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Re-If=Re-In
 Nizzzys

人,[幾層を翔]ける向こう岸の,(つぐんで_わけ
いった=あなたの,階−翼),どこ/までも,記憶
の枝をつぐむ,(鱗の)変わらない,ちる,{のよう
に,美し}い人,あなた,ここにいない言葉,人,の
ような,あなた,の/Sein>鉱石‘)だった;もの,
の,恒=星,《返って−針に,突き刺−去った(まま
,_あなたが,口の,開くよ|うに,人,蝋燭<を回
り続ける抜>け殻の,りゅ,う,焔「硝,森に違う`つぐ
み,くちる``,監視−感,み・ねる;あな(た,の,葉_網の,
構成》,シイの,よう「に,しとね,待“った,魂」の
〈淡=シ季〉,のように,あなた,「野」,交|感色,ここ
(にいな)い音階,人,のような,身_体,あなた,
しい,,に・:^ここ<蝋の‐−Signe>シ|用・法
___わけいって‘’あなた?)の}「名前^/衛星へ|
ぬけるヒナゲシ | の | 花 |,は反復_される,つ・・み,
,つつやかに,下っ<てゆく>,約束のレンズ,く,(する),
岸,の‐ような,あ/なた,ここに,<花の名);あった,
対/角線上に制/御する,大海が隣(接)に,み,_錆びつく
_氷砂糖_,りつ,ぬけてゆく,ぬけてゆく,‐朗読‐者,
のような,あなた,;_が,否||こうリュう」することの
−ここ“にない破調,身=かぢく,分流>:あなた,の」
名・前に,『住まう,淡−視,/国境線/,延”命する露地,
●シイ,が把握・する,人,「ずっと,ずっと」,色蝋の,錆び
・ついた_星座の,旅−線・破=線,が,シい,《ヒシ》,非
/子,「紅かった」,鏡張・の,『森‘?,(たっ__つ,感<受性>,
のような,シ:キの,偏|在,(クル),叶わぬ<こと>,のような
,「 」しい人,誰かの)・あなた,{ここに]いない( )言葉,
;しよ?:ぬけて――でも,遅}すぎた・ね,"めくれる腕の,
痕"跡に【残った】川底に,<りぃ><りぃ><りぃ>,シ音を,
たたく,(あ)たらかに,3つ,だった=こと,タ・メつ,つ,
あなた,が_廻り)続けて,咲|き(ついた)殻=だ・った,
胡桃がける,裸足,のように,「冷たいね」,と,不拍子に,さく
,『方:角,‘頬の>跡に,残って【いった】,Re- Signe,約束
<?,のような,美しい人,あなた,黒-み--がかった秒針の,
カラミごとに,`あ`ねる,むネ,抜け;てい;く,肌=シ,の:ままで
,<無>形の,擬=性,つ・む,先の,シらまる,ひと|と
つに,束を放つ,触れない・期』限,円すい状の,"洗浄液"
に,誰が,トけて「シ身,絞める,や>眼,残らない“で;
「冷たい」・森,ふり,{返る},遅す-ぎた,のような,】,(だ
けど,Re−in,?あ,ぁ;「なにが?_あなた【が,ほしか
った>?_天」使の,交換=感;打ち接がれた<掌),【あなた
の,Re-If=Re-In,反−復,:され,ル,魂_の・場』所,
溶『ける腕,目;覚める咲き=かけの,使用感,re|in−side/
つらめ,〔つ〕らめ,「紅いよ」,その,_未−明;シす,録画
(される),星座野,それ,黄*黒***青]咥えたシステム』,りっ,
Ri,り<叶わないで|,○ほしかったの_みな>罪,堆|積する
,起^源,あなた・の・シト{しと,ひ・(・視,くす),あだしの,
のように,散・跡する,フォルマション」,通り}雨の,拍=子,
だった”,あなた,“不−視の,影|を閉「ざす_氷,の−中の
「孤,しぃ,( )よね?,ヒシオリ,道__{_標の北極星,求心性
の,あなたの_/胸の[秒|心,つぐまれ;たのね=傷の先,い"く
愛しみ,繚乱して,」,目覚”める{咲きかけ,の},おと=ね[?,
ヒト]つに,重ね,/制/御する,子=葉,待つ,か,{が声,犠《牲者》
(?,[羅針症,アルキさ]える,響き,<ぽし>,しみ,ヒいの,
のように,美しい,』時と,ヒシに人,あなたの_胸の・奥で,
黒( )ミ/が・かった,線−状”の,焼け「野」,から,“ここ”
に__(Re-Sein」,束を<放った,’叶わ“ない/こと,|もう|ひ・と|つの≪Re-ぃ>


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七月、脳味噌の弱いオウム
 ホロウ


ふっと見放した拍子に気が触れる七月、脳味噌の中で果てしも無い騒音…静かにしている事は命取りなんだ、よ、慣れというのは恐ろしいものできちがいじみた焦燥だの厭世だのとアトミック・ボム・ガールみたいな駆引きの巧みさで付き合うことが出来るようになったんだ…ねえところで今何月だか知ってるかい?俺はどうも知らないうちに知ってることをすべて忘れてしまうみたいだよ
電子ビートのミレーヌ・ファルメール、余裕シャクシャクで歌いこなす唇、それを徹底的に汚してみたい欲望、なんて80年代的な時代錯誤、ダーツの矢はとんでもない方向にしか飛んでいかない…俺はいつでもれっきとした会話を確立させようと目論んでいるんだけど、いったい何人が俺のことを案山子でも見るような目つきで見ていったことだろう…それについちゃ別になんとも思っては居ないけれど…自信なんていつでも人間をそういう風にしてしまうギミックなんだね
もう少し自分の中で気持ちが弾むものを作りたいと思って出来るだけたくさんの言葉を出来るだけ画期的な方法で積み上げたらオウムになったような気がした、思惑なんてただの冒涜に過ぎないものさ、バイプレイヤーはノーマルよりもきっと性病にかかる確率が高いだろ?そういうことってきちんと理解していないと大変なことになる…いつも、いつの時でも…今は七月でいいんだよな?畜生、いつの間に抜け落ちてしまうんだろう、こういうのって?ハチミツのありかをぼんやりと考えている間に食パンが誰にも食うことが出来ないトーストになる、昨日も、一昨日の朝もそうだった…それが夢だったのかどうかも釈然としない感じだよ、おお、俺は塗るほどに白くなっていく紙みたいだ、躍起になっている間に何を描こうとしていたのかすらさえ思い出せなくなっちまう
ファンダメンタル、そんな風にうそぶいて知らん顔をすることは出来るだろう、ファンダメンタルってなんについて使う言葉なのかもさっぱりだけど…こんなときに言っときゃ格好はつくんじゃないか?何年か前に本のタイトルに使われてたのさ、なんだか響きがいい言葉だなぁと思ってね…意味を引いたことがあったんだけどなにぶん古い話なんできれいさっぱり忘れてしまったんだ…今話してる類の忘却とはまったく種類の違う健全なありがちな忘却だけどね、まてよ、忘却に健全とか不健全とか…まあいいや、話が長くなっちまう、きりもみ飛行のモノローグ、落下地点は誰にも見極める事が出来ない、轟音と軌道に眼を凝らすしかない、ある種の不安は墜落する事無しに旋回し続ける事がある、つまり安心なんてありえないなんて時もあるものさ
今夜これから眠るには穴ぼこを見つめすぎた、少しもセクシーじゃない穴ぼこ、少しも扇情的じゃないただの穴ぼこ、レゾンデートルとかつま先を引っ掛けてすっ転んじまうただの穴ぼこ…怪我をしないようにするんだ、そんなところで転んだら下手したら命取りだぜ…心中で流れる血は血小板にはどうにも出来ない、言葉を積み上げたらオウムになったような気がしたんだ、俺はただただ繰り返す鳥類なのさ



クェーッ



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たましい
 ミゼット

潮 胎児になる 丸めることもしないまま 足だけを折り曲げて 速い速度で沈んでいく

(何も 何も 何も ほんとう) (に) (は)

あわつぶは 呼吸 涙 体液 羊水の 踊り子の夢を見る たくさんの命を殺す

(まだ まだ あなたは) (とてもちいさい)

回転運動 腕はひれ ふかく のど 声を うしなって とてもしあわせ

(掻き壊す 弦の) (響き) (唸り) (うだる こごえる)

イーォウ イーォウ 撃ち抜かれる イーーイィ

蹄が泥を蹴る 管の向こう こま送りの映像 手首を回して 掴む 震え 歪む

(心臓から 扉を叩く音がする) (みえないもの) (わたし)

イーー 包まれる オーーオォ イーォオ

(脈 感覚を捨てて) (瞼) (繋ぐ 髪) (の) (そして)

両手を当てる 抑える 「見える? 聞いて、これがたましい。」

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停車する夕方
 しもつき、七


プラットフォームに呼吸たちの熱がともっている
三番線にやってきた夕方をみつけては、迷いたがり
わたしはまた、いくつかのやく束をやぶってしまった

たぶんわたしは気づかれたかったの、かなしいことに
(「またあえたら、」つめたいくちびるで云ったよね)

うそを点けるライトグレイ、かなしくさせるダイヤ、
手をひいて、ゆっくりとした行為をおしえてください
、蛍光灯がおちる瞬間に、世界をおわらせるのはきみだ

ゆるゆるとぴったり、かさねた温度のりょうはしで、
神さまときみが、確かにわたしを呼んでいたのだろう

八秒ばかりの視線そらして、夜へ、と泣く、眩暈の前日

  ・停車する夕方



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堕胎
 中村かほり

蝶に追われるのは
わたしのからだが
あまいものでみたされているからだろう

半日おりたたんでいた指をのばすと
そこから朝がはじまるから
光に飢えた子どもたちが
とおくの空より落下する

あしの使える者は走って
使えぬ者ははらばいになって
わたしのもとへとやって来る

けれども彼らは
乞い方を
学ぶまえに再生してしまったから
わたしの指先を
ながめるだけしかできない

街のほうでは
檸檬の配給がおこなわれていて
半裸の女が
うつろな目をして順番を待っている

いますぐにでも駆け出して
あなたたちのうしなった
子どもはここにいるのだと
伝えたいけれど
檸檬のにおいがただよう街のなかに
蝶をともなっては行けない

もういちど指をおりたたんで
あたりを夜にする
わたしのだ液は
蜜のようにあまいから
いちめんに咲く花のうえに吐き出して
視力のよわい蝶をだます

生まれたかった、と
声をあげはじめた子どもに
光をあたえることはできない
けれども彼らのために
あしたもあさっても
女たちは檸檬を待ちつづけるのだと
告げることはできる

あちら側から風が吹いて
瞬間
ただよった檸檬のにおいに
子どもたちは顔をしかめた
蝶に気づかれぬよう
わたしたちはしずかに
街のほうへ行く


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ノート(冬からの手紙)
 木立 悟



特別な時が終わり
あなたは宴を胸にしまった
遠のくのではなくはじめから遠く
その遠さの上を行き来していた
うたや笑顔や踊りが過ぎ
原や道や水たまりが
火と響きを片目にしまった


かつて抱えきれずに手放した
さまざまなかたちが痛みとなり
残そうとして残されたものたちへ降り
やわらかく重い色にまたたき
内をゆるやかに変えはじめる


春のようなあなたが春を語るたび
冬のようなわたしの苦しさは増し
どこにも居ることのできない季節が
またひとつ加えられたことを知る
眠れば死に 起きれば生き返る
生き返らなければそのままの日々に何かを失い
あなたを咲きひらくあなたの前で
私は何をすればいいのかわからない


かつて源に塊があり
砕けてすべてがはじまったことを
継ぐものもなく継ぎつづけ
かけらは降りそそぎつづけている
充ち填りぬまま過ぎることの理由や
道なき迂回のつくり出す輪が
野と街の接する荒地のむこうに
午後を見つめてたたずんでいる


巨きなむらさきの音の歩みが
風と熱を運び来る
風には無数のくぼみがあり
かがやく髪と背だけが見える
かがやきは泡の波になり
土の上の葉や声や
眠るかけらを連れてゆく


こだまをやりとりするように
あなたとわたしは滲んでいる
隙間からのぞきあうように近く
姿かたちのないほどに遠い
また異なる日々がはじまり
たくさんの片目がひらくとき
にぎやかな響きと火に囲まれて
あなたとわたしは隣り合う
遠く遠く 隣り合う










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木と破片
 丘 光平

立ち続けている
かなしい女の形で
冬の木は。

暗い額の
うす皮のうらうらを
流れる水の赤らみ
しんしんと。

そして
あられもない
素足のしたに咲き散る
雪の絵皿の
こまかな破片。



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