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By 水島 環
07-22 22:53
良かった…。捕まえられた…。(恐らく安堵したのは恋人以上かも知れず、人気が少ない事から気が弛んだか安堵感に包まれ恋人の肩を軽く抱き寄せて呟き、直ぐに体を解放し瞳を見つめ頷けば早速目的の花火を拝みに遠巻きながら人に埋もれる事なく観賞できる防波堤へと恋人と逸れないよう慎重に距離を計りつつ緩慢に歩き始め)何とか。さすが最終日だよな…何処も人だらけ。早くに燕と合流できて良かったわ。バイトお疲れさん。…花火、防波堤の方に行ってみるか?
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By 信楽 燕
07-22 22:38
(人混みに流されながら恋人を探すも姿を見付ける事ができずこれは連絡しても無事に出会えるだろうかと心配になっていれば不意に手を取られ驚きに一瞬肩を跳ねさせて。しかし聞こえた声と見慣れた後ろ姿にすぐさま安堵できて。人混み少しでも落ち着いた所で振り向いた恋人の顔を見れれば先程よりも安心に包まれ小さく笑みを浮かべていて)……っ!?あ……環。悪ぃ。だいぶ人が凄いな。大丈夫だったか?
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By 水島 環
07-22 22:12
(バイト上がりの恋人が急いで向かってくる姿は容易に想像ができ、然しながらこの人の海ともなれば強引に人を掻き分けて進む人柄ではないと知るからこそ妙に気が逸り。直立不動で辺りを見渡して恋人の姿を見つけようとしていたが、左右に目を向けるも恋人の姿は見つけられず、遂に出店側からやって来るであろう恋人を探して歩き出し。堂々と真ん中を歩いてもやってくるとは思えず謙虚に人にぶつからないよう端を歩いて来る筈と予想立て端を歩いて行けば予想は的中、流れの早い人の群れに苦戦しながら此方へと歩いてくる恋人を先に見つけ出せば未だこちらに気付いていない恋人の手を掬い取り、幾許か人の流れが捌けた脇道で足を止めて向き直り)………居た。見つけた。……燕、こっち。
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By 信楽 燕
07-22 21:58
(今日も出店を出しているバイト先の手伝いに励み。恋人との約束の時間が来れば昨日のようにハッピを脱いで浴衣の姿になり。今日はお面はないが代わりに誕生日に貰った細身のアンティークゴールドのメタルフレームにダークアンバーの木柄の転写を施した伊達眼鏡をして。恋人との花火を楽しみにしていたのもあり急ぎたくなるも気持ちに反して人混みが凄いせいか中々進めず時折流されもみくちゃにされながら何とか待ち合わせ場所の海岸通りまで来れたがこのままでは恋人を見付けるのも一苦労と眉を寄せ。とにかく一旦この人混みから抜け出そうと端の方に移動し目指すは人混みが少し薄くなる近くの屋台の影で)>入室
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By 水島 環
07-22 21:29
(蒸し暑い昼は生憎の曇り空。それが陽が落ち青が濃くなった今は曇りなど杞憂に終わり、色鮮やかな大輪が映えるであろう紺藍の空を安堵と期待を秘めた表情で見上げ。最終日の花火大会が昨晩の比にならぬほど混雑するのは目に見えており、早めに待ち合わせ場所へと向かう最中、花火を眺めにやって来た人々の激流に恋人が呑まれては居まいかと気が逸り、浴衣の裾を翻しながら少しばかり足早に下駄を鳴らして海岸通り沿いにある屋台の入口付近まで歩き進め恋人の来訪を待つ事にして)…直ぐに見つけないと…マジで逸れそうだな、これは。>入室
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By 知羽 麻璃於
07-22 02:47
(友人らしい一連の言動に終始楽し気に反応し、程無く静まる空色に暫時共に境目へと意識流すも深く吸った息ゆっくりと吐き出すのを切欠に片付けを進めつつ何気無く口に寄せ運んだ品を食してくれる様子にまた一口、また、と、機嫌好く食べさせ。胃に流し込んだ水分が酒だけでは些か心配と水を渡し、帰宅の人の流れから外れて分岐点迄の間他愛も無い会話を重ね、別れ際に不意打ちに掻き撫ぜられる髪。抗う理由等在る筈も無くその所作から滲み出る彼本来の為人に忽ちと破顔。聞き受けた何処か不器用な優しさ宿すそれに思ったままを口にするに続けて、学院生活上では余り見受けぬキャップ被る風貌に軽く言及を。友人の後ろ姿が見えなく成る迄見送ってから自宅方向へと緩慢な歩幅夜風に当たりながら歩を進めて)ん、そういうとこは男前だよな樋好。……、そういえば、帽子。そういうのも似合うんだなって新しい発見。それじゃあ、またなひよ。おやすみ。気を付けて帰れよ。>退室
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By 樋好 征司郎
07-22 02:25
……、なん、だ、よ。知羽酔ってんのか。程々にしとけよな。(晒した横顔を撫ぜるのは夜風ではなく相手の指、それに気付けば最初こそ驚きに肩を竦めて訝しげな視線を相手に送るものの、その所作を酔いのせいと断定して呆れたように笑う自分の方が恐らくアルコールに侵されていよう)だったら、俺が着いてきそうなこと、いろいろ考えておくんだな(最後の最後まで横柄な自分なら、相手の穏やかな誘いにもニヒルに笑って上から目線の言葉は変わらずに。そんなやり取りを終えた後、、夜空に一際大きな大輪の花が咲けば心の中に広がるのは感動と表裏一体の虚しさで、相手の呟きに頷けば余韻を辿るように濃紺から黒にグラデーションを揺らす空と海の境界線を見詰めていて。残りを片付けようとする相手の戯れには、不服そうな顔こそしながらも食べ物は無駄には出来ないと相手から視線こそ逸らしつつも素直に口を開いて食べ物の処理に協力して)……、ん、帰るか。別に、俺がいたくていたんだ。花火見たくて。……、次は黙って俺に奢られろよな(満腹に加えてアルコールの回った体は揺蕩うような心地良さ、しかしそれはまだ意識的に律することの出来るレベルで、零れそうになる欠伸を噛み殺せば適当にごみをまとめながら緩慢に立ち上がって。最後、花火を見終えた客の波から外れて歩けば相手との別れ際、叶うなら伸ばした手でその柔らかな髪を乱雑に掻き混ぜたく、それから得意気な笑みを浮かべて宣戦布告をするなら、相手に背を向けてひらりと手を振って自宅へと帰っていって)>退室
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