返信する
一人ぼっちはいい気分
By 竜門勇気
12-29 03:37
ミッドナイトクルーズ
真夜中 イスの上で
這い上がる速度は陶器みたいで
頭痛を伴って
冷たくなる
た の し い
窓の外は雪で
降ってんのは
雪じゃなくて
気持ち悪い歌声を聴いてる
say on A luck
目潰しのファンク
単語が瞼のまわりで飛びかってる
反応は過去を参照してる
睡眠がらみの産業と
誰か一人を狙った華々しいカーニバル
目眩ましのファンク
君がいたから
今日は寂しいんだな
そばにいねーから
今日も寂しいんだな
隠してるあれ
本当は
わかってるのかもしれない
世界が勝手に回って
ネジの切れた時計を触って飛び立った
猛スピードのR.E.M
静寂に誰も彼も枯れ
消えてくネゲントロピー
笑ってる俺は晴れた
見えながらにして
存在しない僕らは
苦し紛れの一撃を待ってる
一人ぼっちはいい気分
雪降るシーソーに
縋りついてる気分
一人ぼっちはいい気分
振り返る静寂に
誰かいる気分
朝パンかじってる時
指先に残った冷たさを
ぼーっと見つめてる
ミッドナイトクルーズ
まだ耳の中で
君のざわつきが聴こえる
[編集]
[←前][次→]
戻る