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俺のだ! 待たせたな( ふにゃ ) はっはっは、その意気だ。自分で限界を定めてしまえばそこまでよ( 手合わせと言いながら実質は文字通り真剣勝負となった今回。共に爺と言える()古い刀ではあるが先に打たれたのは己、兄としての格好良い姿も見せられたかな、なんて思いつついつもの笑い声を響かせて。同じく一礼するとふ、と力を抜き )一度部屋へ戻ってから湯を浴びに行こうか…? んむむ、面映ゆいものだぞ…ぷろぽーず、のようで( 少しだけ唇尖らせたものの、じっと視線重ねた藍色には相手への恋慕が滲み / ちゅ、ちゅ ) ―…おぉ、流石詳しいな燭台切は。俺とつるだけではこうはいかん。…どれ、どうだクロ? ( そう、正に赤子である小さな命は己らが話し合う間も腹を空かせてみぃみぃと鳴いており、そんな様子をなるべく宥めながら待機し程無く。用意してくれた食事を " ありがとう "と受け取ると、香りに誘われてか顔を上げた仔猫が器へ顔を近付けて ) はははは、正直に言ってくれる。分かっているさ…このような状況、俺が一番驚いている。―…うむ、ありがとう( 世辞にも器用な方ではないということは己が一番よく分かっている。故に肯定されても気を悪くすることも無く、寧ろ愉快気にほけほけと笑い。その間にも茶が入ったと手を導いてくれる気遣いにも礼を述べ、確りと手に取った湯呑をゆったり傾けながら届く言葉に呟くように )あぁ…ほんに。終わらぬ戦の中でも、良い同胞と主に恵まれた。 よしよし…なんだ、空はもう飽きてしまったか。雲の模様も風が吹けば一転するというのに( つい先程手入れ部屋送りになった目の前の刀。だが本刃が大丈夫と言うなら大丈夫だろう、なんて頷くと再び空を見上げたが、退屈そうな横顔に気付きくすくすと / 。 ) あぁ、そうとも言う()。―― …ほぉー、めにゅーの見本でも見事と思っていたが更にんまそうだ。つる、此処のまんじゅうは特にお勧め故、後にとっておくのはどうだろうか( うむうむ、と己も然して気にしてはいない様子で相槌を打った次。テーブルに置かれた品々に目を輝かせる相手を見てふふ、己も表情を明るくしては、迷っているような様子に一つ提案を )
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