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1城戸真司×霧島美穂 Recurrence 仮面ライダー
01-22 13:17
仮面ライダー
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8 仮面ライダー
01-22 13:28
美穂:止まないね

カフェの大きなガラスに無数の細かい水滴がついていた。美穂が困った顔でそのガラス越しに人工的な光が行き交う光景を眺めている。おまえがさ、別にそんな顔することなんだけどな…本来困っているべきはオレなのにと真司はそんな美穂の横顔を見て可笑しくなった。

美穂:何ニヤニヤしてんのよ

真司:別にしてねえよ

美穂:今笑ってた

真司:笑ってない

美穂:笑ってた

真司:笑ってない

店員:…お客様…閉店時間になります

空気の読めない店員に二人揃ってあ、そうですかと小さく返事をした。

真司:なあ…おまえ急いで駅行けよまだ終電間に合うだろ

カフェを追い出された二人は雨の当たらない軒先に避難していた。店を出るなり雨脚が強くなって走ってやり過ごすのもためらわれるが時間は既に深夜の域だ。これ以上美穂を自分の雨宿りに付き合わせるのは酷に感じられて真司は紳士的なつもりで提案した。

美穂:このどしゃ降りの中駅まで走れっていうのひどっいだいたいあんたどーすんのよ

真司:オレはもうちょい小降りになるまで待つよバイク置きっぱなしにしたくないしそしたら24時間のファミレスでもマン喫にでも行く

美穂:ふーんあたし一人濡れて帰れってこと

真司:ああーっそうじゃなくてっちゃんと家に帰れって女の子が…なんつーか…こう…男と二人で…その…二人で一晩中いるってよくない…よくないと思う…つーか…

真司が湿気ですっかりベタベタになった自分の茶色の髪をぐしゃぐしゃと掻いていた。彼の苛立つとついでてしまう癖だ。美穂は道向かいのショーウインドウに街灯で浮かび上がった二人きりのおぼろげな虚像を見つめて呟いた。

美穂:…意外と古風なんだねあんた

真司:なんだよそれ

美穂は押し黙っていた。しばらくの二人の間に容赦のない雨音と車が走りながら跳ねあげる飛沫の音ばかりが繰り返された。
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7 仮面ライダー
01-22 13:26
美穂:分かった駅に行くでもさあんたも送ってよ

真司:は

美穂:だってこんな時間だよ走っていくったって怖いもん

真司:…そうだよなよっしゃっ一緒に行くか

美穂が自分の説得に応えてくれたと思うと真司の心が少し軽くなる。多少濡れても構わないかと降り止まない空を見上げた。どちらからでもなく顔を見合わせると二人とも大雨の中へ飛び出す覚悟を決めた。

真司:せええーのっ

真司の掛け声を合図にすでに小川のようになった歩道へ足を踏み出す。盛大に靴を水溜まりに突っ込みながら二人で駆け出した。

美穂:真司こっちこっち

三歩ほど遅れて走っている美穂が急に叫んで呼び止めた。

美穂:こっちの方が近道なのっ

左手で細い路地を指さしている。

真司:おっそうか

真司は慌てて体の向きを変えて美穂に続いた。じゃぶじゃぶと水がしみ込んだスニーカーの中で足が泳ぐ。うへえと顔をしかめたが、先を走る美穂は素足にサンダルなのだからおそらくもっと冷たいだろう。それに足首まである長いフレアのスカートは裾が何度も水について、彼女の足に絡んでいて走り難そうに見えた。やっぱ走れなんて言わなきゃよかったかな…真司は美穂のためといいつつ結果的には彼女が不快な思いをしているのではないかと後悔した。俯いて走っていた真司は突然止まった細い足にぶつかりそうになって慌ててマンホールの上にできた池へ足を沈めた。

真司:お…おい…何だよ

顔を上げれば美穂の長い髪が完全に濡れて、白いキャミソールから露出した腕に、肩に、首に、顎に、頬に、額に張りついている。道添いの店から溢れたきらびやかなライトは雨の軌道と厳しい顔をした彼女を照らしていた。やっちゃったなあとさらに深い後悔を感じて真司は言い訳を探して強ばった唇を動かそうとした。と同時に美穂の白い手が信じられない力で真司の腕を掴んで引っ張りあげた。そのまま美穂は無言で真司を引きずって強い光を放つ店の扉へ飛び込んだ。
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6 仮面ライダー
01-22 13:26
真司:えちょっ…つ

何がなんだかわからず美穂に強引に連れ込まれた自動ドアの先はホテルのロビーだった。美穂が扉を開けた部屋は思ったよりシンプルな内装で間接照明がほのかに灯っていた。しかし空間は無言と無音が続いていた。外の激しい雨が外壁を打っているし、場所柄、ボイラーや排水の音、そして誰かのあられもない声などが耳に入ってもおかしくない。だが真司に聞こえるのは自分の心臓の肥大した動きだけだ。美穂に何を話せばいいのか、何を問えばいいのか身動きがとれない。美穂はあの引きつった顔のままフロントで手配をすませてから何も言わずずんずんと廊下を進んで後から付いてくる真司に振り向きもしなかった。真司がためらいがちに追いかけているのを知ってはいたのだろう、ドアを開けたところでまた腕を捕まれて部屋に放り込まれた。ドアが勝手に閉じたという音だけはやけに耳に残っている。豪雨から解放されたのに居心地のよさなど感じられず、むしろ奇妙な緊張感で手に汗が滲む。

美穂:突っ立てないでホラ

ぐいっと胸元に白いタオルが押し付けられた。とりあえず受け取って顔を拭く。そっと視線を向けると濡れ髪のまま腕組みをした美穂が睨んでいた。

美穂:あのさあたしもシャワー使いたいからさっさと浴びてきて

あ、うんと返事をしたものの自分がとてつもない危機的な状況に置かれているような気がして落ち着かない。美穂とバスルームをちらちら見やっていると美穂に苛立たし気に早くと急かされて押し入れられた。やっぱり落ち着かない。真司は狭い部屋をバスローブ姿でうろうろと歩き回った。雨に浸された自分のTシャツとジーンズは袖を通すのを躊躇われたし、美穂が綺麗にハンガーに干していた。その美穂は真司と入れ代わりにバスルームに消えて、今は彼女が流しているシャワーの音だけが漏れ聞こえる。真司は気晴らしに壁ぎわに置かれたテレビのスイッチを入れてみた、とたんに大げさな叫び声の女性が画面から溢れて仰け反ってスイッチを切る。そうか、オレ今そういう場所にいるんだ。美穂に帰れと言ったのはこういう事に陥らないためじゃなかっただろうか…矛盾してる。一度ベッドに腰を下ろしたが、思い立って立ち上がった。シャワーの音の代わりにドライヤーの風が吹く気配がバスルームから聞こえている。今ならまだ間に合う。真司は声を張り上げて美穂に聞こえるように諭した。

美穂:ごめんなさい
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5 仮面ライダー
01-22 13:24
素肌に白いバスタオルを体に巻き付けただけの美穂が真司の瞳に飛び込んできて呼吸が止まった。

美穂:ごめん無理矢理こんなところへ連れてきたのは謝るから

化粧を落としたせいかあどけない少女のようなまっすぐな瞳に射すくめられる。

美穂:お願いもう一人にしないで

真司:…あ…

どきんと心臓が跳ねた。なんだろう。わかんねぇ…けどオレ前に…前にこんなことがあったような気が…オレ…前に美穂を…美穂を一人にした…それで…それで美穂は…

美穂:真司…お願い…今度は一人にしないで…

ぐるんと意識の中に生まれた多数の景色と感情が真司を襲う。見たことのないはずの風景、知るはずのない誰か、あり得ないはずの出来事。その中にいる美穂が…美穂が…

真司:…謝るのはオレのほうだ…

右手で頭蓋骨の違和感を押さえた。頭痛とも違う得体の知れない感覚で目眩が起きる。どくんどくんと脈うつものが自分の心臓なのかどうかも分からない。身体の全てを圧倒的な感覚が支配して意識が混濁した。その中でただ一つの答えが落ちてくる。もう今度は。絶対美穂を一人にしたら駄目だ。ほとんど無意識に美穂を抱きしめた。華奢な身体は柔らかくて温かい。こんなに近くで触れたのは初めてなのに懐かしい気がした。

真司:一人にしない…おまえのことを守りたいから…

自分の胸の中でこくこくと美穂が頷いていた。小さく肩が震えているのは泣いているからかもしれない。美穂に強く触れないようにしていた理由が今わかった気がする。別に古風なのでもなんでもなく、深く繋がった彼女をいつか失う事が酷く怖かったのだ。それは脳のどこか奥底にある『美穂を失った』記憶からきていた。臆病者だなオレ。こうやって美穂に引き込まれなければまた彼女を一人にして傷つけるところだった。だから決めた。彼女と向かい合う。それが真司の記憶の断片を乗り越える方法だと気が付いた。

真司:美穂…

静かに名前を呼ぶとゆっくりと彼女が顔を上げた。大きな目が涙で濡れて白い頬をつたっている。自然な淡いピンク色の唇が僅かに震えていた。そっと自分のそれと重ねる。ふわりと甘い感触がした。

美穂:真司…
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4 仮面ライダー
01-22 13:24
大きなベッドの真ん中に座り込んだ美穂が上目遣いで呼ぶ。白いタオルがはらりと落ちて彼女の透明な身体の全てが露わになった。ぎゅっとその肌を強く抱きしめる。美穂もそうっと長い腕を真司の背中に回してしがみついてきた。互いに何も覆われていない素肌同士の触れ合いは思っていた以上に心地よく不思議な安心感があった。それでいて心の奥底の熱が沸き上がってくる。

真司:オレさ…上手くできないかもしんないけど…

美穂:何…まさか童貞

真司:ち…ち違うけど…ずっと彼女とかいなかったし…

美穂:だいじょーぶ…あんた一人でするんじゃないから…

真司:そりゃ…そうだけど…

美穂:不器用なとこ…変わってないね…

腕の中の美穂がクスクスと笑っていた。彼女の『不器用』という言葉も酷く懐かしい。前に何度も言われた気がする。美穂の長い髪に顔を埋めた。シャンプーの淡い匂いに惑わされているのが気持ちいい。

美穂:…真司…

真司:ん

美穂の細い指が真司の頬を捕えた。すっと形のよい美穂の顔が滑りこんできて、唇を吸われた。かぁと体が火照る。思わず彼女の唇を吸い返して軽く噛んでしまう。

美穂:ん…あふっ…

初めて彼女の嬌声を聞きますます口元を攻めてしまった。唇を舐め上げると彼女の舌も絡んでくる。ひたすらそれに応えるだけで鼓動が早くなった。そのままゆっくりとベッドに二人で重なって堕ちた。とすんというスプリングの反動に受け止められても美穂の唇を離したくはなかった。自然と美穂の上にのしかかる形になって密着した肌同士が滑る。右手で肩のラインを辿って鎖骨を撫でた。肌に柔らかな膨らみが当たる。早くそこへ溺れたくなって顔を上げた。

美穂:…はぁ…

美穂が深呼吸して澄んだ瞳で真司を見つめていた。半開きの濡れた唇が誘うように艶やかでさっきまでの美穂と同じとは思えなかった。

真司:美穂…あのさ……

美穂:え

真司:今…すげえ…カワイイ…

美穂:…

照れたのだろうか。無言でそっぽを向かれた。仰向けに寝ても綺麗な形をたもっている胸の膨らみに頬をうずめた。

美穂:はぁ…あ…

小さなため息を美穂が吐いた。ちりぢりの理性を総動員して柔肌を啄んだ。そのたびに聞こえる鼻にかかった甘いつぶやきが真司の本能を掻き立てる。

美穂:ひゃうっ
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3 仮面ライダー
01-22 13:17
桜色の頂点を含んだ時、びくんっと美穂の全身が跳ね踊った。うわ、どうしよ…冷静でなんかいられねえ…彼女の反応が艶めかしくて脳髄がぼんやりと痺れてきた。まだまだ自分を抑えておきたいがどこまで出来ることか手が震える。左腕は美穂を抱きしめたまま右手でそっと美穂の脚の付け根を探った。

真司:…美穂…

美穂:何

真司:濡れてる…

美穂:バ…バ…バカ

大きな目をさらに丸くして美穂が叫んだ。その後眉根を寄せて困ったような顔をすると瞳を潤ませる。そんな顔するからヤバイんだって…オレ大丈夫かな。ごくりと唾を飲んでから右手で彼女の中心をなぞる。独特のぬめりが指にまとわりついて卑猥な気分を高められた。一枚ずつ柔らかな羽を開く。

美穂:あっ…ふっ…ん…

美穂の声色がだんだんと高いトーンになるのが嬉しかった。そっと窪みに中指を沈めた。

美穂:んあっや…真司や…

背中に回っていた美穂の手がぐっと食い込んだ。同時に彼女が体を強くよじる。感じてるん…だよな…彼女の体内を確かめるように何度も沈めた指で内側をなぞる。熱くなったそこはより潤ってくちゅりと音を立てた。目の前で美穂の白い首がぐっとのびあがった。うっすらと汗ばんだ肌が照明で光る。あまりに綺麗で思わず強く唇を押し付けた。

美穂:…真司っ…真司…

はあっと荒い息遣いの間で自分の名前を呼ばれてドキリとした。背筋に強い疼きが駆け抜けて体温と鼓動が信じられないくらいに上昇して目まぐるしかった。

真司:美穂…ゴメンッ

美穂:えっ

真司:オレ…もう…

クスッと可憐に美穂が笑う。

美穂:…いいよ…ほら…

美穂の鮮やかな脚が真司の下で滑って開いた。真司はすうっと深呼吸をして焦りを落ち着けようとした。
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2 仮面ライダー
01-22 13:17
真司:…ゴメン…

美穂:謝らないの

ふうっと溜めた息を吐いて同時に暴走寸前の熱で彼女を貫く。

美穂:あっ…ああっ

美穂から甲高い鳴き声が上がった。彼女の中が思った以上に熱く優しく包んでくるので油断すれば何もかも持って行かれそうだった。落ち着け、落ち着け…欲望が真司の身体を支配してくる。それを自らで精一杯押し留めた。

真司:…大丈夫か

向かい合わせの美穂にそっと聞いてみた。自分が平気じゃないのに何言ってんだオレ。

美穂:…ん…大丈夫…あんたの方がギリギリなんじゃないの

バレてる。

真司:…ゴメ…

美穂:だから謝らないでって

美穂の右手がくしゃりと真司の髪を掴んだ。はっとして彼女を見つめる。濡れた瞳が優しく笑っていた。

美穂:…真司のそういう不器用なとこ…スキだよ…

スキだよ……真司の体の中でバチンッと何かが弾けた。

真司:美穂っ

激しく何度も身体を彼女に打ち付けながら思考が止まる。残された本能が暴れだしても何も遮るものはない。ケダモノのような欲情だけが美穂の身体を貪り尽くそうとしている。彼女から上がる淫らな嬌声がさらに拍車をかけてもはやどうしようもなかった。急激に高まった熱望が駆け巡り耐えきれずに強く目を閉じた。あ、ヤバイヤバッ…閉じた瞼の先に広がる真っ白な感覚が点滅する。僅かに残った理性が彼女の中から自分を引き抜かせた。同時に電撃のような神経の塊が全身を走り抜ける。

真司:…っうわっ…

白い熱が美穂の腹部に放たれてぽたぽたと落ちた。肩で息をしながら戻ってくる意識で現実に引き戻される。達してしまった後の妙な理性が状況をすぐ把握させた。

真司:あ…あ…あわわっゴメンマジでゴメン

美穂:もうそんなに気にしないの

美穂が口調はきついが緩んだほほえみを浮かべていた事で安堵した。
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