エターナルゾーン日記板


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[47] By TUINDAYO
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レイン
「!」



ルーデル
「これは..階段ですか?」



マーサ
「うちの亭主の趣味でね

妙な実験ばかりしてたんだけど、仕舞いには地下に実験室を作っちゃって

外へ続く通路もそこにあるのさ」



レイン
「へぇ〜...って!

驚いてるバヤイじゃない!」



ルーデル
「早く向かいましょう!」



マーサ
「シービィとジービィはここに
居な
誰か来たら私のことは伏せておいてちょうだいね」



ジービィ
「らじゃっ!」ビシィッ!



シービィ
「..ん」コク



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ルーデル
「きゃっ!」



レイン
「わわっ!」ガシッ



ルーデル
「す、すみません...」



マーサ
「暗いから気をつけな

とは言っても私も入るのは二度目でねぇ、まったく相変わらず悪趣味な場所だよ

どこに何が置いてるかわかりゃしないわ」



ルーデル
「そういえば..亭主って仰ってましたよね

その..姿が見当たりませんが..」



マーサ
「あの人かい?
訳あってラプトには居ないわ

それに息子のマーサル、娘のエマラも」



レイン
「へっ!?まさる!?」



マーサ
「なんだい、息子を知っているのかい?

マーサルは今どこにいるんだい?」



レイン
「あ、あーー..

実はその..二年前から行方がわかんなくて」



マーサ
「ハァー、そうかい

まったくあの子ときたら

何をやってんだか...」



ルーデル
「ご家族なんですね

マーサルさんの話はよく耳にします」



マーサ
「あの子のことだから問題はないとは思うんだけどね」



レイン
「!

何か見えてきた!」



マーサ
「そろそろつく頃ね」



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サン
「いやー

それにしても助かったッス!」



リッカ
「別に

私の為にした事だから

...しばらくは起きなさそうね」



サン
「心配ッスねぇ...

ぐぐぐ!キースめぇ〜

許せないッス!!」



コンコン



サン
「ホヨ?なにか聞こえたッス」



リッカ
「?」



サン
「この地面から...」ピト



ドゴオッ!!



サン
「ヒャーーー!!」ブキュッ



マーサ
「手入れしてなかったからこんなもんかね」



レイン
「す、すンごい怪力...」



ルーデル
「エレナさん!」



リッカ
「!」
(白に銀の混ざった髪...

こいつで間違いないわね)



サン
「モォーっ!急に何するッスか!」プンプン



レイン
「わーバカッ!早く隠れて!「イタタタタ!腕も足も耳も目もとれるッス!」「耳どこだよ!」ギャーギャー



マーサ
「へぇ〜、本当に話すんだねぇ」ペタペタ



レイン
「へっ?」



サン
「あひゃっ!

く、くすぐったいッス〜///」



ルーデル
「サンちゃんを見て驚かないなんて..」



マーサ
「情報屋なめんじゃないよ

話すゴブリンの事なんてとうに耳に入ってるさ

さあ、ここをまっすぐ行けば本物の市街地さ

そこならキー坊の影響力は弱まる」



ルーデル
「ありがとうございます

マーサさん」



マーサ
「さて!私は子供たちが心配だしそろそろ戻るとするよ

...っと、そこのあんた

もしかして...」



リッカ
「...」



マーサ
「いや、そんな訳はないさね

それじゃあ皆、気をつけるんだよ」



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レイン
「エレナ、大丈夫なの?」



リッカ
「大丈夫よ、麻痺と睡眠の薬を入れられただけだから」



ルーデル
「それは大丈夫とは言えないと思いますが...」



サン
「オイラたちこの人に助けてもらったッス!」



レイン
「そうなんだね!

僕の名前はレイン」



ルーデル
「ルーデルです..その

よろしくお願いします」



リッカ
「ふぅーん...」



レイン
「?」



リッカ
「期待はずれね

すごく弱そうだわ」



レイン
「なっ!」図星



リッカ
「まあいいわ

ここにいれば見つかるのも問題

さっさと行きましょ」



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[返信] [編集]2019 03-06 00:36 [Android]

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