここからは、有力選手の紹介だ!!」
「まずはCブロック 優勝候補筆頭 今世紀最強ボクサー イデオ」 ドン!!
「ペットのムンバー(闘牛)と共に登場だー」(闘牛の上に乗って入場)

大歓声

観客「えっ〜〜!!!」「イデオだ!!!」「Cブロックはもう優勝きまりじゃねーかよ、おい!!」

実況 「続いてこちらも大本命、獲得賞金額通算8億飛んで200万ベリー!!」
「賞金稼ぎにして奇術者 ジャン・アンゴ」

観客「おい、おい!!Cブロックもとんでもねー奴らがそろったな」
ファンク兄弟、チんじゃおファミリーも紹介される。

サイ、ブーがチンジャオを必死で抑える。

実況「最後は今大会、唯一の巨人族 元巨兵海賊団 最強戦士 ハイルディン」

ルフィ「巨兵海賊団ってリトルガーデンのおっさん達の!!!」

・・・・・シーン

実況「あれ、ハイルディンさん」「どうなってるんだ」
案内人「ハイルディンがいません」

実況「・・・・・」

観客「う・・・上だーーー!!!」

ドズン(着地音)

ハイルディン「待ちくたびれたぞ」

ルフィ「でけーなーー」
06-04 17:28pc
[編集] [返信]
[113]By [ネタバレ屋]


不確定ですが、もうすぐ来ますね!

第712話

ロー
「くそ…もう遅い…」

そういって電伝虫を投げ捨てるロー。


ドフラ
「ふっふっふ…」


ドフラミンゴはすでに肉眼でも見える所まで来ていた。


開けたビーチには身を隠せるところなどなく、大ピンチに陥る。


シーザー
「ジョーカーー!!」

泣き叫ぶシーザー。


ロー
(考えろ…考えるんだ……)


ドフラミンゴ本人を目の前に、かつてない絶望感がローを襲う。


パンクハザードから始まった一連の出来事が、まるで走馬灯のように頭を駆け巡る。

スモーカーの来訪、ヴェルゴとの対決、ルフィたちとの同盟、シーザー誘拐、子供たちの治療、スモーカーの心臓…


ロー
(これしか道は…ねえ!!)

「ROOM!!」


半径1mほどの小さなルームを発動。 

途端、シーザーが突如膝をつく。


同時に砂浜に降り立つドフラミンゴ。


ゆっくりと歩みを進めながら、ローに近づく。


ドフラ
「ふふふ…その表情からすると気付いてたのか」


ロー
「取引≠ノ関しては信頼できると思ってたんだがな…ジョーカーの名も堕ちたもんだ」

そう強がるも、額には脂汗が滲んでいる。


ドフラ
「大人の駆け引きってやつさ…」     

「…読みの甘いやつが悪い、そうだろう?」


ロー
「…確かにな…」     

「…シーザーはお望み通り返してやるよ」


シーザー
「………」

なぜか一言も話さないシーザー。

無表情のままぼーっと立ちつくしている。

違和感を感じるドフラミンゴ。


ドフラ
「おいロー…大事な人質に何してくれたんだ」


ロー
「…パンクハザードでは派手に暴れてくれたもんで…」     

「研究室にあった鎮静剤を大量に投与した…じきに治る」


ドフラ
「派手に暴れてくれたのはどっちだ、ロー?」     

「おれの顔に泥を塗りやがって…七武海をやめろだと?」


ゴゴゴゴ…


どんどん顔が怒っていくドフラミンゴ。


思わず刀を引き抜くロー。


ドフラ
「調子に乗るなよ…くそガキが…!!」


ロー
(う…うごけねえ……)


ドフラミンゴの糸で、いとも簡単に動きを封じられてしまう。


ゆっくりと歩み寄るドフラミンゴ。


ドフラ
「あんだけ可愛がってやったのに…恩を仇で返すとはな…」


ローの持つ刀を奪い、ゆっくりと鞘に戻しながら、なおも語りかける。


ドフラ
「ハートの椅子まで用意してやったんだぞ」


ロー
「………」


あまりの威圧感に言葉すら出ないロー。


ドフラ
「!!」


視界の端に何かを捉える。


白いコートを羽織った短髪の男がこっちに向かって歩いてくる。

その手には杖が。


ドフラ
「面倒なやつが来やがった…」


大将のイッショウに次いで、海兵たちの姿も見え始める。


ドフラ
「まあいいさ…船はとっくに押さえてある…逃しはしねえ」     

「SADの一件は、お前に尻拭いをしてもらう…麦わらともどもな」     

「おれの面目を潰した後始末さ…ふふふ…」


ロー
「………」


そう言ってシーザーを担ぐドフラミンゴ。


ドフラ
「隠してるモンを出すんだ」


ロー
「!!」


ドフラ
「おれがそんなに間抜けだと思ってたのか?」

そう言ってシーザーの服をまくると、心臓の部分にぽっかりと穴があいていた。


ドフラ
「いつもの手なんだろ?ガキの策なんてお見通しだ」


ロー
「……」


黙ってポケットから心臓を取り出すロー。


受け取ると同時にドフラミンゴは飛び立つ。


ドフラ
「また後で会うことになる…せいぜい後悔しておくんだな…!!」


シーザーの顔を毛皮のコートで隠し、飛び立つドフラミンゴ。


ちょうどそこに藤虎がやって来る。


藤虎
「お邪魔しやしたかのう」


ロー
「いや…」


藤虎
「ここのとこ、どうも海賊たちのあいだで大きな動きがあるようで…」     

「…何か聞いとりゃせんですか?」


ロー
「いや…」


未だ緊張感が抜けず、口数の少ないロー。


だがそんなことはお構いなしに、藤虎は話をやめようとはしない。


藤虎
「あの麦わらの一味もドレスローザにいると聞いてやしてねぇ…」     

「本当に…何も知りやせんですか?」


完全に疑ってる顔つきの藤虎。


ロー
「何かあれば…知らせてやるさ」


そう言い残し、ローは立ち去る。 


歩きながら左手を持ち上げてみる。震えはまだ続いていた。


ローの背後では藤虎が部下に小声で指示を出している。


藤虎
(彼の尾行を頼んます…)


海兵
(了解しました…!!)



―カフェ・プルマージュ―

屋外にあるテラス席では、サンジとヴァイオレットが何やら話し込んでいる。


サンジ
「しかし驚いたぜ…ここまで影響力のある男だとは…」     

「いくら国王だからって新聞社まで意のままってのは恐ろしいぜ…」     

「そんな男を殺したいっていうヴァイオレットちゃんもなかなかのもんだけどな!」


殺すという言葉に反応するヴァイオレット。

ぎりっと歯を食いしばる。


ヴァイオ
「そうよ…必ず…」

目には涙すら浮かんでいる。


サンジ
(そうとうな…訳ありだな、こりゃ…)    

(それに美しい…)


こんな状況でも煩悩が止まらないサンジ。


ヴァイオ
「それよりサンジさん…お仲間のところに向かわなくても大丈夫なのですか…?」


サンジ
「もう遅い≠チて言ってたからな…」

「あいつが遅いっていうからには、今更助けにいっても無駄さ」     

「捕らえられてるに違いねえが、大丈夫さ。殺されるなんてことはねえ」


ヴァイオ
「ど…どうして分かるんですか?」


サンジ
「あいつもまた、七武海の一人…利用価値があるからさ」     

「殺すなんて勿体ない真似はしないはずだ」


ヴァイオ
「七武海!?」


サンジ
「トラファルガー・ローって奴なんだが…訳あって一緒に行動してるんだ」


ヴァイオ
「す…すごいお方だったのね、サンジさん!!」


サンジ
「いや…まあ、それほどでも…」


褒められて鼻の下が10cmぐらい伸びるサンジ。

相変わらずのアホ面を晒している。


ヴァイオ
「それで…これからどうするのですか?」


サンジ
「お互い、ドフラミンゴが共通の敵だと判明したからな…」     

「他に仲間がいないなら、おれたちと一緒にいた方がいい」


ヴァイオ
「頼もしいのね…お仲間は他にも大勢いらっしゃるんですか?」


メンバーの顔を思い浮かべるサンジ。


サンジ
「そうだな…ロボットにガイコツ、トナカイに嘘つき…」     

「かわい…いや、レディーが二人に…他にはバカ(ルフィ)とアホ(ゾロ)ってところだな…」     

「ちなみにバカが船長だ」


ヴァイオ
「そうなのね…」


頼りなさそうなメンバー紹介に、がっくりと肩を落とすヴァイオレット。


サンジ
「それより、なんでまたドフラミンゴを狙ってるんだ?」     

「あいつになんかされたのか?」    

「その…なんていうか…あんなこととか…こんなこととか…!!」


急に一人で怒り出すサンジ。


ヴァイオ
「この国にあの男を恨まない人間なんていない…」     

「あいつがこの国をめちゃくちゃにしたのよ…!!」


そう言ってヴァイオレットは涙を流し始めた。



―ドレスローザの王宮―

帰ってきたドフラミンゴに少女が声をかける。


少女
「…それ誰?」


ドフラ
「シーザーだ。だいぶ薬を打たれているらしい、医務室に運ばせろ」


ドサッと乱暴にシーザーを降ろす。

意識はあるが、なぜか無表情のままだった。

放心状態で宙を眺めている。


少女
「分かった…」     

「政府の人から電話あったよ、電話くれってさ」


ドフラ
「後でかけておく」

そう言って立ち去ろうとするドフラミンゴ。


少女
「急ぎっぽかったかも…」


ドフラ
「…分かった」



―グリーンビット―

ローとウソップ、ロビンが合流していた。


ウソップ
「シーザーの野郎は返したのか?」


ロー
「ああ……」


元気のないローの姿に、ロビンは感づく。


ロビン
「ドフラミンゴに会ったのね…」


ロー
「………」


ウソップ
「会ったのか!?」     

「それで…どうだったんだ!?七武海やめてどうするって?」


ロー
「いや…七武海は辞めてない…」     

「記事は罠だった」


ウソップ
「なんだそりゃ?!」

「じゃあなんだ!?ただの徒労だったってことかよ?!」     

「人質を奪われて終わりか?」


ロビン
「そんな……」


ショックと落胆を隠せない二人。


だがローの話には続きが。


ロー
「確かにシーザーの身柄は渡した…だが念のため、これだけは持ってきた…」     

「まだ交渉は終わっちゃいねえ…」

そう言ってポケットから何かを取り出すロー。



―王宮―

ドフラミンゴが王室で誰かと電話している。


ドフラ
「…だが藤虎が来るなんて聞いてねえぞ」     

「ビジネスを円滑に進めたいんならさっさと追い出すんだ」


謎の男
「サカズキは話が通じる男じゃないのでな…」     

「こっちも迷惑してるんだ」


シルエットしか分からないが、かなり高齢の様子。


ドフラ
「簡単に始末できるような奴でもねえからな…」


ゴンゴンゴンッ!!! ガチャッ!!!

急に王室のドアが開き、白衣姿のおっさんが入って来る。

シーザーの治療を担当する医者だった。


医者
「若様!!」     

「至急報告したいことが…!」


ドフラ
「取り込み中だ」


医者
「申し訳ありません!!」     

「しかし一刻も早くお知らせするべきかと思いまして…!」


かなり焦っている様子に、しばし迷うドフラミンゴ。


ドフラ
「………」     

「急用ができた、またかけなおす」

そう言って一方的に電話を切る。


電話の向こうで謎の男はため息をついている。


謎の男
「小僧めが……」


何かを思案しながら室内を歩く謎の男。

スーツに白髪、口には大きなひげが。

正体は不明だが、窓の外に天竜人が歩いている様子から察するに、場所はマリージョアだった。



ドフラ
「…で、要件はなんだ?」


医者
「シーザー様の件ですが…結論からいうと、薬物の影響ではありません」     

「血液検査では一切反応が出ませんでした」


ドフラ
「…どういうことだ?」


医者
「意識障害のこともあって、薬物による影響を疑ったのですが、シロでした」     

「それで、こちらを…」

そう言って取り出したのはレントゲン写真。


医者
「信じられないことなのですが…ここです」

そう言って指さしたのは頭部の中だった。

空洞のみがひろがり、本体あるべきものが写っていなかった。


ドフラ
「あの野郎…!!!」


ジリリリリリリリリリ…

ちょうどそのとき、電伝虫が鳴り響く。


何かを確信しているかのように、すぐに電話にでるドフラミンゴ。


ロー
「そろそろ気付いたか?」


一瞬でブチ切れた顔になるドフラミンゴ。


ドフラ
「やってくれるじゃねえか…よっぽど死にてえと見える」


ロー
「大人の駆け引きってやつさ…」     

「…読みの甘い奴が悪い、そうだろ?」


ドフラ
「おい、ロー…」


ロー
「黙れ!!」

「条件はこっちから出す、分かったら口を閉じてろ」


ドフラ
「……」


おでこに血管が浮き出ている。


ロー
「これから海軍を向かわせる。そこで七武海を辞めると宣言し、そのまま投降しろ」     

「カイドウや大将に狙われるより、ムショの方が安全だろ?」


ドフラ
「……」


ロー
「タイムリミットは明日の深夜0時だ」     

「海軍に直接確認する…それまでに七武海の地位返上が完了してなけりゃ…」     

「…この脳みそは燃やす」     

「質問はあるか?」


ドフラ
「自分がなにをしているか分かって……」


ツーツーツー

一方的に電話を切られたドフラミンゴ。

怒りが頂点に達し、目の前の机をぶんなぐる。


ドゴゴゴオオン!!


衝撃が机をすり抜け、床や壁にも伝わってしまって、宮殿全体に大きなヒビが入る


ドフラ
「戦争だ…」


第712話終わり
06-25 09:54pc
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