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1門矢士×光夏海 mirror 仮面ライダー
01-19 23:29
仮面ライダー
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6 仮面ライダー
01-19 23:37
――私は彼のことをどう思っているんだろう。脱衣所から浴室へと続くドアを開けながら夏海はあまりに遅過ぎるその問いを自分自身に投げ掛けた。下腹部の辺りには鈍い痛みと違和感が残っているし、内腿を零れ出した白濁液が伝っていく感触が少し気持ち悪い。けれど不思議とそれほど強い不快感は感じない。好きでもない相手に見返りもなくここまでの代償を払って、なおかつこれほど穏やかな気持ちで居られる人間は多分居ないと思う。けれど彼のことを好きなのかと自分自身に問い掛けてみてもはっきりした答えは見つからない。零れ掛けた溜息を押し殺し浴室へ足を踏み入れた夏海は振り返った。「一緒に入らせろ」と言って強引に付いてきた士が――つい先ほどまで身体を重ねていた相手がすぐ後ろに立っている。

夏海:あの…先にシャワー浴びてますね…

気恥ずかしさでまともに顔を見られず返答も待たずに背を向け、シャワーコックに右手を伸ばした――瞬間右肩を掴まれた。

夏海:きゃっ……

引き寄せられたと思った次の瞬間には士の左腕が抱きすくめるように両の二の腕の辺りに回されていた。
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5 仮面ライダー
01-19 23:36
夏海:ちょっと士く――っ

思わず振り向こうとした隙に士の右手が太股の間を割って滑り込む。漏れかけた悲鳴を噛み殺し咄嗟に振り上げようとした右腕は予想以上に強い力で押さえ付けられた。

夏海:放して……

女性としてはかなり長身の部類に入る夏海でも士とは頭半分以上の差がある。片腕とはいえ本気で押さえ込まれればそう簡単には振り解けない。

士:こら…力入れんなまだ中に残ってるだろちゃんと出しといた方がいいぞ

耳元を掠める溜息交じりの声には子供に言い含めるような響きが混じっているようにも聞こえる。だがその場所の淵を確かめるようになぞる指の動きはとてもそれだけが目的とは思えない。湧き上がる怒りと羞恥心に夏海は風呂場であることも忘れて声を荒げていた。

夏海:そんなのっ…自分でできます大体誰のせいだと……っ

浅い場所を探るように動いていた指が狭い内部を押し広げながら奥へと滑り込む。まだ行為の残滓が残っている夏海の秘所は大した抵抗もなく骨張った長い指を飲み込んだ。

士:それに俺ばっかイイ思いするのも不公平だしな

笑みを含んだ声音で言葉が付け足される。喉まで出掛かった反論は言葉にならず消え、代わりに掠れた吐息が漏れた。まだ微かな鈍痛も残ってはいたが、与えられる快感はその痛みを容易く押し流していく。しかしたった一回の経験でどうやってそこまで覚えたのか、蠢く指は夏海の弱い場所を掠めながらも決して核心に触れようとはしない。
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4 仮面ライダー
01-19 23:34
夏海:あっ…は…あぁ…んっ…

どんなに抑えても反響して大きく聞こえてしまうあられもない声と、指が動くたびに微かに聞こえてくる卑猥な水音に恥ずかしさで身体全体が熱を帯びていく気がする。溢れ出した蜜が内部に残っていた白濁液と混ざり合って零れ落ち、士の手を濡らしていく。

士:……おい夏海…あっち見てみろよ

焦らすような愛撫に半ばぼんやりとしていた夏海はその声に思わず顔を上げた。未だに腕を押さえたままの左腕に引き寄せられて身体ごと向きを変えるとちょうど真正面には風呂場の壁に取り付けられた鏡があった。鏡の中の自分自身と視線がぶつかる。快楽に蕩け切った瞳が鏡の向こうからこちらを見つめている。

夏海:あぁ…や……

鏡に映る自分の肌が僅かに赤みを帯びているのは羞恥のせいだけではない。そうして桜色に染まった肌の中でも首筋や鎖骨の辺りに存在を主張する赤い痕が更に羞恥を煽り立て夏海は思わず顔を背けた。背後から僅かに笑みを含んだ声が降ってくる。

士:自分で見る機会なんてそうないんだから見ておけよ…本当はさっきのお前の顔も撮って見せてやりたかったんだけどな歪んじまって意味がなさそうだから諦めた

士の言う「さっき」が何を示しているのか察してただでさえ熱い頬がさらに熱を帯びる。

夏海:ん…あっ…悪趣味……っ

士:悪かったな悪趣味で

悪びれた様子のない言葉と共に首筋に口付けを落とされてぞくりと背筋に戦慄が走る。顔を背けるために無理矢理捻った首が疲れを訴え夏海は渋々正面を向いた。鏡に映る自分から目を逸らすが、どこを見ていいか分からず視線を彷徨わせていると首筋に唇を這わせていた士が視線だけを上げたのが鏡越しに見えた。視線が交わる。その瞬間夏海は鏡越しに見たその顔に釘付けになった。鏡に映る士は口元に微かな笑みを浮かべている。けれど鏡越しに自分を見つめるその瞳は微かに揺らいで見えた。自分で撮った失敗写真を見つめているときとどこか似た、笑んでいるのにどこか追い詰められた色を湛えたままの瞳。その揺らぎはまるで薄く透明な不可侵の壁だ。崩壊する世界の中で自分と士を隔てた次元の断絶と同じ。
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3 仮面ライダー
01-19 23:33
夏海:…………

羞恥と快楽の熱に浮かされた心の奥に熱いとも冷たいともつかない――いや、熱さも冷たさも通り越した灼け付く痛みのような感情がじわじわと広がっていく。

夏海:つか…さ……くんっ……待っ…て……

荒い呼吸の間に名前を呼ぶと相変わらず緩慢な愛撫を続けていた指の動きが止まった。

士:……どうした

問い掛けながらも士の顔に揶揄するような笑みが浮かんだのが見えて、やはりわざと焦らしていたのだと確信する。いいように扱われていると思うと僅かに悔しさが頭をもたげたが、散々焦らされた身体は士の手が止まっても更なる刺激を求めて疼いている。

士:夏海

士はきっと自分が快楽への欲求に耐えかねただけだと思っているだろう。それはある意味間違ってはいないしこの胸の痛みは今打ち明けるものではないと思う。ならば言うべきことは一つだ。そしてその言葉は士が言わせようとしている言葉でもある。

夏海:――――――――

数秒の逡巡のあと。目の前の鏡と心の底に焦げ付いた羞恥心から全力で目を逸らし夏海は小さくその言葉を発した。答える声はない。その代わり再び動き出した指は先ほどまでよりも強く的確に夏海自身もついさっきまで知らなかった弱い部分を擦り上げた。
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2 仮面ライダー
01-19 23:31
夏海:あっ…っふ…は…ぁん…

指はすっかり硬くなっていた肉芽にも触れ優しく撫でる。与えられる強烈な快感は足から力を奪っていく。崩れそうになる身体を支えるように抱き寄せる士の左腕に更に力が入るのが分かった。身体の感覚すら希薄になり、意識だけがどんどんと高みへ押し上げられていく。理性をバラバラにされていくような快楽の中、夏海は心の中に満ちていた靄が消えていくような感覚を感じていた――そうか、私は士くんが欲しいんだ。初めて夏海を抱いたとき、彼は「好きだ」とも「愛している」とも言わなかった。言葉を探すような長い沈黙のあと紡がれた言葉はたった一つ。「お前が欲しい」という喉の奥から搾り出したようなシンプルな欲求だった。もしかしたら士自身にも理由など分からないのかもしれない。けれど必要とされている。好意や愛というカテゴリーを飛び越え、ただ純粋に狂おしいほどに求められている。そのことを素直に嬉しく思う気持ちもある。でも――それだけでは足りないと思う自分が居る。彼が自分を求めているように自分の心にも似たような気持ちがあると――それが拒めなかった、拒まなかった理由なのだとようやく気付いたのだ。この気持ちが好意なのかどうかは分からない。ただ手に入れたい。彼の心にあるその壁を粉々に打ち砕いて心も身体も彼の全てを自分のものにしたい。

士:俺は破壊者だ……悪魔だからな…

――あぁ…これじゃまるで私の方が悪魔みたいだ……

夏海:ん……っふ…あ……あっ……あぁぁぁ……

全てが押し流され、身体の輪郭さえあやふやな絶頂の波の中、触れ合った肌から伝わる体温だけは変わらず泣き出しそうなほどに温かい。滲んだ視界の中鏡越しに見た『悪魔』と呼ばれた青年の顔はとても優しい笑みを浮かべているように見えた。
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