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ゴールラッシュの口火切った浦和MF汰木、勢いもたらす2発も「まだまだ満足できない」 21/10/22 22:06 https://web.gekisaka.jp/news/detail/?343660-343660-fl ゴールラッシュの口火を切ったのは浦和レッズMF汰木康也だった。 公式戦4試合未勝利。その間の得点数は1、1、0、1と複数得点はなし。前節G大阪戦では20本のシュートを放つなど、優位に試合を進めながらも得点はPKによる1点にとどまった。ここ数試合は得点力不足に悩まされてきた浦和だったが、柏戦で攻撃陣が爆発した。 試合を動かしたのは前半15分だった。MF柴戸海、MF江坂任、FWキャスパー・ユンカーと素早く縦へのパスがつながる。すると、ユンカーが送ったラストパスに左サイドから中央に走り込んだ汰木が反応。「キャスパーが良いボールをくれた。少し流れたと思ったけど、足を振ってやろうと思った」と右足ダイレクトで合わせたシュートで先制点となるゴールを蹴り込んだ。 「思い切り振った結果、入ったので良かった」 さらに前半21分にMF関根貴大がPKで加点して迎えた同23分には、DF山中亮輔のクロスのこぼれ球を拾うと、「ファーストタッチを良いところに置くことができた。得意な角度だった」と鮮やかな右足のシュートでネットを揺らし、自身2点目を記録することになった。 第28節横浜FC戦、第29節C大阪戦で2試合連続ゴールを記録。リーグ戦ここ6試合4得点と結果を残しており、「中央に入って行くシーンが増えたのが一つ要因にあると思う」と話しつつ、満足などしない。 「正直、もっとゴールを取れるシーンがあったし、前節(G大阪戦)も自分が決めていれば勝ち点3を取れたという試合だった。まだまだ満足できないし、もっともっと得点を重ねていきたい」。今後もどん欲にゴールという結果を求めていく。 (取材・文 折戸岳彦)
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