エターナルゾーン個人日記板


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[74] By TUINDAYO
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ラプトの中心部から大きく離れた山岳地帯

戦いの跡が残る場所に二人はいた


マーサル
「このあたりだな」


レイン
「...荒れてるね」


マーサル
「聖戦を生き抜いた伝説の剣神

フェルメテスの修行場だ

環境としてはこれくらいがいい

時間もないしな」


地面はところどころ抉れ、砕かれた石のような物が散らばっている

まるで巨大な嵐がきた後のようだ。


マーサル
「早速始め...っと、その前に

お前に確認しとかなきゃな」


レイン
「なにを?」


マーサル
「どうして街を出た?」


レイン
「サンの道具を直すため

僕のせいで壊れたんだ」


マーサル
「本当にそれだけか?」


レイン
「?そうだけど」


マーサルはレインの顔をじっと見つめる

何か腑に落ちないような顔をしながら続けた


マーサル
「まあいい

始めるぞ」


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エリオ
「報告にいくぞ」


ツキ
「あーーもう

髪崩れた..最悪

臭いもとれにくいのよねー...」


すぐさまバロンズの元へ向かうエリオ
反対にツキはお風呂場へと足を運ぶ


エリオ
「仕方ない、早めにな」


ツキ
「あいぁ〜い」


背を向け手を振りながら歩くツキをため息で見送る


バロンズ
「戻ったか」


エリオ
「主!

報告に上がるところでした」


バロンズ
「うむ

先に食事を摂るとしよう

マエストロはいるか」


マエストロ
「何なりと...」


バロンズ
「食事の用意だ

とびきりの物を頼むぞ」


マエストロ
「かしこまりました

聞いたなピエトロ

すぐに取りかかるぞ」


ピエトロ
「は、はい!」


慌ただしく厨房へと向かう執事達


エリオ
「ピエトロさんはもうよいのですか?」


バロンズ
「なに、あやつは精神を操られておっただけのこと

キースにそんな真似はできまいが、恐らくはそういった技術者を使ったのだろう」


エリオ
「キース様に...一体何が..?」


目を伏せながらバロンズは答えた


バロンズ
「昔からできの悪い奴だった

それだけのことだ」


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グルンガ
「おい、引っ張るな」


エレナ
「えへへー!

ぐるぐる〜!!」


ミナ
「く、悔しい...私のエレナが..」


グルンガ
「どうでもいいからこいつをどうにかしろ」


リッカ
「ずいぶんと好かれてるわね?笑」


あまりにおかしいのか、笑いをこらえるリッカ


ルーデル
「ちょっと、羨ましいです..」
(メーデル..どうしてるかな)


マフィン
「ご飯できたわよ〜!」


エレナ
「あー!ね、できたできた!

ぐるー!」グイグイ


グルンガ
「勘弁しろ..」


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レイン
「ふんっ!むんっ!

はあ、はあ...」


マーサル
「手を止めるな!

いいか、お前に足りないものその一!

体力!これなくして戦うことなんて無理なんだぞ!」


レイン
「そんなこと言ったってさ..ハァ

これ、重ッ...!」


マーサル
「五日しかないんだ

これでも軽い方だ、泣き言言うな!気合いいれろ!

ほら残り50!」


レイン
(ひ〜っ!こうなったまさるは止まらないんだよなー..もう!)


マーサル
「レイン!」


レイン
「へあっなに!!?」


マーサル
「ティールは元気か?」


レイン
「元気だけど!

。。。それ今聞く!?」


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[返信] [編集]2020 04-14 00:07 [Android]

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