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04-26 20:14
 まどろみ
By スピカ [編集]


甘やかな眠り つかの間の憩い

幼い頃まで 時間を戻そう

なお善き言葉を
疑いもせず

信じて笑った
私はどこに?

いまの私は罪人(つみびと)?

★★★★

00054


04-25 06:39
 いま故郷では
By スピカ [編集]


今ふるさとでは
夏の日射し浴びて

人々が歩き
挨拶を交わしてる 

昔の仲間たちは
それぞれの町に帰り

なつかしい歌と
ざわめきを愛してる

晴れた午後には退屈なほうがいい

東向きの部屋で
ごろりと横になる

さあ思いきって
雄渾にペンをふるえ

空に手紙書こう

今ならば届くから

──────
──────

00053


04-24 06:46
 石英
By スピカ [編集]


粉々に砕いたら白くなる
澄んだ石英

物陰で泣いていたあの人の
涙にも似て

──愛する人はどこにいる?
──愛は形がない気体(期待)?

ふりそそぐ白い粉

いつの日かあの人を思い出し
泣く冬がくる

大切なあの人の名前さえ
忘れる頃に

──終わらね愛はどこにある?
──とても優しい人の手に?

ふりかかる白い粉

★★★★★★

00052


03-14 06:40
 SNSによせて
By スピカ [編集]


小さな川は流れゆく
はるか海をめざして

帰ることのない旅なら
私の踝(くるぶし)も濡らせ

毎夜大空に飛び交う
幾千の騎士たちよ

寂しい時には数えましょう
つながった心の色

はるか国境と
   宗教を越えて
遠い町に住む
友の胸のなかで

文化を運ぶものよ
社会を映すものよ

せめて今だけは
やすらえ


光の無い世界にすむ
彼の名前を叫べ

自分の夢で歩けない
彼女の深い窓を打て


はるか障害と
   限界を超えて
遠い古里の
母の腕のなかで

歴史を語るものよ
科学を学ぶものよ

せめて今以上
かがやけ
―――――

00051


03-09 07:02
 雲母
By スピカ [編集]


キララキララキララ………
キララキララキララ………

手鏡(かがみ)の反射が指にからみつく

初恋の頃を思い出させたね

愛してる 愛してる
てのひらに散らばる 雲母を見た

愛してる 愛してた
悔やみはしないから 終わりの日でも


着替えをすませば知らぬ女性(ひと)になる

はじまりの頃を思い出させたね

愛してる 愛してる
くちびるに散らばる 雲母を見た

愛してた 愛してた
悔やみはしないから 裁きの日でも

雲母雲母雲母………
雲母雲母雲母………
────────

00050


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