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「ジェーン荷物をまとめてくれ!そしてこの国を出ろ!!」 「えっ!?」 「南へ逃げろ。急いで南に!」 「了…あなた…」 フッと笑い五十嵐は部屋を出ていった。 あわただしく荷造りがはじまった。 持っていく荷物など数えるほどであるが、その多くは各地に隠していた武器弾薬の類いがほとんどであった。 ジェーンは緻密な逃走計画を立案していく。 毎日がそんなあわただしさで費やされていった。 脱出までの一週間、その間にリタは荷造りを手伝いながら、五十嵐の数十回に及ぶ要求に身体を預けていた。 いつしか、幼かった身体が男を喜ばせる術を会得していった。 ただ一人、二人の関係を知っているジェーンは、リタに嫉妬しながら毎夜自らの指で身体の火照りを慰めていた。 「了…私も…愛して欲しい…」 慰めながら何度もこの言葉を漏らした。 週が変わり南への脱出の日を明日に控えていた。 皆が部屋で五十嵐との別れを惜しみ、そして皆が脱出に成功することを祈り宴が開かれた。 しかし、皆が別れの悲しさと、無事南にたどり付けられるかの不安で緊張していた。わざと明るく振る舞うものもいた。 「了、了はどこに行くの?」 誰かがふと訪ねた。 「スイーツ国だ。そこに、この戦争を仕掛けた奴等が集まっている。」 そう言って五十嵐は口をつぐんだ。 皆がその行動で五十嵐が死を掛けて旅立つことを悟った。 一人一人酔いつぶれはじめ自室へと去っていった。 そこにはジェーンと五十嵐の二人だけになった。 「ジェーン、皆の事頼んだよ。無事に逃げ切ってくれ。」 「了、あなた…」 そう言いかけたが、その次の言葉が出なかった。 次の言葉を発すると、行かないで!と泣きながら喚くことが分かっていたからだ。 ジェーンはその気持ちを悟られないように、五十嵐に抱きつき、激しく唇を求めた。
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