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02-27 13:02
 辰砂(しんしゃ)
By スピカ [編集]


風になるよりあなたは速く

みどりの風のなかに駆け出す

ラララ不思議な風景が僕の前に広がる

大きな樹木の下に立って

空に手紙を書いてるあなた

ラララ恋かもしれないね
恋ならいいのにね
美しい辰砂たち

だから
愛してる
だから
愛してる

あなただけが意味を持つのだ

だから
夢みてる
だから
夢みてる

あなただけに日々は微笑む

────
────

00049


02-19 06:48
 この挨拶
By スピカ [編集]


薫風(くんぷう)は森を抜けて
海に還っていった

おのおのの家の窓に
愛が湯気をたてる

届け歌声
この挨拶

ありがとう
また
この挨拶


慧眼(けいがん)の人の胸に
瑤珞(ようらく)の音を聴き

積善(せきぜん)の人の手には
宝珠耀くを見る

届け歌声
この挨拶

ありがとう
また
この挨拶

────
瑤珞……ネックレス
────

00048


02-19 06:13
 国東半島
By スピカ [編集]


石に刻んだみ仏は

いつも静かに笑ってる

時は無慈悲な鑢(やすり)です

知らず知らずに削ります

誰のせいでもないし
誰を恨むでもないけれど

人よ覚えていてほしい

こんな小さな祈りだけれど

──────

00047


02-16 05:23
 見えない夜景
By スピカ [編集]


秋の夜更けは数多(あまた)の流星

吐く息白く闇に躍った

いつもあなたは夕刊越しに

見えないはずの夜景を見ていた

遠い町の空港では定刻に発つ飛行機が

赤 緑 きらめかせて

自由な町を目指してる
─────

00046


02-12 05:44
 シフォン色
By スピカ [編集]


思い出をたぐり 息をひそめてる

ガラス細工の手本のような
一輪の花に

笑いかけながら
声を分けながら

絵の具を混ぜて筆を走らす
シフォン色の午後

水が飲みたいときは
この手を休めていい?

こどもみたいに華やいだ
じだらくな夢を見たい

意味のないこと積み上げて
それでも輝いていたい
──────

00045


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