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[1] 別れた女房‥
By 竜一
10-19 21:44
エロくはないんでヒマな方だけ,お願いします。

休日出勤つづきで久しぶりの休みだった。

昼過ぎまで寝てると下からお袋が
「竜一,いつまで寝てんの!
もうお昼だよ。」

起こされインスタントラーメンを食べた。

やる事もなくテレビを見てたが退屈で,駅前のパチンコへ行ってみた。

時間潰しの‥
そんな時は不思議と良く出るもんだ。

千円分のカードであっと言う間に8箱近く出て,終わる気配がない。

『久しぶりにソープでも行ってみようか‥』

「竜ちゃん?
凄いじゃん。」

振り向くと5年前に別れた美樹がいた。

「おぉ!久しぶりだな。
元気か?」

「うん。元気ゲンキ‥
竜ちゃん凄いね〜
1本貰って良い?」

答える前にセブンスターをくわえて,空いてた隣の席に座った。

「お前は?」

「全然ダメ。」

「1箱やるからやってみれば?」

「えぇ!良いの?サンキュー。」

昔から遠慮しないと言うか物怖じしない明るい性格は変わらない。

結局,美樹はあっけなく呑まれて俺も止める事にした。

「お前,再婚したんだよな?
良いのか?こんな所でフラフラしてて。」

「全然。それより,竜ちゃんお腹減ったよ。
久しぶりなんだしご馳走してよ。」

「構わないけど晩飯の用意とかしないで良いのか?」

「平気ヘイキ。行こう。」

ちゃっかり腕を組み歩き出す美樹‥
胸が当たって立ってしまった。

『ソープはまた今度にするか‥』

「何でも良いぞ。何食いたい?」

「デニーズのオニオンスープ!」

笑ってしまった。
こんなにバカみたいに笑ったの久しぶりだった。

「何?」

「美樹,変わんねぇな。
お前いっつも‥好きだもんな。」

「うん。大好き。でもずっと行ってないよ。」

「そうか。じゃ俺は和風ドレッシングのツナサラダにすっかな‥」

美樹も笑い出して,
「竜ちゃんも同じじゃん。お腹痛〜い!」

こいつといると楽しいな‥
なんで別れちまったんだろう‥


飯を食べながらも昔の事を懐かしく話してた。

「竜ちゃん,覚えてる?
〇〇で私が中学の時,三人位に囲まれて絡まれてる時,竜ちゃんが助けてくれたの‥」

「助けたって言うか,ボコボコにやられたんだろ。痛かったよな〜」

「二人でフラフラになって歩いて帰ったよね。」

「あぁ‥遠かったよな‥」

「そう?私は凄いあっと言う間に感じた。」
W62CA
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[2] By 竜一
10-19 22:25
たわいもない話しをしていると,楽しい時間はあっと言う間に過ぎた。


店を出て,家に向かい歩いていた。

「竜ちゃん‥」

腕を組もうとする美樹に

「お前は人の嫁さんなんだから‥
誰に会うかわかんねぇんだから。
な‥」

「そうだね。」

「あぁ。
気をつけて帰れよ。」

もう元には戻れない‥
一緒にいるとどんどん別れ辛くなる気がした。

「竜ちゃん‥」

「お前ももう帰れよ。
楽しかったよ。」

「イヤ!
もう少しだけ‥‥
竜ちゃん‥お願い。」


竜ちゃん‥
もう少しだけ‥

中学の頃,付き合い出して一緒に暮らす様になるまで‥
妹がいたら,こんな感じなんだろうな‥
こんな俺でも‥
頼られてる気がした
「竜ちゃん‥」

「大丈夫なのか?」


「いつも遅いから‥
竜ちゃん‥」

そんな時,俺の携帯が鳴った。

『何時に帰ってくんの?
ご飯用意して待ってんだから電話くらいしなさいよ!』

「悪い。
知り合いに会ってさ。
飯,食べたんだよ。
ホントごめん。」

『もう作ってやらないからね。
明日,仕事でしょ!
たまには早く帰ってきなさいよ!』

一方的に言われて切られた。


「おばさん?」

「あぁ。」

「おばさん,元気?」

「あぁ。聞いたろ?
変わりようがねぇよ。」

「良かった。
元気なんだ‥」


美樹の事も小さい頃から知ってるお袋は,結婚した時は凄い喜んでいた。

「お前,気に入られてたからな。」

「なんかおばさんに会いたいな〜」


「ヤメとけ。
お前はもうウチとは何の関係もねぇよ。
もう帰れ。」

「竜ちゃん‥」


美樹の呼ぶ声がした‥



「今日さ‥美樹に会ったよ。
偶然‥」

「そうなの?
元気そうだった?

何で連れて来なかったのよ‥」

「結婚してんだぞ。
連れてくる訳ねぇだろ!」

「そうだね‥
元気だった?」

「あぁ‥
全然,変わらないよ。」


「そう‥」

「寝るよ。」

なんかお袋の顔を見てるのが辛かった。


竜ちゃん‥

いつもそばにいた。

小学校の頃,友達と野球してる時も‥
中学になって何もかもに当たり散らして,女なんか怖がって寄り付かない時も美樹だけは‥
初めてキスした日‥
お互い初めて同士で裸になったは良いけどどうすれば良いのかもわからなかった。

竜ちゃん‥
ずっと竜ちゃんと一緒にいたい‥
美樹の事,大切にして‥


思い出すと目が冴えて眠れなかった。


W62CA
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[3] By 名無し
10-19 22:47
続きお願いしますm(_ _)m
re
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[4] By 竜一
10-19 23:04
美樹と会って,一週間ほどした日だった。

『今日,遅いの?』

夕方,お袋から電話がかかってきた。


何か気になって久しぶりに早く帰る事にした。


『おかえり〜』

「おかえり,竜ちゃん。
お邪魔してま〜す。」


美樹だった。


「何やってんだ‥お前?」
『良いじゃない。
私が引き止めたのよ。』

「良くねぇよ。
帰れ!
お前の家じゃねぇだろ!帰れ!」

『何なの!
良いじゃない!
美っちゃんだって‥』

「良いんです。
おばさんごめんね。
私,帰ります。」

「帰れ。」

「竜ちゃん‥
ごめんね‥」

『竜一‥
怒らないで。
美っちゃんが‥』

「何考えてんだよ。
人の嫁さんだぞ。
別れた男の家に出入りしてるなんて‥
普通じゃねぇよ。」

『でも,美っちゃんの旦那さんって‥』

「お袋もいい加減にしろよ。
旦那がどうだろうとウチには関係ねぇだろ?」

『竜一‥
お前には美っちゃんが‥美っちゃんが一番‥』

お袋が泣いてしまった。


「おばさん,ごめんね。
私が悪いの‥
竜ちゃんもごめんね‥」

「待てよ。

送ってくよ‥」



「いつもこの道,通ったね。」

「そうだな‥」

「竜ちゃん‥ベンチ‥覚えてる?」

通学路の公園のベンチ‥美樹と初めてキスした場所だった。


「緊張したよね?」

「忘れた。」

「じゃあ思い出させてあげようか?」

「バカじゃねぇの‥」

「竜ちゃん照れてるの?
なんか‥」

「行くぞ。」



「竜ちゃん‥」

「ん?」

「お願い‥
話しを聞いて欲しいの。」

「何の?」

「お願い‥」



あの日と同じように,人影も見えない時間の公園だった。

離れたところにある防犯灯でぼんやりと美樹の顔が見れるだけ。

「竜ちゃん‥」

美樹が手を繋ごうとするのを払い,

「話しだろ?」

遮った。

「私ね‥
別れたいの‥
竜ちゃんとまた‥」


「バカにすんなよ。
あっちがダメならこっちってか?」

「そんなんじゃない‥
もうすれ違って,冷え切って‥
一緒にいたくないの‥
他に女作って‥
帰りたくないの‥」


「美樹‥」

「竜ちゃん‥」

抱き付いて‥
子供の様に泣いてた。


「でもさ‥」

肩を抱いて頭を撫でていた。

「でも,俺は口出せねぇよ。
俺だって美樹の事‥」


「竜ちゃん‥
お願い‥
やっぱり竜ちゃんが良いよ。
竜ちゃんと一緒が良いよ。
お願い‥」


W62CA
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[5] By 竜一
10-19 23:34
「美樹‥」

「竜ちゃん‥」

「また繰り返しかも知れねぇよ。」

「それでも竜ちゃんが良い‥」

「ケンカばかりだったな‥

悪かったな‥」

「謝らないで。
若かったんだよ。
お互い‥
でもケンカしても必ず仲直りしてたよね。」

「なんで別れちまったのかな‥」

「若かったから‥
お互いに。
ずっと後悔してた‥
なんで謝らなかったんだろうって‥」

「お前が謝る事じゃなかったよ‥
最後のケンカは‥」


堪え性がなくて,上役とケンカして自棄になって2日も家に帰らずフラフラと遊び廻ってた‥

美樹に喚かれて,何もかもが嫌になって家を飛び出した。


「違うよ‥
私がもっと竜ちゃんの事‥
私が謝っていれば一緒にいれたのに。
変に意地張って‥
竜ちゃんの事,好きなのに‥」

「ごめんな‥
俺‥」


やっぱり俺も美樹が好きだって,その時つくづく感じた。


「やり直せるかな‥俺たち‥」

「竜ちゃん‥
私は竜ちゃんが好き。
いつも竜ちゃんと一緒にいたいの。
おばさんの事も好き。
お願い‥
連れ戻して。」


「美樹‥」


「本当なのか?
他にも女,いるって?」

「本当だよ。」


「行くか?」

「どこ?」

「決まってんだろ。
お前ん家だよ。
話しつけようよ旦那と。」

「いまから?」

「あぁ。
お前一人,帰せねぇだろ。
カタギだよな?」

「普通のサラリーマンだよ。」


「そうか。」

「ヤクザだったら諦めた?」


「諦めねぇよ。」


「うん。
竜ちゃん‥」

「ん?」

「この間ね‥久しぶりに竜ちゃんに会って思ったよ。」

「何を?」

「大人になった‥

カッコ良くなった‥」

「バカじゃねぇの‥」

「本当だよ。
竜ちゃんも色々あって‥大人になったんだなって‥話してて思った。」


「そうか‥
ありがとうな。」


「いるかな?」

「たぶん帰ってると思うけど‥」

美樹に案内させて,向かった。

W62CA
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[6] By 吉田
10-19 23:47
何か良いですね〜 俺も今の彼女と同じ経験しました。
931SH
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[7] By いいなぁ〜
10-20 15:18
自分にも妻じゃないが、 つい最近別れた彼女が居る…
もう一度あの日のように…


W63CA
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[8] By 竜一
10-20 20:17
「こんばんは〜
失礼します。
上がらせてもらいますよ。」


明かりの点いてるリビングに美樹の後から入った。


風呂上がりなのか,パジャマを着た俺と同じ位の年のヤツだった。

「どうも。
突然おじゃましてすいません。
○○竜一って言います。
美樹の幼なじみで別れたコイツの旦那です。」


「失礼なんじゃないか!
こんな時間に‥」

「いやホントすみません。
失礼なのは重々承知なんですが早い方が良いと思いまして。」


「何なんですか?
要件だけ言ってください。」

「そうですね。
すいません。

美樹と別れてやってくれませんか。」

「何を言ってるんだ?
なんであなたにそんな事を‥」

「いや,わかってます。
美樹から言われるのならまだしも,全然関係ない私にそんな事言われると‥そちらのムカつく気持ちは良くわかっています。
ですが,お願いします。
この通りです。」


「話しにならない。
帰りなさい。」


「そうですか。
良かったな美樹,行くか。」


「何,言ってんだ!
美樹,許さないからな!
お前達を訴えてやるからな!」

「自分だって他に女作ってんじゃないの!」

「まぁまぁ‥
美樹,俺たちはケンカしに来た訳じゃねぇんだよ。
○○さんに頼みに来てんだよ。
な‥そこを間違えんなよ。」

「だって‥」

「○○さん,美樹に愛情はあるんですか?

もし,もう無いんなら別れてやって下さいよ。
別れて彼女とウマくやれば良いじゃないですか。
頼みます。
この通りです。」

「考えさせて下さい。」

「美樹をココに残して行く訳にはいかないんで連れてきますよ。
それと‥
誤解しないで欲しいんですが,俺と美樹は別れてから5年‥
陰でコソコソ会ったりしてた訳じゃないですから。
ずっと会ったりはしてなかった。

一週間近く前,偶然ばったり会ったんですよ。

お互いの近況や昔の事話してるうちに,俺も美樹ももう一度やり直したいって思ったんです。

○○さんも美樹と夫婦なんだから,良いとこも悪いとこも知ってると思うんですが‥

すいません。
頼みます。」

「考えさせて‥下さい。」

「ありがとうございます。
美樹,支度しろ。
何日か分の着替えだけで良い。」


美樹が寝室へ着替えを取りに行ってる間,旦那と向かい合って座った。



W62CA
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[9] By 竜一
10-20 21:48
「○○さん,ホントすみません。

○○さんの気持ち‥
わかりますよ。

急に前の男が乗り込んできて,言いたい事言われて‥

俺が逆の立場だったらブチ切れてたかも知れないです。

そうしないだけ,○○さんは俺なんかよりずっと人間できてるんでしょうね。

○○さん,すいません。
美樹の事,俺に‥」


「頭,上げてください。

夫婦ってスレ違うとダメなもんですね‥

美樹には愛情をウソに思えるかも知れないけど感じてますよ。

ただ,美樹に愛されてない様な気がしてしまって‥
自分に正直になれませんでした。」


なんて言って良いかわからなかった‥

「美樹は‥
俺に譲ってください。
お願いします。」


「竜ちゃん,お待たせ。
支度できた。」

「あぁ。

俺,外で待ってるから‥」
「えっ?」


「○○さんと夫婦だったんだろ?
ちゃんと最期位,話ししろよ。
待ってるから‥」


カッコつけ過ぎかも知れないけど,○○さんも悪い人には思えなかった。



「竜ちゃん‥
私‥」

「美樹‥
○○さんにも約束しちまったから。
お前の事,幸せにするって。」

「竜ちゃん‥
ありがとう。」

「俺も。
やっぱり俺にはお前しか合わねぇよ。」

「私も。
竜ちゃん‥
カッコ良いよ。
子供の頃からずっと竜ちゃんの事見てるけど‥
どんどんカッコ良くなってくね。」

「バカ‥
お袋,たぶん大喜びするぞ。」

「そうかな‥
竜ちゃん‥」

「ん?」

「もうアパートとか借りたりしないで,竜ちゃん家でおばさんと三人で暮らそうよ。
ケンカしてもおばさんがいれば止めてくれるし。」

「ケンカなんて,しねぇって。
変わったんだろ‥俺達」

「でも,竜ちゃん家が良い。」

「お袋いたら,セックスとかできねぇぞ。」

「お休みの時とかホテル行けば良いじゃん。
ね‥そうしよ。」

「俺は構わねぇけど。」

「じゃ決まりね。」

「あぁ。」

「竜ちゃん‥」

「ん?」

「ベンチでもう一回キスして。」

「あぁ?
良いよ。
今ここでしてやるよ。」

「ダメ。
あの公園のあのベンチが良い。」

「わかんねぇな〜
全然,美樹の事わかんねぇ‥」

「わかんなくても良いよ。
行こ。」


こうして別れた元女房とまた一緒になりました。
美樹の元旦那の○○さんに離婚届に判を押してもらって‥
再々婚になるのかわかりませんが‥
法律上の色々があってまだ届けは出せません。
W62CA
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[10] By ガチャポン
10-20 22:18
お願いだぁ時間かかってでもいいから話続けてくださいなキュンキュンしてたまんねーよ
W61CA
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