05/05 19:43

「死の恐怖、」
或実

自殺に関する話。

私は思うのですが、いろいろな感覚や価値観はひとそれぞれとはいえ、生死や命に関わる部分は大体似ていると思うのです。

例えば、死への恐怖。

自殺願望をすんでのところで引き留めるものは人からの慰めや叱咤激励などではなく、まずそこじゃないかと思います。(もちろんそれは精神回復に役立つので必要なものではありますが。)

実際、普通の精神状態ではない人に他の人の言葉は届きません。届くのはある程度気持ちが落ち着いてから。

その死の恐怖も乗り越えてしまうくらいの生きることへの苦痛があったのなら、私は死んでしまうのも悪くないと思います。

衝動的なものでない限り、ほとんどが恐くて死ねないはず。

それは悪いことなの?その人が臆病だからなの?

それは絶対に違う。

まだ、生きれるからだ。
まだ、生きたいからだ。
諦めたくないんだ。

誰かに手をひかれて、生き延びて、
生きていることを誰かのせいにするのはやめようよ。

自らの生きたい意志を見つけよう。

そうしなくちゃきっと、

ずっとずっと不安なままだ。

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