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鳥風
By 竜門勇気
01-23 12:38
枯れた椿の真下
どこに吹く風も
冷たく苦い続き窓
眠ろうか
どーせみな同じさ
膿のさざ波
消え去ったって無常
倒れる人
痺れかえり
動かない手で
乾いた枝に鳥とまりを見る
んで掴む
小さなショート
生きることさえ
あんまりにも
遠くて
どっかで霞んだまま
呆れ果てさえ
その前には
僕らに
切り刻んで暮らした
飽きることを始める前に
くんだらねえマイム
自分に愛想振りまいて近づけ
どうも自尊心
安っぽい糊みてーな誇り
どうでもいいヘリクダりを
顔面と舌先に貼り付ける
ろくでもねえさ
きっと明日には消えるだろう
緩痛剤の足跡みてーな
濡れたろくでなしが
見る間に乾く
あんたの代わりに
腹を立ててやるよ
投げ出された場所で
腐敗しまくって泥酔
カグカグとした
尖った枝に
針小棒大の地平
そう
針も棒も食えないし
針も棒も喋らない
でかいかこまいかが膨れる
花と月を忘れ
爆発がかつぎ込まれた!
喜びと安堵にムシャクシャ
爆発が続き続けた!
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