投稿日02/04 01:14

「初体験の白いアレ」
水彩

※唐突ですが、お食事中の方や直前直後の方は、胃が落ち着いてからご覧ください※







しかも話が長いです(笑)







わたしは今日、初体験をしました。


いやね、白いアレを飲んだんですよ。

飲んでグルグル回ったんですよ。



白いアレ。
バリウム。


バリウムとは、胃腸の造影剤で、それ飲んで胃のレントゲン撮るんだってさ。




今日は成人病健診だったんです。会社の健診です。
『バリウムは来年からだ』と聞いていたので、今年は嫌な検査が無いからラッキーと思ってたんですよ。

血液検査やら身体測定やら聴力・視力検査やら、そんなもんは子供の頃からやってるしさ。


でも、流れ作業のように各所をまわっていたらふいに、

「はい次バリウムです、5番窓口へ」

と。

見たら、チェックついてました。
誰だよバリウム30才なってからって言ったのー!


心の準備もないまま、流れ作業は続きます。

バリウム部屋に入る。

中には白衣メガネの検査員がいた。

スリッパを脱げと命じられる。


靴下は履いたままでよし。


何やら機械の上に立つと、差し出される顆粒の炭酸?と僅かな水。

飲んだ途端、胃が膨らむ…怪奇現象みたいだ。


これは結構おいしかった。
おかわりしてもいいくらいだとご機嫌な私に、白衣メガネは「ゲップはするな」と命じた。


そして次に、紙コップが手渡された。

いよいよだ。

白いアレだ。

「まずは半分」
と、白衣メガネ。

ここは奴のテリトリーの中だ。
もはや従うしかない。


飲んだ。ゴクリ。

ま…不味い…。
ぬるい、ドロドロ、やや甘い匂い…そして無味みたいな不味さ。


命令通り半分飲んだ。
もういいかい?
まだかい?

「ゲップを我慢しながら、残りを飲んで」



白衣メガネは完全にドSだと思った。

飲む。
不味い!不味さが私を支配しようとしている。目の前がクラクラしたその時、

私は我慢できずに、口からバリウムをべーと吐き出した。

「味わわずに飲むんだ」と叱られた。

しかしゲップをしないのは誉められた。


白衣メガネの華麗なる飴と鞭により、なんとか飲んだ。


そして台に乗り、グルグル回転させられ、内蔵を檄写された。




白衣メガネはお土産に下剤くれた。

飲んでバリウムを出せという。
早く出さないと固まるという。


しかし私は帰宅してから飲んだ。

出ない。
出ないどころか、お腹が動きもしない。



看護師の姉に相談した。

水を沢山飲んで、腰をひねろと言う。


出ない。



私は閃いた!!

牛乳を飲めばお腹を壊すじゃないか!!



そして冷蔵庫の中にある、ダー様の牛乳を全部飲んでやった。

更に、お腹を出して冷やした。




間もなく、牛乳と冷えによりお腹に激痛が走った!

チャンスだ!いまだ!!




トイレに駆け込んだ。

そして見事バリウムを出した。

役目を終えた白いアレが、『健康には気をつけて』と言い残した気がした。




苦しい一日でしたが、体の事を考えたら、やった方がいいと思います。

個人的な感想ですが、胃カメラの方が好きです。



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