04/29 01:56
｢弱虫｣
Miryy
さよならに変わる言葉を、今日も僕は探しているよ
君が最後に泣かないように、キヲクの片隅に僕が居てほしいから
僕の前で笑顔になる君を、壊してみたいんだ
だから今日も僕は君を試したりして
"泣いちゃった時には飴をあげれば泣き止むでしょう？"
そんな甘い考えが、君を傷つけていた
ごめんねに変わる言葉が見つからないよ
本当にさよならなんてしたくないのは僕の方だから
君を傷付けて、ごめんねはもう飽き飽きしたのかな？
孤独がこわくてすがりついた、それでも君は僕に背中を向けた
さよならに変わる言葉が、君の口から溢れ出す
呼び止める言葉が僕の喉を通らない
背中を向けた君の頬が濡れていて
僕はふくことも出来ないまま
さよならと、君がつぶやいた
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