前立腺ブイブイ攻撃!
悶絶必至の究極アイテム

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[295] By 恵理 2008/12/12/30

クラーケン「今日はもう休もう。ロックンロールも疲れているだろう。」

息も絶え絶えに歩くブラッドタイガーを見てクラーケンが声をかけた。あえて疲れているのはロックンロールという事にして。

ブラッドタイガー「………わかった…」
ロックンロール「……野宿………」
クラーケン「そうなるな。では火を点けよう。夜は何かと冷えるからな。」

パリリッ!

クラーケンは小さな電撃で焚き火を起こした。ブラッドタイガーは全身で息をしながら、ロックンロールはそれを見つめながら身体を休めていた。そしてロックンロールが眠りについた頃…

クラーケン「おいブラッドタイガー。」
ブラッドタイガー「Σうわっ!なんだよ兄者いきなり…って近い近い近い近い近い離れろ!!」
クラーケン「大声を出すな。ロックンロールが起きてしまう。」
ブラッドタイガー「…で、何の用だよ。俺も早く寝たいんだよ。」
クラーケン「…前々から思っていたのだが、お前はロックンロールに対して辛く当たり過ぎる。アレはお前に好意を抱いている。お前が怒り出さない様に、お前の機嫌が損なわれない様に、お前に嫌われない様に気を使っている。もう少し優しく接してやれ。話はそれだけだ。おやすみ。」

クラーケンは殻に籠って寝ているロックンロールの隣りへふよふよと移動していった。

ブラッドタイガー「兄者は…何言ってんだ?」

ブラッドタイガーは訳も分からないままとりあえず横になった。
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