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ペインツリー
By 竜門勇気
11-21 23:16


食い入るように見つめたって
下がってって
見えなくなるよ
遠くの魔法で
霧を探して
潜り込んで消えるよ

今日の気温は
零度まで下がったよ
私のところは
雪が降ったんだよ

君とのやりとりが楽しい
結構 日々が美しい
夕日が寒さに嘘をついて
暖かな色に震えを任せた

関連づけされた
すべての痛みが
奥でちぎれて
感じなくなって
それを眺めては
沈んだ
飛行船
の中で
青白くなるまで
喋り続けたい

未来は
暗い顔をして
僕とすれ違う
きっと
振り返れば
彼は笑って
僕の背中を押すだろう

一人で鬱いでる
部屋の窓を開けて
君の声が聞こえていた
この部屋が暗いのは
夜だからだと思っていた
何も見えないのは
世界が遠くなったからだと
思っていた

黒く塗られた
このガラスは割らなくちゃ
黒く塗られた
この壁は僕が割らなくちゃ

背中を押す彼が
たとえ泣いていようと
歩き続ける気は消えない

今日は晴れたけど
とても寒いよ
私のところも晴れたよ
暖かかった

君とのやりとりが
楽しくて仕方がない
たまには未来に
手を引かれるさ
君の声が
僕を窓の外へ
ひきずりだしていく
僕は未来で
沈んだ飛行船を膨らました
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