投稿日02/04 18:59

「彼女の涙*゜」
朱梨

冷たいのは風だけじゃない
彼女は居場所をさがしていた

彼女は幼い日、
心の傷から、不眠症になった。

15才の時、
彼女のお家の中は戦争で

小さな彼女は自殺を考えた。
洗剤を飲んだ。


飲む前、彼女の父は
止めずに、
飲めよと彼女に言った。

彼女の母は
彼女をばかだと言った。


彼女の心の傷は
癒えることはなく

更なる悲劇を生んだ。

死にたくなんかなかった。
ただ、生きてたかった。

愛されたかった
安心したかった。

彼女の悲鳴は体内を駆けめぐり

心の傷は
癒えることはなく、、

彼女の身体は病院に。

誰が彼女の傷を深くしたのでしょう?

誰が彼女を苦しめたのでしょう?

彼女の瞳は
涙で汚れることはなかった。


悲劇は止まることを知らず
痛みを放出し続ける

明日のことなんか
誰も しらない

けれど、彼女は生きていた。

痛みを体内に巡らせ
放出できずに
悲鳴を内に秘めて



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