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 もしも○○クンが○○になったら!?
© のっち 
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 R指定:無し
 キーワード:人物縮小(笑)
 あらすじ:浅目がさめたら体が小さくなっちゃった!?//連載中の星ヶ峰学園の拍手用ノベル。
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もしも○○クンが○○になったら!?


桃井君の場合*******

手のひらサイズの巻き。


朝、目が覚めたら…

「ちっちゃくなっちゃったァー?」


…って言ってる場合なの?俺。
「どうしようカナ、これ。工藤クンの心臓とまっちゃわないかな?」
…っていうか夢だよね、夢だヨ。そうに決まってるヨ。

うんうんと、ベッドの上で腕組みしてる俺。
そのとき、ノックが聞こえた。

とんとん

「おい、桃井、今日、学校休みだけどお前どうする?俺は今から出かけるけど…」
その後、何の躊躇もなく扉を開けた同じ部屋の工藤クン。
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約五秒くらいかな。目が点になってる。

「…はぁ!?」

固まった後、工藤はこれ以上にないくらい驚いてくれた。

「おはよー」
俺は手をひらひら振って、とりあえず笑った。

「お前それどうなってんだー!?
 夢か?夢なのか!?っていうか夢だろ!!」

取り乱し方が香坂クンに似てる…
…香坂クン、これみたらどんな顔するかなー?見てみたいナー?
まぁ、夢ならもう直ぐ覚めるかなぁ…?

「夢だよ、多分。ねぇねぇ、工藤クンー、着替えどうしよう」

上下ジャージだから別にいいかなぁ、って思ったけど聞いてみた。

「…俺に人形遊びの趣味はない」

よって着替えはない、って言いたいのかなァ?
うーん。

「…どうしようかなァ」
呟いた俺。

「…俺、今日でかけるのやめとく」
はぁ、と深いため息が聞こえて。

「え」
「お前、そんなんじゃ出歩けねぇだろ?
 こいよ、朝飯くらい作ってやるから」
ほら、と手を差し出されて。
俺はその手にちょこりと乗りました。

…ああ、なんか、何もかもが新鮮に見えるー。

俺はその日、工藤クンに作ってもらったうどんを、食べ易いサイズにしてもらって食べて…
なんか二人で一緒に仲良く遊んで。

まったりすごして、力尽きるまで二人でウノなんかやって…

…ぱ、と目を覚ましたら元に戻ってた。


「あれれ」
…何か変な夢みた…?
…でも内容はっきり覚えて………あれれ

あったかい。

「工藤クン…」
手にカードを握ったままの工藤クンが、俺の横で丸くなって寝てた。

「…はは」
なんだか、夢でもなんでも、楽しく過ごせたからいいやーなんておもって。
俺は工藤クンに布団をかぶせて、起きたら怒られるだろうなーなんて思いながら、ぎゅーっと抱きしめさせてもらって二度寝した。



…そして勿論、次の日の朝はしばかれました。


END
ちょっとだけ手直ししました。笑







2007/05/24
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