エターナルゾーン日記板


[戻る]
[37] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーーーーー



ディーティー
「なるほど、レイン君というのか

..僕達に子供が居れば、君くらいの歳なんだね」



レイン
「え?」



ディーティー
「ああ、いや

気にしないでくれ」



レイン
「あの..僕と同じくらいの女の子達を見かけませんでしたか?」



ディーティー
「見ていないね..

でも、来た道をもどれば会えるはずだよ」



レイン
「そうですね..」
(なんだろうこの人

すごく..懐かしい気がする)



ディーティー
「そら、見えてきた」



レイン
「!

みんなだ!

おーーーい!」



エレナ
「レインくん!

もうっ、心配したんだよ?」



ルーデル
「急に何か話したと思えば...走り去ってしまわれたので」



サン
「オイラをほっぽりだして何事っすか!」



レイン
「わ!!!こらサン出てきちゃ..!」



ディーティー
「こんにちは

君はサンと言うんだね

よろしく」スッ



サン
「おっ!?ほほー!

オイラを見て驚かないとは、なかなか見所があるッスねー!」バシバシ



ディーティー
「僕は修行の身だからね

こんなことで驚いてちゃ未熟な証拠だよ」



ーーーーーーーーーーーーーーー



ディーティー
「君が見たものは恐らく幻覚だ

不思議な声を聞いただろう?

この場所は聖地ザインと言ってね

悪しき心を持つものが踏みいればこの地は幻覚を見せる

最も、君にそのような心があるようには見えないが

理由はわからない、しかし今後ここには近づかない方が良いだろう」



レイン
「そうだったんだ..」



エレナ
「とにかく!

マーサという方に会いにいきましょう!」



サン
「そうっすよ!」



ディーティー
「マーサ...!

君達、マーサを知っているのかい?」



ルーデル
「さっき長身の男性から聞きました

それでこちらにやってきた...というわけです」



ディーティー
「ふむ...恐らくだが

そいつはラプトの民じゃないだろうね

近頃は同じようにやってくる人達がいるし、皆口を揃えてそう言う

どうにかしたいとは思っているんだが...修行中の身だ、全ての白魔法を覚えるまではこのザインを出ることは許されないのさ」



エレナ
「!

それってもしかして...」



ディーティー
「ああ、これかい?

僕には恋人が居たんだ、エマラという美しい女の子さ

彼女から貰った指輪だ

僧侶の修行は金属を嫌う、でも僕はずっと身に付けているよ

..もう数十年は会っていないが」



ルーデル
「素敵ですね...

でも、どうしてお会いしていないのですか...?」



ディーティー
「彼女は突如...僕の前から消えた

それも何の前触れもなくね

正直なところ、もう忘れられたと思っている」



レイン
「でも!まだ指輪をつけてるってことは諦めてないんだよね?」



ディーティー
「はは、僕にはどうしても忘れられなくてね

彼女は綺麗だった...もちろん中身もね

でももう会うすべはない。。」



サン
「でもそれって...寂しくないッスか?





オイラだったら、好きなメスゴブリンと離れちゃったら絶対に探しに行くッス!





後悔したくないッスからね!」



ディーティー
「!

.......

僕にはもう、修行しか無いのさ

それじゃあ僕は修行に戻るよ

それと、マーサはエマラの母親さ

彼女なら力になってくれるだろう

それじゃあみんな、達者でね」



ルーデル
「あ...」



レイン
「行っちゃった..」



エレナ
「悲しいお話でしたね...

ハッ!お姉さまを探さなくては!」



ーーーーーーーーーーーーーーー
[返信] [編集]2019 03-06 00:21 [Android]

[戻る]
[0.←サイトトップへ]
[9.管理に報告]
↓以下MBBS広告↓



[掲示板ナビ]
☆無料で作成☆
[HP|ブログ|掲示板]
[簡単着せ替えHP]