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寝起き早々、祥司にのしかかられ、瑞貴は勘弁してくれと肩を押し返す。 「昨日したじゃん」 「足りない」 飢えるのも大概にしてほしい。ついばむよう祥司にキスをされ、瑞貴は抗うのをやめた。どうせ聞き入れはしないのだ。裸のまま寝たのが間違いだった。 「好きだ」 甘いささやきに脳を溶かしていると、おざなりな愛撫をされ、すぐにうつぶせられる。展開を急ぎすぎだ。 祥司は先走りの蜜をすくい、蕾に指を押し入れてくる。 「ん・・・ぅっ」 つるような衝撃が、瑞貴の全身を駆けた。慣れるまでの辛抱だ。 入り口を広げるよう、指はくまなく内壁を掻き回してくる。 「・・・は、ぁ・・・っあ・・・」 瑞貴の頭がふつふつと熱く霞む。弱いところを伝えようとした瞬間、祥司の指が引き抜かれた。 「あぁ・・・ん、っ・・・」 「物足りないんだろ」 後ろ向きまま、硬いものを押し当てられ、体重をかけて奥まで一気に貫かれる。 「ぃ、っ・・・ぁうっ・・・」 瑞貴は痛いという言葉を呑んだ。祥司を傷つけたくなかったから。 膨れた昂ぶりは中を擦り、くちゅっと濡れた音を立てる。 「くぅ・・・ん、っぁ・・・ふ」 「前も弄ってやるよ」 祥司の指が瑞貴のものを掴んでしごく。連動するよう後ろも収縮し、瑞貴の体はようやく悦びを唄い出した。 「・・・は、んぅ・・・あぅぅ・・・」 「後ろでイったらいいのに」 つまらなそうにつぶやく祥司に、瑞貴は今日も言い出せなかった。 もうちょっと、ゆっくり抱いてほしいんだけどな。 体だけじゃなく、心もつながっていると確かめたいから。 「相性悪いのかな」 終わってから真剣に悩んでいるらしい祥司が可笑しくて、瑞貴はぷっと吹き出した。 「祥司みたいな厄介なやつ、僕じゃなきゃ駄目だよ」 「だよな」 自覚はあるらしい。 次こそ照れないで、もっと愛してくれと言いたい。 瑞貴は好きという言葉の代わり、たっぷりキスを降らせた。
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