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ちいさなひかり 情報の一部
 狩心


あなたが わたしの心の奥まで 突いてくれないから
 奥まで届かない 性の不一致で別れましょう
あなたは短くて わたしは深いの
 サイズが合わないのよ 浅はかな わたしたち
  コップには液体 スプーンで掻き混ぜる 欲望が渦を巻いて

せいしん せいじょう  精神  正常な位に
 もたれかかって 息を潜めて  洞窟の中に潜んで 露出
吐き気をもよおして  押し殺して  両手で掴んで  細い首を絞めて
  切り落として 突き出した管で 水分を補給するのよ  わたしたち  砂漠だから
 サバイバルなのね  わたしはもう 正常でいられない
  ねじりはちまきを つけて 汗を流す すべて ねじれてしまえばいい

せいしん せいじょう  精神  正常な位に 
 組み立てる記号は全て 不要 その心から イコール 未来は要らない
また 売りに出しましょう また 買う人いますか わたし 記号みたい また
 幾重にも重なった 重ねられた傷みと イコール わた;し;あめの記憶 甘くて 
仰向けだね あなたたち 乗り物だね  わたしが 酷く項垂れた
 心を失って 愛撫だけが残る  冷笑なのね  心臓の鼓動;が;物凄く速い

わたしをみて  わたしを  使い切れない からだ 持て余して
 黄色い液体を浴びて  消えていくの  みにくい町で 浴びせかけられて

研究段階;
わたしの誕生日  あなたが死んだ日

現実に照らし合わせられない 嘘でしょ その情報 嘘でしょ その あなたたちの姿
 わたし  あなたと別れます  だめ おれだ;め  見つめ合って 
                       思い出して 手紙よ  過去からの

本当の外へ出たら 全てが恐怖 たくさんの人が死んでて
 あなたが大声で叫んでる 「わたしだけは違う!」 そして あなたが死んで 嘘でしょ

わたしとあなた 性的に つながれていた それは事実だけど
  わたし  あなたの事を愛してしまった  服従の鐘  契約なんて捨てて  
アングルを変えて  自分を映し出して  奇妙な物語と  不必要な化粧と
 金属が擦れる音  取るに足らない  どこにでも居るような わたし 受け止めて
   必要の無い情報  そうね  必要ないものね  そうだけど  それも嘘でしょ
意味も無く感じちゃっていいですか  もっと感じさせてよ
ため池の中は とても静かで 
 とても静かで ポツリと 何かが落ちて 
   水面に広がっていく 波紋が  波紋が  あなた 
  全ての静止画を  畳んで折って  切って貼って  再生してみて  
           ためらわずに おねがい  わたしたちを  再生してみて











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巣造
 漆


咽喉に刺さった骨が、「此処に居たい」と泣く。
その内に骨は、「此処が痛い」と泣く。

その内、について。

僕は王様に永遠を求めて天使の気分だった。そうして僕には少女が与えられた。
鋭く痩せた幸福のひととき。
次に執行人の誕生だ。水は馬に乗り立ち昇る。
おおらかな食卓に招かれてゆけば見事な大魚を勧められ、素手で掴んで啜り食うも何一つ口は無し、腹だけが満たされた。

こうして刺さった骨が、「此処に居たい」と泣く。
その内に骨は、「此処が痛い」と泣く。

ある地方を消した棺桶を毎晩抱いている乱暴屋の第一級は振り被らない、入り江に惚れてくれたのなら手が離れることは無い、満身に浴びた桜色のやわらかさはもう嘘のように硬い。
それなのに愛していると、口のある花。その足で惨たらしい肉屋に向かうのだ。

しかして骨は哀しみにこそ生きた、春が来るとやがて溶けて失くなった。
湿っていた咽喉は相変わらず使いこなせない、まるでそう、知らない人とメールで喧嘩をしている時の心臓であった。

やあ!
僕は帽子にだってなれるんだ!

肉屋には王様に斬られた僕の首があった。
少女は素手で掴んで啜り食うが、なるほど、口は何一つ要らぬ、腹を満たせと僕は思う。
やがて少女は両の眉を寄せ上げ、ちいさな小指を口の中へ、爪の詰物、それを皿へ。

僕の咽喉に在った奴である。
そうして骨は遺体と逢った。
例の水を飲み干すと幸福は無駄な肉を次々とつけ、口のある花は自ら肉屋に並ぶのだ。

 

春。此処に居る。



 


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プラムの町
 瓜田タカヤ

情感は使わない洗面器からあふれる陶酔の潰れたプラム食糞の構造を証明するのに
ピラニアが必要アマゾン行き断念パパが近所のペットショップにて購入30年越しの悪夢
放電現象行きずりの人渇かない爪痕散乱する銃口のすべてをくわえる素振りのくちびる
愛の軍団衝撃に気づかず我ら白い山脈を瞬く間に消し飛ばそうでわないかと
斧爆弾のみ修行 がそれは確かに達成し滅する
流砂下の全ては人工的な木屑絶え間ない僕等の抱擁の撃鉄は笑顔のお年寄りを飛沫に
冷凍食品のみで奏でられるスローバラードを蛙に

僕等の考えた新しい情報の伝えかたが
海面を跳ね巨大な穴のみの菩薩像に着弾す
殺人を繰り返す人間のどれらかの液体ととろける太陽のみで育てられたプラム
puramu 踏みつける音で君に伝える手段か
正解はくだらないテレビ番組を録画してオイテクダサイナ!
PS寝ている横で飛び出しナイフを近距離まで僕の瞳にかける愛情はどうかな
墨汁の暖かさ小食なリス恋人
両腕の無い幼児の背後を必ず光らせて描かれた壁画
ジョックは名前教会 日曜学校で食べた乾いた菓子の食感
震える舌凍えるドードー鳥
祈りを捧げればダあめだあと祈る木人拳の木人
ジョック
君の死の標的の
冷めたプラムで体温がベタベタに
それは
絶えず
初めから
想像外から
飛び出すナイフ

西日 ジョック! あぜ道 いとこ
ジョック!
プラム
の町



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鬱病疑似体験
 狩心


※ 頭が痛くなったり、具合が悪くなる場合があります。
※ another あなたは12月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは11月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは10月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは9月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは8月生まれですか?  Yes/No
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※ another あなたは5月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは4月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは3月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは2月生まれですか?  Yes/No
※ another あなたは1月生まれですか?  Yes/No
これを見て学ぶ無意味の意味を 鬱病の虚無感を 体感する
無駄な文を書く無駄な一日の心拍数は 一時間に一回 <閉じ込められた生>
切られた断片からは血が一滴も出ない 切られた断片からは血が一滴も出ない
another another  another  another  another
another  another  another  another  another
another   another  another  another  another
another 日常に鳥肌立た。another  another  another
another おめでございます。 another  another  another
another 怠惰な感じもまた、歳。another  another  another
another 救いのない、出口いです。another  another  another
another どうやら、生したようです。another  another  another
another 100年後に文だと思います。another  another  another
another もう一回はじめにしまいました。 another  another  another
another 這い上がって、がんばいれ、誰もよ。 another  another  another
another 多くの人に届く普なものだと思います。 another  another  another
another 死にま、おまへん、やさしい皮を剥くだ。  another  another  another
another 言葉の寂しい距離感が「使って」言葉ではなく。another  another  another
another 無限の花びら、無に続いてもらいと困るよ花びら。another  another  another
another 言葉の寂しい距離感が「使って」言葉ではなく。another  another  another
another 死にま、おまへん、やさしい皮を剥くだ。  another  another  another
another 多くの人に届く普なものだと思います。 another  another  another
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another どうやら、生したようです。another  another  another
another 救いのない、出口いです。another  another  another
another 怠惰な感じもまた、歳。another  another  another
another おめでございます。 another  another  another
another 日常に鳥肌立た。another  another  another
another   another  another  another  another
another  another  another  another  another
another another  another  another  another
切られた断片からは血が一滴も出ない 切られた断片からは血が一滴も出ない
無駄な文を書く無駄な一日の心拍数は 一時間に一回 <閉じ込められた生>
※ another あなたは12月生まれですか /No
※ another あなたは11月生まれです /No
※ another あなたは10月生まれで /No
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※ another あなたは6月 /No
※ another あなたは5 /No
※ another あなたは /No
※ another あなた /No
※ another あな /No
※ another あ /No
※ another  /No
※ anothe  /No
※ anoth  /No
※ anot  /No
※ ano  /No
※ an  /No
※ a  /No







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視聴覚室
 狩心


アイザー マクスタンドネル
リョクヨクミ リョクヨクミ
必ずヒート
タンますとりー#
まんダクリ03
タンますとりー#
荒れ狂うサファイヤ
君は迷い込んだ
鬱蒼と生い茂る言葉の林に
瓦礫は重なる重なる為のもの
運転手 進行方向右
闇ニ呼バレシ者
右手ノミヲ所有スル 90℃
曲がる肘鉄
愛サレタ記憶はない
凍り付いたミモザ

雨の中に土を
土の中に細胞を
サル ラウズ うねる赤
サル ラウズ うねる青
サル ラウズ インパクト
ディメンションリー 風の中
崇められた深海
剥ぎ取られた命の ------ 響き




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冷やし中華終わりました
 たもつ
 
 
冷やし中華が
静かに終わった奥の方
特別なこともなく
人をまたぎ
人にまたがれ
狭い柄模様のシャツが
時々きれいだと感じられた
入口の貼紙には
かつての文字のようなものが書かれ
それはとても
大切だったのかもしれない
投げ出した足先は
細く色を薄くしたまま
穏やかに外海へと続き
海はどこまでも
水で湿っている
昨日までわたしが放していた
稚魚の類は
淡水魚だったと
昨日初めて知った
ちょうちょが卵を産んでいたよ
と幼いころの人が
何か言いながら戻ってくる
その様子が遠くまで見渡され
また途切れ
そして終わっている
 
 

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にぼしのジョニー
 たもつ
 
 
池袋のスクランブル交差点
ど真ん中で俺は
釣り糸をたれる
ジョニー にぼしのジョニー
おまえはどこか
白い皿の上で美しく
干からびている
ジョニー にぼしのジョニー
おまえもかつては
遠くの海を泳いでいた
ここ十数年海で泳いでいない俺は
その悲しみを知らない
そもそもおまえに悲しみはあるのか
干からびた目の玉で
中空を見つめ
にぼしのジョニー
俺に釣れるのは
いつも季節感の無いものばかりだ
そう ジョニー
恋人のマリーは
おまえがにぼしになった後も
海を泳ぎ 海で躍動し
そして昨晩
海で力尽きた
ジョニー にぼしのジョニー
おまえの干からびた脳みそに
俺はかぶりつきたい!
俺が釣りをしているのは
いったいどこの池袋なのか
おまえが干からびている
その白い皿こそが
池袋ではないのか
ジョニー いわしのジョニー
俺もおまえも
この池袋から早く帰りたいのだ
 
 

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あなたに暮らす
 しもつき、七


ベランダが
夕方を焼く仕事をしている
あなたはあまりにもやさしすぎる手癖で
ぼくのすこし、向うをゆく





なんてざらついたことばを
あなたは使うのだろう
生活をはじめようとしていたところ、
食べて眠ってあわれんで
朝をまた食えばわすれた



洗剤の匂いも気にしないでゆきたいよ
あなたの落ち度だって
消毒できる人になりたいよ



となりのベランダが
隣人たちのキスに手をやいている
あなたはたびたび日蝕のことをくちにして
さむさによいしれる


うすくて価値もないことば一つで、
あなたが傷ついてしまっちゃいけない
ぼくは例えをしらないから上手くは
いえないでいるけれど



きゅうくつは六畳だけ
かなしいニュースも活字になる
たくさんの娯楽はまかせっきりで

それでも生きれる



あなたもぼくもゆるやかで
少しずつ酸素をなくしてる、
隠されたあなたのてのうちにかかれた文字を
しりたいとおもう


夕暮れを
あきないでことばにしてゆけるのは
なにかの呪いなんだった



錆びてゆくのだろう好き合いに、
あなたはあまりにもやさしすぎる手癖で
ぼくのすこし
向うを往く




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