色んなエッチ

[1] 許されざる恋人
By 晴輝

02-12 08:12
当時、高校２年生だった僕は、古びた本屋でバイトをしていた。

店主は８０過ぎのおじいさんで、５０年以上も連れ添ったおばあさんは他界していた。

お客なんて滅多に来ない。
来ても数人だけだった。
でも、その数人の中に毎日のように来る女の子がいた。

彼女の名前は瑠希ちゃん。
小学校６年生。

店主のおじいさんとは仲が良いみたいで、お店に来ては本を読んでいた。

まぁ、売り物ではなく、おじいさんの私物なのだが。

瑠希ちゃんは来る度に僕に話しかけた。
この本はどうとか、学校がどうとか。

そんな他愛のない話はいつの間にか僕の楽しみになっていた。

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[115] By ひろ

08-13 11:10
どうぞよろしくお願いします。

934SH
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[116] By 晴輝

08-18 09:09
ひろさん、長らくお待たせいたしまして申し訳ございません

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[117] By リットル

08-18 09:16
久しぶりですね～。

続きに期待してます!(b^ー°)

T005
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[118] By 晴輝

08-18 09:20
瑠｢晴くん

｣

聞き慣れた声が背後から聞こえた。

晴｢瑠希…

｣

瑠｢そんなに驚いた顔をしてどうしたの

(笑)｣

晴｢あっ…いや…｣

いつものように可愛らしい笑顔を見せる瑠希に言葉が詰まった。

瑠｢ここで話してたら風邪ひいちゃうから中に入ろ

｣

晴｢えっ…あっ、うん…｣

修学旅行でのことを話したら瑠希はどう思うだろう。もしかしたら、一緒には居られなくなるかも…。

不安が更に膨れ上がり、瑠希に促されて家に入る足が重い。

僕は不安に満ちたまま瑠希の部屋へと入った。

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[119] By ひろ

08-18 23:01
ありがとうございます。忙しいですけど続いてお願いします。
よろしくお願いします。

934SH
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[120] By 晴輝

08-23 09:09
リットルさん、お久しぶりです

ひろさん、ありがとうございます

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[121] By 晴輝

08-23 10:05
晴｢あのさ…瑠希…｣

瑠｢………何

｣

瑠希も僕の様子に何かを感じていたようだ。

僕は意を決して瑠希に全てを話した。

晴｢美優に…僕と瑠希の関係がばれたみたいなんだ…｣

瑠｢………｣

瑠希は僕をじっと見つめたまま無言だった。

その眼差しは何故か優しく、不安を和らげてくれるものだった。

そして、瑠希の一言に不安は一気に解消される。

瑠｢瑠希たちには関係ないよ

｣

晴｢へっ

｣

意外な返答に間抜けな声が出てしまった。
あきらかに僕たちの問題なのに、関係がないとはどういうことなのか思考が巡った。

瑠｢晴くんは美優さんにばれたからって…瑠希と別れるの

｣

静かに呟いた瑠希の言葉にさっきまでの思考が変化する。

晴｢僕は別れたくないよ

ただ…瑠希に負担がかかるなら…やむを得ないって…｣

瑠｢じゃあ…別れる

｣

晴｢そう…だな…｣

瑠希の返答に心が締め付けられた。
でも、それは仕方のないこと。

割り切るには子供すぎる僕。
しかし、瑠希よりは大人な僕。

僕が駄々を捏ねる訳にはいかない。

考えれば考えるほど何とも言えない感情が沸き上がった…。

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[122] By ひろ

08-23 11:28
ドキドキ

934SH
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[123] By 晴輝

08-24 20:20
晴｢じゃあ…今までありがとう

｣

笑顔でそう言って部屋を後にしようとした。

すると…。

瑠｢嘘つき…｣

晴｢えっ