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みとめない
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キーワード:ほのぼの 双子
あらすじ:喧嘩してる双子。もうすぐ登校の時間。
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「いやいやいやー!もーやだ!全部嫌!」
「もうしょーた!いい加減にしてよ!さっきからそればっか!」
「嫌なものはやなの!もう学校行かない!けんたの馬鹿!」
「しょーたあああ!いい加減にして、僕がママに怒られちゃうでしょ!僕がしょーたのプリン食べたからって!」
「違う!スプーンがささってたろプリンに!あれで食べたら関節き―…なんでもない!どっかいけ!」
双子の翔太と健太は喧嘩の真っ最中であった。もう少ししたら家を出なければいけない時間なのに、翔太は布団にくるまって出てこない状態だった。
「なにそれ……もしかして、恥ずかしいの?関節キ…―」
「うわああああ言うなそれ以上!」
この行動を逆手にとった、翔太を布団からはがそうとする健太はニヤリとわらう。
「へえー。じゃあ今からもっと恥ずかしいこと、しちゃおっかな?」
「へ…?う、うわあああああああ!寄るなくるなあああ!」
健太は翔太が入った布団の上に乗っかり、布団をはがした。
「このままキスされるのと、布団の中にはいるの。どっちがいい?」
「やめろやめろやめてくださいおきますからああああ!」
翔太は既に涙目で懇願していたが健太はやめなかった。
「とととりあえずどけ!」
「やーだ。キスしてくれたらど…―」
「ばかっやだっしねっ!」
ビンタ一発と言葉三連続で健太は布団から転げ落ちた。
「絶対好きなんてみとめない!」
2012/04/12
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