眠り歌




三角のそら 光る
生死 とわず見つけて
あたしの 右耳

森のなかに踏みいる
あなた 達は 土
なだれた壁 達
うずもれたあたし を
はやく返して

アンドロメダ、と
呟いたら
海がこわれた
と云う
魚は仮設のそらで
暮らしはじめる
息ぐる し そうに
落下する、鱗

詩 に
すきですと告白 
をしたけれど、君は
すこし眠ったほうがよろしいと
なだめられた
それからすなおに
眠っている
まくらに星が
うずまいていた

ひとをなぐろう
ごつごつした骸骨の指環で
ころしそうなくらい
そんな
夢を見たいずっと、
目覚めないまま





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