投稿日07/21 00:28

「活字が何だ!」
ラタ


突然ですが、人間は苦手です。
過去に苦い経験がちらほらあるせいだ、と自己完結はするけれど、やっぱり苦手です。
たまにあるんですよ、突然話してる相手が恐くなっちゃって絶叫したり、突き飛ばしたり、挙げ句の果てに逃げちゃったり。
落ち着けばそれなりに平常心になれるんですが、たまに、何かの拍子に、動くものをすべて恐ろしい敵と見なしてしまう。

そのたまにが、今日でした。

母の声が恐くて布団からでられなかった。
様子を見に来た弟に向かって絶叫、号泣。
風邪と嘘をついて部活は休んでしまいました。
ずっと怯えながら布団をかぶってすごしてました。なんとも恥ずかしい話です。

こんな話でごめんなさい、本題はここからですのでご安心を。

夕方、ようやく落ち着いてきて、ブログを更新できるまでに回復し、紅茶を飲みながらテレビを見ていたときのことです。
携帯にメールが入っていることに気付き確認すると、中学時代の一番大切な友達からでした(ワケありで会うのは愚か連絡をとるのも難しい方なのです)。
久しぶりのメールの内容は、とくに訳ない、他愛もないものでしたが、その子の口調や声のトーンが、ぱっと脳裏に浮かんできたんです。
無表情な液晶のなかの活字から、
だいじょうぶ、
こわくないよ、
いきていこう、
その子のたくさんの声が聞こえた気がしまた。
大袈裟かもしれないけど、このメールがなかったら、私は死んでいたかもしれない。
活字とかインターネットとか、暖かみがないって批判されがちだけど(私も上で"無表情"と表現しました)、そんなことないって思えた、思える、大切な瞬間でした。
お陰で今は元気です。

ちなみにコミュに民さんの宛名のないメールも、ちゃっかり利用してます。
送ったり送られたり返したりとフル活用させて頂いてますが、ここでも、私は活字をナメちゃいけないと思いました。
顔も名前も知らない、700人のなかまたち。
けれど、誰かが何かを思って、考えて、感じたのを、活字を通して私たちは共有できる。
つらいのは自分だけじゃないって思える。
通じあえる。

活字がなんだ。
そこまで悪いもんじゃない。
コトバも文字も、それを模した活字も、人間がつくって人間が使うことに変わりわないんだもの。

...うん、明日は部活、行こうと思います。

 がんばろうね。
 がんばろうね。



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