投稿日04/16 16:11
「困った時の神頼み」
水彩
近所にある書店は、マイナーだけど面白いという本ばかり取り扱っている退屈しない所です。
今日もコンビニの帰りにフラフラと立ち寄り、文庫本を購入。
『世界がわかる宗教社会学入門』
著・橋爪大三郎
筑摩書房/ちくま文庫
主なもくじ
・宗教とはなにか
・宗教社会学とはなにか
・ユダヤ教とはなにか
・キリスト教とはなにか
・宗教改革とはなにか
・イスラム教とはなにか
・初期仏教とはなにか
・大乗仏教とはなにか
・中国と日本の仏教
・儒教とはなにか
・尊皇攘夷とはなにか
・再び宗教を考える
以下「」内は引用
「 お葬式や結婚式のときにお世話になるのが宗教だと、日本人は思っている。だから、それ以外の場所に宗教が現れると警戒する。
こういう日本人のあり方は、世界的にみると、特別である。欧米でも、イスラム諸国でも、インドでも東南アジアでも、世界中ほとんどの国々で、宗教は日常生活にすっかり溶けこんでいる。」
わたしも特定の宗教を持たない日本人の一員として、それぞれの宗教について少し知る事ができた。(そもそもそのために買ったんだけど)
というよりも、それぞれの宗教の、神についての概念とか、死後の世界の有無(考え方として)とか、間違いだらけの相当な無知だった。
それは恥ずかしい事だなとも思った。
元々、宗教を否定するわけでもなく、むしろ特定の宗教を持っていない事が淋しいとさえ思っていて、尚且つ、やれクリスマスだやれ結婚式だというタイプではないので、そこらへんもある意味無関心だったけど、これを読んで、あらゆるイベントにバラバラな宗教を取り入れている日本って、浮かれすぎなんじゃないかと思った。(著者は紳士的で、そんな事は書いてないけどさ)
だって、結婚式で三三九度、披露宴ではウエディングドレス、初詣は神社、死んだら仏教。
宗教的観念からいくと、これって相当おかしくない?それぞれの宗教をバカにしてるとさえ思えるよね(笑)
流行に対する焦燥感があるくせに、個性を主張する矛盾だらけの日本そのものってかんじ。つまりは表面的なこと。中身はいいんです。
ほとんどの日本人が宗教を持たない理由は「江戸幕府、そして明治政府の政策のせい」とのこと。
気になった方は本を読んでみてください。
わたしはずっと日本に住んでいるけれど、小・中・高と欧米の校則を基本にした学校に通っていたので(見える部分でいえば制服はなく私服)、元々あまり日本の習慣を知らずに育ってしまい、社会に出てから色々な事に困りました。
もっと自由でいいとおもう。なんか、妙な事にとらわれすぎ。周りを気にしすぎ。
話は逸れましたが、建前主義な妙な習慣は受け入れてるくせに、それぞれの宗教が持つ習慣は否定するのはおかしい。
知らないのに否定するのはなにも宗教に限った事じゃないけどね。
多数決が絶対の国・日本だもの。
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