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「というわけだ。」 今までの政治の裏を語り終えた飯山田。 青ざめた顔の余光。ぼう然と立ちすくんでいる。 コンコン。 ドアをノックし、一人の男が現れた。 五十嵐了。飯山田の片腕として雇われている、秘書の一人である。 「五十嵐、この書類を議員会館の大池元首相に届けてくれ。」 細身の黒い封筒を取りだし、五十嵐に手渡した。 「かしこまりました。」 一礼し、五十嵐は部屋を出ていった。 「こいつ、なんか無反応で面白くないな。」 先程から犯され続けていた少女は、死んだようになり、男達の精液を受け入れ続けていた。 「そうだな、もういいか。行くぞ!」 男達はズボンを履きながら、路地から出てきた。 通りかかった、五十嵐にその男達の肩がぶつかった。 一瞬睨みあった。が男達はそそくさと走り去って行った。 不機嫌な顔の五十嵐に、かすかに路地からすすり泣く声が聞こえた。 路地に入り、その声に近寄っていく。 そこには、犯された少女が身をこわばらせ泣いていた。 少女は五十嵐の姿を見ると、後ずさりしながら恐怖におびえていた。 「どしたんだ?もう大丈夫だ。」 少女は警戒心を解かない。すると… 「あっ」 少女は五十嵐の目の前で舌を噛みきり絶命した。 「なんてことを…」 その時、背後から、 「君、そこで何しているんだ!」 振り返るとそこには、制服を着た、警官が立っていた。 「お前が犯ったのか!」 「俺じゃない!」 「強姦及び殺人罪の現行犯で逮捕する。それっ」 数人の警官に取り押さえられた五十嵐。 「お前、強姦は、スラム街へ追放されるのは知っているな。」 この時代、国民を監視し、密告や監視カメラによる警備システムは整備され、犯罪はこの一般エリアにおいては、皆無になっていた。 陪審員制度も導入されていた。しかし、ワイドショーなどで、情報操作された国民は、常に客観的な判断はできず、被告は必ず刑罰に処された。例え無実であってもだ。 五十嵐も有罪とされ、スラムエリアへと放り出された。 この時代、スラムエリアへ行くというのは“死”を意味した。
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