エターナルゾーン日記板


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[72] By TUINDAYO
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マーサル
「ふぁーあ..」
(昨日は久しぶりに楽しかったな

家族ってのはやっぱいいもんだ、うんうん)



マーサ
「あらおはよう

シービィとジービィ、起こしてきてくれる?」



マーサル
「ああ、分かった」



ーーーーーーーーーーーーー



マーサル
「おーーい二人と..ん?」
(起きてるのか?)



ジービィ
「昨日は上手くやれたね!」



シービィ
「うん」



ジービィ
「この調子であの人をよーく観察するのよ」



シービィ
「うん..」



........なるほど



マーサル
(そりゃそうだよな..当たり前だ

あいつらに会ったのは赤ん坊の時が最後なんだ

急に帰ってきて兄貴面されたら俺だって警戒する

やっぱり兄妹だ

二人だけで家を..母さんを、守ってきたんだもんな..)



コンコン



マーサル
「よう」



シービィ
「おにいちゃん」



ジービィ
「どうしたの?」



マーサル
「あー..なんだ

飯だぞ、母さんが待ってる」



ジービィ
「はーいすぐいく〜!」



マーサル
(なーんか俺の方が動揺してるような..)



ーーーーーーーーーーーーーー



マーサ
「マーサル、あんた足は大丈夫なの?」



マーサル
「歩くくらいなら」



マーサ
「そう...じゃあ」



ジービィ
「お母さんお買い物!?あたしがいくー!!」



マーサ
「あらあら、ジービィは優しいねぇ」



マーサル
「一人じゃ大変だろ、手伝うぞ」



ジービィ
「別に手伝わなくていいよー

シービィも一緒だし」



シービィ
「ん..」コク



マーサル
「そ、そっか..」



ジービィ
(私達だけで十分なんだから!)



ーーーーーーーーーーーーー



マーサ
「マーサル、裏手にある木材持ってきてくれる?」



マーサル
「ああそれくらいなら..」



ジービィ
「あたしとってくるー!!」ダダダ



マーサル
「元気だなぁ..」



シービィ
「いつも...してるから..」



マーサ
「二人はよくやってくれてるよ

私が仕事に専念できるように、家事を手伝ってくれてるんだよ」



マーサル
「へえ

そりゃたくましいな」



マーサ
「エマラもあんたもそうだったね

親孝行な子供を持って、あたしゃ嬉しいよ」



マーサル
「姉ちゃんか..」
(..二人で助け合ってきたんだな)



マーサ
「ところでマーサル

あんたこれからどうするんだい?」



マーサル
「どうって?」



マーサ
「家に残ってくれれば凄く助かるんだけどねぇ

無理にとは言わないよ

あんたにも、居場所ができたんじゃないのかい?」



マーサル
「しばらくはゆっくりしていくさ

気になることもあるしな」



マーサ
「ふふ..そうかい」



ーーーーーーーーーーーーー



バロンズ
「ようやくきたか」



ルーデル
「お、お邪魔します」



レイン
「それにしてもでっかい家だねー」



ナギサ
「主は代々の商売一家なんだから

当然よ」



レイン
「それ、もう聞いたよ?」



ナギサ
「..相変わらず生意気だわ」



レイン
「へへーん

あれ?一緒にいかないの?」



ナギサ
「あたしは仕事があるのよ

お子ちゃまと違ってね」



レイン 
「むむ」


リッカ
「なんでもいいから早く行きましょう」



バロンズ
「やれやれ

こっちじゃ」



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ミナ
「そうよ〜、これが8才の頃のあなたよ」



エレナ
「わあー!この子かわいいね!お姉ちゃん!」



ミナ
「そう!そうなのよ!

エレナは街一番..いいえ、大陸一..世界一可愛いのよ〜!」スリスリ



エレナ
「きゃはっ!くすぐったいよ〜」



ミナ
「うふふふ「おお...」



ミナ
「!!!」



バロンズ
「ア、アルバムを持ち歩いておるとは

相当仲がよいのかそれとも..?」



ミナ
「わ、わわっやめてくださいバロンズ様..」



レイン
「?」



ルーデル
「エレナさんが..元に戻っていません」



グルンガ
「いや..少し体重が増したようだな」



ルーデル
「えっ?」



リッカ
「もう少し包んで言いなさいよ..

私の考えだけど、ルナクサ草を食べた人間はそれまでの過程を進み、少しずつ戻っていくようね」



バロンズ
「そのようだ」



レイン
「へぇー..ホント不思議だね」



リッカ
「まったく、厄介だわ」



バロンズ
「ときにミナくん

すぐにバスカルへ戻るのかね?」



ミナ
「はい

ナリウス様も他の皆も心配しているでしょうし、戻るまで居るのもご迷惑がかかりますので」



バロンズ
「なあに、わしが使いの者を送れば問題ない

道中も危険だろう

しばらくラプトで骨を休めていくといい」



ミナ
「そういうわけにも参りません...では、私達はこれで..」



エレナ
「やーだー!!」ガシッ



グルンガ
「!おい離せ..」



ミナ
「エレナ、ワガママ言わないの、ほら。。」



エレナ
「イヤ!いやなのー!」



グルンガ
「....」



ミナ
「エレナ!いい加減にしないと怒るわよ!」



エレナ
「お姉ちゃん...だめ?」ウルルン

















..........



















ミナ
「キャーーーー!!!!

いいのよいいのよエレナ!当然よ〜!しばらくはラプトに居ましょうね〜♪よしよし」パシャッ



レイン
「今..「何?」何でもないです」



バロンズ
「決まりだ」



リッカ
「あんた面倒見なさいよね、グルンガ」



グルンガ
「断る」



リッカ
「一番懐かれてるじゃない、これも契約の内ってことで」



グルンガ
「どうしてこうなった..」



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[返信] [編集]2019 09-02 01:26 [Android]

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