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11-20 22:24
 【海に生きる少女】
By スピカ [編集]


記憶なんて頼りなさすぎ
どうして僕は懐かしむのだろう

だって僕は初めて来たんだ
そして君を初めて知ったんだ

日差し浴び 君は目を細める
僕はもう 君しか見たくない

海に生まれ 海に恋して
すべてを学び すべてを超える

まぶしすぎて ためらうせいで
真実なんて 言葉にできるはずがないんだ
 
きっと

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00109


11-11 22:18
 【晴れた日のために】
By スピカ [編集]

【晴れた日のために】


踊るように光る川は
学生通りを過ぎて
笑い声に照れるように
ときどき波をたてるよ

もうすぐ日差しあふれるだろう
少女が夢見たように

この手のなかで生まれた歌を
晴れた日のために歌う


星と星の間にある
闇はもう怖くないね
風と土と涙からは
逃げ切ることは無理でも

もうすぐ浄化は終わるだろう
少女が許されるとき

君だけのため作った歌を
晴れた日のために歌う

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──────

00108


11-08 22:43
 【無明】むみょう
By スピカ [編集]



時には
安楽椅子で
過ぎた昔を思い起こす

別れた
あの人たちの顔はみんな
微笑み浮かべてる

私はどこまで行くの?
終着駅にはいつ着くの?
つまづき 忘れられても
黙って歩けば近づくの?

輝きを失って
心年ふりて
素直な言葉さえも
疑ってしまう

無明のときがもう
私を閉じ込める

────────
────────

00107


11-07 19:59
 【若葉の頃には】
By スピカ [編集]



雨もよいの日に
待っていてほしい
大きな画集を持ち
黄色い服で会いにいく

若葉の頃には
思い出せるでしょう
幸せに囲まれて
どうして人が泣くのかを

嘘を操るの
すでにやめました

わたしのことが気になるなら
手紙をください

──────
──────

00106


11-06 21:25
 【古い映画のように】
By スピカ [編集]



古い映画のように色が戻る
時間がたつとともに胸が痛む
もっと遠くにいたい
──おねがい

遠くの光が怖い
舞いたつ破片(きらら)のように
何度も瞬くせいで
見返す勇気を減らす


今も心に残る辛い昨日
私みたいな人を抱いたあなた
夏の終わりに決めた
──さよなら

学生通りをゆるく
行き交う人々たちは
みんなが笑顔をつくり
孤独を追い越していく

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00105


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