投稿日05/27 02:20
「☆kiss☆」
鈴木琴実
有名な“鴨川シーワールド”という水族館に、初めて行きまして。
ここは日本国内で2つしかない、シャチのいる水族館のうちのひとつです。
もう一つゎ小樽水族館で。
そしてここ、鴨川シーワールドは、海洋生物の繁殖成功率が高い事でも賞されていて、
昨年(2008年)11月に、国内初、シャチの三代目が誕生しました。
水族館の造り自体に、奇抜さや目新しさはありませんし、大きな水族館というわけでもありません。
が、“海の生物の不思議さ、特性を知り、もっと海の生物と仲良くなって欲しい”というコンセプトがしっかりとしていて、鴨川近辺の海洋と照らし合わせ、明確なテーマ別にディスプレイされ、自動音声で水槽毎に解説が流されていました。
また、イルカ、アザラシ、シャチ、ベルーガ(白イルカ)、それぞれ専用の個々のショーステージがあり、ショーが催されるのですが、
ここでは“ショー”とは呼ばず“パフォーマンス”と呼んでいました。
確かに“見せる=show”ではなく、その生物の特性を解説しながら、生物にその特性を披露してもらう“演技=performance”という言葉が相応しい、素晴らしいものでした。
そこで、前出のシャチのパフォーマススタジオでもパフォーマンスが催されたのですが、
まだ演技を習っていない、まだ小さな三代目シャチ(名前:アース)も、ショープールに親シャチと一緒に入れられていて。
本番までの待ち時間、親子で自由に泳いでいるのですが、
親子は、水中で互いに正面を向き合い、口の先端同士を合わせて…
人間のそれと全く同じように…
“kiss”を、頻繁にしていました。
親子でキス。
イルカやクジラ、シャチといった海洋ほ乳動物は、頭の上の鼻から様々な周波数の音を出し、顎の骨で音をキャッチし、会話をしたり物体や距離を確認する“エコーロケーション”を行っています。
キスというのは、
シャチにとっては
エコーロケーションのひとつなのでしょう。
生物は海から進化したと言います。
人間の先祖が猿であり、
シャチではないにしても。
人がキスをするのは、
きっと
シャチから受け継がれているような…
エコーロケーションの名残のような…
そんな気がするのです。
〆
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