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[1] セフレ
By ぼん
01-25 12:51
義弘(仮名)はパソコンモニターにうつろな目を向けていた。資格取得を目指して机に向かっていたが思うようにはかどらないと、アダルトサイトを閲覧しているのだ。画面では恥ずかしがる様子もなく肉棒にしゃぶりつく女や、豊満な乳房と陰部をあらわにした女たちが義弘を誘っている。しかしこのとき義弘の目を独占したのは画像や動画ではなくひとつの言葉だった。
『セフレ』
気づくと義弘はその文字をクリックしていた。
[編集] [遊戯室]
[3] By ぼん
01-25 12:52
モニターに映し出されたのはまたしても妖艶な女の画像、そして無料、出会い、即アポなどのコピー。そこには義弘が今までに経験したことのない世界が広がっていた。
セフレか、、、そんな女ができればいい気晴らしになるなー。
セックスができないにしても自分と違う世界観、価値観を持った女性と出会うのはいい刺激になるかもしれない。義弘はそう考えた。
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[4] By ぼん
01-28 08:07
義弘はモニターに指示されるままにキーボードを打った。メールアドレス、ニックネーム、パスワード。あまりのあっけなさに少し気の引けていた義弘は肩
透かしを食らった。
ニックネーム:「よっしー」  ポイント:「100」
義弘のモニターには「よっしー」専用の管理画面が映し出されている。
ポイントってなんだ?
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[5] By ぼん
01-28 08:08
初めて踏み込む世界に、義弘は様々な疑問を抱きながらも心を躍らせていた。
『掲示板』との文字をクリックしてみる。するとそこには女性からのメッセージがずらりと並ぶ。
・ スタイルは普通だと思います。写真みてね
・ 土日に会える人返事まってます。
・ お酒のみながら密会どうですか〜?
・ Hしたいな^_^
義弘はひとつのメッセージに目をとめクリックしてみる。
・ 普通の派遣してます。週末遊びたいです。
クリック先では女の簡単なプロフィールが書かれていた。
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[6] By ぼん
01-31 11:55
東京都○○市在住
自分と同じ○○市であることに親近感を得た。
そのとき義弘は自分のポイントが「93」に減っているのに気づいた。
なるほどこうして女性の情報を得るとポイントが減っていきなくなれば購入するわけか、、、
義弘はポイントを有効に使おうと早速この「普通の派遣」にメッセージを送信してみた。写真を見る限りなんとも義弘好みの釣り目の女だった。
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[7] By ぼん
02-01 08:22
翌日仕事から帰ってきた義弘はサイトにログインした。
新着メッセージ1件
義弘は驚きと同時に受信箱をクリックする。
「よっしーさん、お返事ありがとうございます。美沙です。よっしーさんのことがもう少し知りたいです。お住まいとか、お仕事とか。お返事お待ちしてま
す。」
義弘はスーツを脱ぐのも忘れて返信メールを作成した。
それからおよそ2週間数度のメールのやり取りを行いあっけなくその日はやってきた。
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[8] By ぼん
02-03 08:36
「OKです。では土曜の8時○○駅改札でた○○で待ってます」
まるで義弘からの誘いを待っていたかのように美沙は義弘の申し出を受け入れた。
もしかすると美沙はこういう出会いを重ねてきたのかもしれない。
某日、緊張感を背負いながら義弘は○○駅の○○で腕時計を眺めていた。
8時6分
予定の時間を少し回っている。もしかしたら来ないかも、そんな不安を抱いた瞬間だった。
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[9] By ぼん
02-03 08:37
「えーっと、義弘さんですか?」
腕時計から目を声のするほうに向けてみると見たことのある女性が少し首をかしげながら義弘を見つめていた。
「えっ、あ、はい、そうです。もしかして美沙さん?」
「はい」
笑顔で答える女性はプロフィールでみる女より少し大人に見えたが、自分好みの釣り目はまさしく美沙だった。スタイルはプロフィールにあったとおり普通か、もしくわスポーツでもやっていたのか、しっかりした体格だった。
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[10] By ぼん
02-05 09:25
これも
また義弘の好みだ。
「はじめまして」の言葉が重なる。
簡単な言葉を重ねた後二人は近くの居酒屋に向かった。
酔いのせいか日頃のストレスの発散か居酒屋での美沙はとにかくよくしゃべった。一つの質問に対して6つも7つも返事が返ってきた。中学、高校と地元の群馬で育ちテニス部に所属していたこと。大学は立○大学で理系であること。
今は大手企業の研究所で派遣研究員として働いていること。半年ほど彼氏がいないこと。
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[11] By ぼん
02-05 09:26
11時を過ぎて酔いもかなりまわったころ、勢いで義弘は口にした。
「じゃーこのあとはホテルでもいっちゃいますか。終電ないしね。」
2秒ぐらいの間があったろうか。義弘が少し後悔しかけた瞬間だった。
「まだ11時よー。義弘さんの終電はやすぎない?」
美沙が言う。
「確かに、はははは」
「、、、、でも確かに帰るのめんどーかも、、、、」
義弘は美沙がシャワーを浴びる音を聞きながら自分の置かれた状況をいまだ信じられずにいた。出会ったその日にホテルに来るなどテレビやマンガの世界だと思っていた。
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