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[1] 大久保清事件 1971
By 8823
04-22 17:04
ベレー帽姿で「モデルになりませんか」と語り、8人の女性を残虐な手口で殺した大久保清は、
7月13日に2人の殺害現場と死体遺棄現場を自供した。
大久保の身柄は、前橋署から長野県の松井田警察署に移送された。

「昨日は眠れなかった。殺した女の亡霊が夢枕に立つんだ。『早く出して』と言うんだよ」
1時間おきに取り調べ官に泣きついた。
供述書によると大久保は、被害者の幽霊を見て悩まされただけではなく、幽霊に恨み事を言われていた。
毒牙にかけた女性の中で、この子の事を自供しようと思うと、
別の女性の幽霊が、夜な夜な「私の方が先・・・私をどうしてくれるの」と怖い顔で睨み付け、
大久保が怯えると、「もっと苦しめ」と呪いをかけたと言う。

留置場の外でも幽霊話は展開された。
前橋市内の公園で、深夜にカップルが車を止めていた。
すると髪の長い女が窓に顔を押し付けて、顔面蒼白で唇が振るえ、
何かを訴えようとするが言葉にはならず、消えたという。
この女性は、大久保が殺した7番目の女性らしい。

また、高崎市にある造成用地には、4人の女性の遺体が埋められていたが、
不思議な事に、遺体発見以前から、幽霊騒ぎが起こっていた。
『白いミニスカート姿の女性が、不意に現れ足音をさせずに移動する』
この噂は多くに広まり、野次馬まで出る騒動。
やがてこの団地は、八幡霊園をもじって第2八幡霊園といわれた。
pc
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