06/28 02:23
「家族の風景」
ゆだ
突然ですが、わたしは高齢者の方と関わる仕事をしているのですが、最近仕事をしていて家族について考える時間が凄く増えたのです。
なので、今日はわたしの家族の話をさせて頂きます。
上京前、祖母の後ろ姿を見て、わたしはよく泣いていました。
今も、時々祖母と電話で話をした後は涙が止まらなくなります。
けれども、わたしは幼少期、祖母が苦手でした。
わたしは祖父に凄く懐いていました。
祖母は、わたしが祖母に懐かないのを好ましく思ってなかったようで、年が近い従姉とよく比べられていました。
比べられると、それが辛くて、わたしは益々祖母が苦手になっていくという悪循環。
祖父は祖父で、エキセントリックな人でした。
よく、父と喧嘩をしては「こんな家ぶっ壊してやる!!」と暴れていた事を覚えています。
祖父は内弁慶で、家族にはツラく当たり散らすけれど、外面が良く社交的な為、交友の幅が広い人でした。
祖母への苦手意識が変わっていったのは、祖父が病気を患ってからです。
祖父は病気を患ってからも相変わらずで、入院しても3日で無理矢理退院していました。父や祖母ともそれで毎日喧嘩ばかりしていました。
それでも、毎日朝から晩まで口論ばかりしていた祖父と祖母も、夜になると同じ布団で一緒に眠っていて。
祖父が寝たきり状態になっても、祖母はずっと祖父の傍に居ました。
幼いながらも、祖父と祖母の関係が素敵だなぁと感じていました。
これが「夫婦」なんだろうなと…。
祖母への苦手意識が和らいだ頃、祖父が亡くなりました。
祖父が亡くなってからの祖母は、今までより全体的に小さくなったように感じて、切なくなりました。
あの頃より、わたしの背が伸びたからかもしれませんが、祖母の背中を見た時に「小さいなぁ」と思って。
何故だか涙が出ました。
それから祖母も祖父と同じように、亡くなったら嫌だなぁと考えるようになり、祖母には長生きして欲しいなぁと思うようになったのです。
祖母に対する接し方を変えたら、祖母もわたしに対して穏やかな口調で反応してくれるようになったのです。
祖母をトゲトゲしくさせていたのは、わたしの祖母に対する苦手意識から接し方が、祖母を不快にさせるような接し方だったのだろうと、この時漸く気付いたのです。
そんな祖母とは、今はとても良い関係を築いています。
わたしは祖母が好き。大好き。
そんなわたしの、家族の話。
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