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[43] By エンズッジャ
11-13 07:56
裕福な家庭に育ち、幼い頃から
勉強やしつけを厳しく教えられ、有名な大学を17才で卒業。
何不自由なく育った。
運動神経もよく、彼はいつも成績優秀だった。

大学を出たあとは、好きだったからくりを始め、
コンクールなどに出品、細かい細工と、複雑な仕掛けに、彼の作品は注目を集めた。

新聞の記者や、有名な技術者が彼の周りに集まり、
彼もそんな状況がとても楽しかった…。
技術協力をするだけで、大金が手に入り、
そのたびに新聞に載ったり、地位も名誉も手に入れた。
食事会、著名人の集まる晩餐会などにも、多く招かれた。

けれど、楽しいと思える時は長くなかった…
彼は有名になるたび、不安と、恐怖を覚えていった。

いい人ばかりではなかったからだ…、
当然彼の技術を悪用しようとしたり、大金を乗せて、彼に無理やり技術協力をさせようとする輩も出た。

彼は次第に人を遠ざけるようになった。
誰にも会いたくはない…。
でも世間は彼を放っておいてはくれなかった。
彼は有名になりすぎてしまったのだ…。

だから彼は、身を隠すために遠い田舎町へ移り住み、
町の外れに屋敷を建て、
そこでひっそりと暮らすことにした。
一人で暮らし始め、生活が落ち着いたのはいいが、今度は孤独、と寂しさを感じていた。

そしてその孤独から生まれたのが、リベールゴール人形…

(リゴール)
有名なからくり師で、リベールゴール人形の制作者。
身長は187センチ
紳士的だけれど、外面だけがいいだけの性悪、性格は悪い…

リベールゴール人形をとても大事にしていて、
愛情も深く、人形を人の目に触れさせないほど、彼に対する愛は重かった。

いつも僕の側に居るように、
毎晩、毎朝、必ず僕とキスを…(頬っぺや、おでこ)
他にも彼に対して要求することは多かった。

でも唯一、彼を避ける時があった。
リゴールは機嫌が悪くなりやすく、
機嫌の悪い時に声を掛けられるのを、とても嫌っていた。
それが例え彼でも、話し掛けられると八つ当たりし、彼を部屋に戻させた…
その後、八つ当たりしておいて、寂しくなると彼に擦り寄る人だった…

リゴールは29才で病死、、まだ途中ですが、とりあえずここまで…

イラストは完成次第載せます;
N01B
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