エターナルゾーン個人日記板


[戻る]
[76] By TUINDAYO
ーーーーーーーーーーーーー


マーサル
「さーーって!

朝飯だレイン!起きろ!」



レイン
「ま、まさる...」ガクガク



マーサル
「なんだ起きてたのか

どうした手ぇ震わせて」



レイン
「動けない...」



マーサル
「だー!!

起きなきゃオレ流マッサージだぞ!」



レイン
「ゲッ!!!

起きる起きる!」ガバッ!



マーサル
「なんだよ、嫌なのか?」



レイン
「あんなの二度とごめんだよ!」



マーサル
「よく効くのにもったいねえー

いいか、昨日は栄養食を出したが本来の野宿飯は現地調達が基本だ

というわけで...朝昼夕飯とってこい!これまた修行の一つだ!」



レイン
「ええー!

こんなところに食べものあるわけないじゃん!」



マーサル
「ないところから探すのが冒険者の基本だゾ」



レイン
「冒険者じゃないもん!」



マーサル
「ほら口より足動かせ!

俺は二度寝する!おやすみ!」



レイン
「ぐうたらめ...」



ーーーーーーーーーーーー



レイン
「こんなところに食べ物なんてあるはずないのになー


あった...。実かな?でも..」



レイン
「あんな崖の途中で生えてちゃとれないや。。参ったな(_ _,)」



「どいたどいたー!」



レイン
「ン!?」



「よっ!ほっ!せいっ!」トットットッ



レイン
「!!」
(す、すごい

崖の突起物を利用して

しかもあんなに身軽に!)



「ほーっ

こいつはいいや、全部とっちまおう」ブチブチ



レイン
「ねーねー!!」



「ん?」



レイン
「ちょっと分けてくんないかなー!!」



「なんだってー?聞き取りづれーな!待ってろい!」トットットッ



「なんだい、おいらに用かよ銀髪の兄ちゃん」



レイン
「その実、少し分けてほしいんだ」



「むむっ

おまえ、とれなかったのか?

とろくさいやつだなあ

まあいいや、ほら」ポイッ



レイン
「ありがとう!えっと..」



「おいらはアッシュっつーてよ

ここいらは庭みてーなもんだい」



レイン
「僕はレイン、よろしく!」
(近くで見ると、随分小さい人だな)



アッシュ
「むっ!

いま小さい奴だなとか思っただろい?」



レイン
「うん」



アッシュ
「正直なやつだなあ!

だがよ!

おいらはこう見えても立派な大人なのさ!」



レイン
「へー...庭って言ってたけどさ、このあたりに住んでるの?」



アッシュ
「家はラプトにある!

一番でかいところだあ

また遊びにこい!レイン!」



ーーーーーーーーーーーー



マーサル
「おっ、戻ったか」



レイン
「はいコレ」



マーサル
「んん〜〜?

こりゃまた珍しいモン見つけてきたな

こいつはいまの時期にしかならねえランプの実だ

一粒500ビルドは下らねえ」



レイン
「ひ、一粒500..!」
(なんだか悪いことしたな..)



マーサル
「しゃーねえ!お前が見つけてきたんだ、今後の旅賃として俺が全部買い取ってやる!

飯はナメクジだ!」



レイン
「えー...嬉しいような嬉しくないような」



マーサル
(しっかしこの実は険しい崖にのみ成るはず...それをレインが?

いや、こいつじゃまだ無理だ

だとすると..)



マーサル
「ふーーーーむ。


まっ、いいか」



レイン
「オエッ!」



ーーーーーーーーーーーー



ツキ
「は〜

疲れとれるわぁ〜」



エリオ
「長かったな」



ツキ
「待たせたわね

主も、ごめんね〜?」



バロンズ
「はぁ...いいから座りなさい

食べながら話すとしよう」



エリオ
「キース様を追い、ドロセアまで足を運びましたが

異様な数のモンスターに出くわしました」



バロンズ
「あの辺りか

モンスターなどそう多くは居ないはずだが」



ツキ
「おまけにおかしな種も混じってたわね

しかし美味いわねこれ。。」



エリオ
「人為的な物と考えるべきでしょう

とはいってもあれほどの魔物を連れてくるには個人の力ではありえません」



バロンズ
「キースがドロセアに逃げた以上、あやつらが関わっているのであろう」



エリオ
「...破壊の神ゾンを崇める異教徒」



ツキ
「うっそ!

まだそんなの信じてるやついるんだー

えっと?たしか名前は」



バロンズ
「ネオゾン教徒か」



エリオ
「はい、恐らくは

奴らが何をするか分からない

これ以上の追跡は困難と判断しました。申し訳ありません」



バロンズ
「いや、良い判断だ

ワシとしてもあ奴らに関わるのは避けたいからな」



エリオ
「では、キース様は...」



バロンズ
「諦めるより他はない」



ツキ
「やっぱそうなるわよねー...ねえこれ美味しくない?」



「なんだいなんだい!

皆して暗い顔してら!

飯がまずくなんぞ!」



エリオ
「!お前...

アッシュ!」



ーーーーーーーーーーーー
[返信] [編集]2020 06-19 12:07 [Android]

[戻る]
[0.←サイトトップへ]
[9.管理に報告]
↓以下MBBS広告↓



[掲示板ナビ]
☆無料で作成☆
[HP|ブログ|掲示板]
[簡単着せ替えHP]